【京都】シーン別に選びたい!紅葉見どころ&見頃情報5選(2017年度版)

11月に入り、肌寒い日が増えてくると見頃を迎えるのが紅葉です。

今回は、京都の紅葉スポットをシーン別にご紹介します。

醍醐寺、瑠璃光院、比叡山、東寺、天龍寺など、美しい紅葉との景観も合わせてご覧いただき、ぜひ京都旅行のご参考にしてください!

 

晴れた日に訪れたい紅葉スポット

1.醍醐寺

[醍醐寺のおススメポイント]

・3つのエリア(上醍醐、下醍醐、三宝院)それぞれに違った紅葉の楽しみ方ができる。
・庭園あり、青林あり、山道ありと、1つのお寺でこれだけ違った景観を楽しめる。

[見頃&混雑情報]

2017年11月11日(土)時点

見頃:
三宝院 ★★★☆☆
下醍醐 ★★★★★

混雑状況:比較的空いており、人も少なめ!

 

醍醐寺の境内は広く、表門から三宝院エリア、下醍醐エリア、上醍醐エリアの3つに分かれています。今回は、三宝院と下醍醐エリアをご紹介します。

三宝院

三宝院には庭園があり、上の写真のように、長い縁側に腰かけてゆっくりと庭園を眺めていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

奇麗な石庭と、その奥に広がる池と緑の組み合わせは観ている者を飽きさせません。

訪れた時は、紅葉の見ごろまではもう1歩といったところでしたが、それでも一部鮮やかな赤やオレンジが庭園に映えて美しいです。

三宝院の庭園は、長い縁側の奥にさらに母屋があり、追加料金300円を払えば、そちらまで観ることが可能です。

こちらもぜひおススメします!

というのも、こちらにもちょっとした中庭があり、そちらも紅葉が美しいこと、また手前の大きな庭園よりも一段高い場所に母屋があり、その縁側からも庭園を一望できるからです。

いかがでしょうか、追加料金を払った奥の方が人も少なく、カメラに収めるピッタリのスポットになっています。

三宝院のもう1つのおススメポイントが、建物自体がとても古く、歴史を感じられる造りになっていることです。

廊下を歩いても、ギシギシとした心地よい音が響き、また天井や軒下の木組みにも趣が感じられます。

それだけでなく、美しく色鮮やかな襖絵と、このお寺の名前が付けられた醍醐棚など、インテリアもかなり見どころが多いので、庭園の紅葉だけでなく、こちらの建物内も十分に楽しめること間違いありません。

 

下醍醐

おそらく、醍醐寺一番の紅葉スポットがこちらの弁天堂でしょう。

醍醐寺は晴天の日に訪れることをおすすめする理由が、こちらの弁天堂とその池の水面に映った姿にあります。

残念ながら撮影時は風のため池の水面がさざ波だってしまっていますが、無風状態だと、弁天堂とその橋、そしてそれを取り囲むようなきれいな紅葉が鏡のように水面にも映し出されます。

こちらは先ほどの三宝院よりも、紅葉の色づきが進んでいました。

弁天堂の池の周りは、1周できるように小道が設けられており、そこからもきれいな紅葉を間近で楽しむことが出来ます。

木々に囲まれて、少し薄暗くなっているため、そこから日光に照らされてキラキラ輝く池と、色鮮やかに萌える紅葉をみると、さらにそのコントラストで美しく見えます。

弁天堂の裏側は少し高くなっていて、そこから上醍醐への道が続いています。

ここでは、先ほどの紅葉とは一変し、深々とした緑の木々と苔、さらにその真ん中を小川が流れ、それが弁天堂の池へと流れ落ちていく様子を観ることができます。

ここも木々が密接して生えており、少し薄暗くなっているので、ここから手前の弁天堂の方を向くと、薄暗い先にカラフルな赤やオレンジの紅葉が一層際立って見え、その美しさはまさにこの醍醐寺だけと言えるでしょう。

訪れた日は、ちょうど不動堂前の護摩道場で、何やら祈祷が行われていました。

アクセス情報

住所:〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22
ウェブ:https://www.daigoji.or.jp

醍醐寺は伏見区にあり、京都市街からは離れ、どちらかと言えば宇治市に近い場所にあります。そのため、やや人が少なく穴場スポットの可能性があります。

訪れる際は、同じ伏見区の伏見稲荷大社や、宇治の平等院などと合わせて訪れてみても良いと思います。

醍醐寺へは、バスもしくは京都地下鉄醍醐駅から徒歩8分程度です。

2.瑠璃光院

[瑠璃光院のおススメポイント]

・春と秋の特別公開時にしか、中に入ることが出来ない。
・「幻の紅葉」と言われる、紅葉の美しさを最大限に引き出す絶好の環境と構図。

[見頃&混雑情報]

2017年11月13日(月)時点

見頃: ★★★☆☆

混雑状況:平日はまだ混雑は少ない。ただし、土日はかなりの混雑で入場者数制限あり。

※10月1日~12月10日までの期間限定公開で、毎日10:00~17:00だが、11月11日~12月3日までは9:00~18:30まで公開!

