ひとり旅コラム

【一人旅初心者