 

瑠璃光院は、何といっても写真のように真っ暗な母屋の柱がまるで自然の枠かのように、その中に鮮やかな紅葉を演出する構図の写真を撮る事が出来るのが特徴です。

訪れた時には、まだ緑が少し多い印象でしたが、それでもこの美しさはさすがという感じ。

自分も含めて、みないかにうまく写真に収めるかに必死になって、ゆっくり自分の目で目の前の美しい景観を楽しむことを忘れているような気がして、少し反省の念も。

ちなみに、2階だけでなく1階からの庭園の眺めも素晴らしいです。

小さな建物ですが、中には「八瀬のかまぶろ」という岩盤浴のような場所も残されています。

こちらのかまぶろは、実際に当時の天皇もご利用されていたことがあるそう。

通常は公開されていない瑠璃光院。せっかくの機会ですので、紅葉だけでなくその建物内部もじっくりと味わってみてください!

アクセス情報

住所:〒601-1255 京都市左京区上高野東山55
ウェブ:rurikoin.komyoji.com

瑠璃光院は、叡山電鉄本線、八瀬比叡山口駅から徒歩5分です。

紅葉のシーズンは、駅を出た目の前の橋を渡り、右に曲がったところに大きなチケット売場が設けられているのですぐに分かります。
それほど、多くの人が訪れるということでしょう。案内係のスタッフも、10名弱はいました。

一番の難点は、2,000円というチケットの高さです。せっかくこれだけのお金を払って参拝するからには、素晴らしい紅葉を観たいですね!

おススメの時間帯

平日月曜日の朝一番に行きましたが、すでに門の前には十数名の列が出来ていました。

混雑状況により、開門時間が調整され、この時は朝8時半に開門してくれたので、朝一番と言っても9時ではなく、8時半を目指して行った方が良いかもしれません。

ただし、朝一番だと開門と同時に皆一斉に撮影スポットである2階の広間に殺到するので、正直ゆっくりと紅葉を楽しむ余裕なんてありませんでした。。

ですので、平日の場合は逆に、開門より少し後、そして混みだす手前の9時前から10時辺りが狙い目かもしれません。

3.比叡山

[比叡山のおススメポイント]

・広大な山の敷地内で紅葉を自然に楽しむことが出来る。
・参道や社殿との組み合わせは見事!

[見頃&混雑情報]

2017年11月13日(月)時点

見頃: ★★★★★

混雑状況:
平日はまだ混雑は少ないが、それでも東塔エリアや、比叡山内シャトルバスはかなりの混雑。バスの運転手の話では、前日の日曜日は通常10分ほどで移動できる横川~西塔エリアを移動するのに1時間かかったそうです。
土日はかなりの込み具合ですね。。

 

比叡山は、大きく東塔、西塔、横川エリアの3つに分かれており、それぞれに紅葉を楽しめますが、紅葉、社殿ともに一番の見どころは東塔になります。

東塔エリア

比叡山の紅葉は、何といっても山の中で自然に楽しめることが一番の魅力と言えます。

天龍寺や瑠璃光院といった華やかなインパクトはありませんが、それでも山中に造られた大きな寺院の中で、ところどころに紅葉している場所を観ながら歩いていると、心が洗われてくるようです。

残念ながら、昨年より東塔の国宝、根本中堂は10年にもわたる大改修工事期間に入っており、外側は大きなシートで覆われてしまっていますが、中の本堂は公開され、不滅の法灯などを拝観することが出来ます。

薄暗い中、荘厳な仏像の前で静かに灯され続ける不滅の法灯は、特別な存在であり、ぜひその灯を拝んでみてください。

根本中堂の真向かいに建つ、文殊楼のそばにも紅葉が鮮やかな色を演出してくれていました。

西塔エリア

東塔エリアから西塔エリアへ向かう途中にある浄土院は、天台宗の開祖、最澄の御廟があります。

静かな中庭には、まさに御廟であるこの場所を理解しているかのようにひっそりと紅葉した木がありました。

にない堂へ向かう途中の道端にも、落ち葉と紅葉に囲まれた石塔とお社?がありました。

紅葉の黄色や緑と、社殿によく使われる朱色は本当によく合っていると思います。それに加えて、屋根の三角形と流線形も人工的な印象を和らげてくれていて、自然に溶け込んでいるようにも見えますね。

西塔一番の見どころ、釈迦堂も現在本堂が公開されており、500円を払えば中に入ることが出来ます。

本堂に入る時には、住職の方にお辞儀をして頭に何やら振りかけてもらう仕草をして頂きました。

横川エリア

紅葉スポットという意味では、横川エリアも東塔エリアに負けず劣らず、美しい景観が広がっていました。

延暦寺は、天台宗からの流れを組む浄土宗、浄土真宗や日蓮宗、曹洞宗など、そうそうたる仏教宗派の開祖たちが修行を行った場所です。

横川エリアには日蓮の御廟があるなど、道沿いに親鸞、道元、日蓮などの生涯を分かりやすく説明したパネルが並んでいます。

横川エリアでも、特に紅葉とお堂の組み合わせが美しいのが、こちらの元三大師堂です。

中はこぢんまりとしていますが、きれいに整った庭にも小さな紅葉があり、木の門の外にもまるで参拝者を出迎えるかのように、紅葉の枝が掛かっていました。

元三大師堂に行くまでには、写真のような高い木々に囲まれた道を通ります。
こちらはどちらかと言えば、緑と木の枝がやや質素な印象を受けますが、この道を通ることで、その後に開ける紅葉と日光がより一層際立って感じました。

比叡山頂~横川トレッキングコース

東塔エリア、西塔エリアと横川エリアはトレッキングコースで繋がっており、シャトルバスを利用しなくても歩いて回ることが可能です。

比叡山頂~東塔エリアまでは1.9キロ、東塔エリア~西塔エリアは約1キロ、西塔エリア~横川エリアは約4.6キロほどで、西塔エリアから横川エリアまではやや距離があり、歩いて90分ほどかかります。

このトレッキングコースも、山の中を歩きながら紅葉を楽しむことが出来るので、体力がある方はぜひ歩いてみてください!

コース自体はハイキングコースのように初心者向けで、階段やちょっとしたアップダウンがあるくらいです。

西塔エリアと横川エリアのちょうど中間地点には、玉体杉というスポットがあり、そこからの見晴らしは絶景です!

アクセス情報(京都方面からの場合)

住所:〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220
ウェブ:www.hieizan.or.jp

比叡山へは、出町柳駅から叡山電鉄本線、八瀬比叡山口駅まで行き、そこから叡山ケーブルとロープウェーに乗って山頂まで行き、そこから徒歩かシャトルバスで東塔へと入ります。

直接東塔のバスセンターまで行くバスも運行おり、バスでのアクセスも可能。

週末は車でのアクセスは道が激混みのため、避けることをおすすめします。

 

出町柳から電車で行く場合、比叡山バスセンターまでの往復がセットになった「比叡山入山きっぷ」というのが2,600円で、出町柳駅で販売されているので、これを買いましょう。

ただし、西塔~横川エリアまではカバーされていません。
特に、西塔~横川エリアはシャトルバスで片道600円近くかかるので、この区間を往復する場合、別途シャトルバスの1日乗り放題乗車券を800円で購入したほうが良いです。

比叡山内のシャトルバスの最終便は16時ですので、3エリアすべて回る場合は午前中に訪れましょう。

雨の日でも訪れたい紅葉スポット

4.天龍寺

[天龍寺のおススメポイント]

・夢窓疎石が手掛けた広い庭園と紅葉を一度に楽しむことが出来る。
・庭園の美しさゆえ、京都の庭園の中でも特に人気が高い。

[見頃&混雑情報]

2017年11月14日(火)時点

見頃:★★★★★

混雑状況:平日でもかなりの混雑ぶり。

 

雨の日でも訪れたいのが、嵐山の中でも特に人気の紅葉スポット、天龍寺です。

同じく京都の世界遺産の1つに数えられている苔寺を造った夢窓疎石が手掛けたという、天龍寺の曹源池庭園は、春には桜、秋には紅葉が見事に庭園を彩ることで人気がとても高いお寺なのです。

今回は、あえて雨の日に天龍寺を訪れる理由をいくつかご紹介します。

背景の山々にかかる霧

気温が下がる午前中、天気が雨の場合は写真のように山々に霧がかかります。

この霧が雲のように山にかかる光景をバックに、鮮やかな紅葉を観ればその幻想的な景観に誰もが感動すること間違いありません。

天龍寺の庭園も、「借景」と言って、背景の山々をもその景観に取り込んでいるため、池のすぐ後ろには美しい紅葉が、そしてそのさらに背後には霧がかった山々まで観ることができます。

晴れた日のような明るさはありませんが、しっとりとしてより色濃くなった紅葉と背景の霧がかった山々の景観は、まさに雨の日ならではと言えるのではないでしょうか。

雨で萌える緑

雨が降ると、緑がみずみずしくなります。ですので、雨の日に日本庭園を観賞する時、なるべく緑が多く、地面にも細かい草や苔が生い茂っている庭園を選べば、晴天の日とはまた違った顔を観ることが出来ます。

天龍寺の庭園は、それ自体も起伏に富んでおり、かなりの広さを持っていますが、その中にも小さな草や木、苔が生い茂っていて、緑豊かな庭園となっています。

そこに紅葉が入ることで、緑と赤や黄色、オレンジが織り交ざるように庭を彩り、さらに雨の水によりその景観がより艶やかに、しっとりとした印象に変わるから不思議です。

落ち葉さえも鮮やかに

最後に、雨が降ることで地面に落ちた紅葉でさえもみずみずしく鮮やかに地面を彩るようになります。

晴天の日では、地面に散った紅葉は乾いてしまっており、心なしか色あせて見えてしまいますが、雨だと再び命を吹き返したように美しく見えてしまいます。

いかがでしょうか。地面に落ちた紅葉も、絨毯のように鮮やかに見えませんか?

アクセス情報

住所:〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
ウェブ:www.tenryuji.com

阪急線、JR線や京福電気鉄道嵐山本線の嵐山駅から徒歩圏内です。(最も近いのは嵐山本線、遠いのは阪急線。)

天龍寺も紅葉の時期は、開門時間を通常より早くし、早朝の特別開門を7時半から行っています。

落ち着いて紅葉を堪能したい場合、朝一番の7時半に行くのが確実でしょう。この時期は平日でも修学旅行生など学生も多いです。

夜のライトアップに訪れたい紅葉スポット

5.東寺

[東寺のおススメポイント]

・池が鏡のように写るライトアップと、五重塔があるのはここだけ。
・金堂、講堂も夜間拝観が可能。

[見頃&混雑情報]

2017年11月13日(月)時点

見頃:★★★★★

混雑状況:平日でも人は多いが、時間帯によりばらつきがある。敷地内も広いため、それほど混雑さを感じない。

 

最後に、おススメのライトアップスポットをご紹介します。

それが、JR京都駅からもほど近い場所にある東寺です。

こちらのライトアップをおすすめする理由は、何といっても池に鏡のように映る紅葉と、壮大な五重塔の共演を観ることができるからです。

東寺は周りを塀で囲っているためか、無風状態の時が多く、鏡のように池に写った紅葉を観ることができます。

奈良には多い五重塔ですが、京都でこれほどまでに立派な五重塔は他にはありません。

ライトアップにより、黒い中に紅葉の緑が赤が浮かび上がり、さらにその中に際立って五重塔の上品な肌色が浮かび上がります。

この五重塔の木造ならではの色は、黒や赤、緑などの濃い色に囲まれているため、より美しく映えていますよね。

もう1つの楽しみ方が、比較的広い敷地内に池や紅葉、五重塔が混在しているため、自分なりの写真スポットを探すことが出来る点です。

ぜひ自分だけの最高の1枚を撮ってみてくださいね!

ライトアップと同時に、金堂・講堂の夜間特別拝観も行われており、金堂と講堂の中に入ることが出来ます。

夜の暗い時間ならではの金堂、講堂の雰囲気もぜひ一緒に味わってみてください。

アクセス情報

住所:〒601-8473 京都府京都市南区九条町1
ウェブ:www.toji.or.jp

JR京都駅、市バス、近鉄東寺駅もしくは地下鉄烏丸線九条駅からも徒歩圏内です。

ライトアップの拝観チケットは1,000円。ライトアップだけだとやや高い気もしますが、金堂・講堂の拝観もできるので、むしろお得ですよね。

 

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した以外にも、たくさんの紅葉スポットがある京都。ぜひ一度は紅葉の時期に足を運んでみてください!

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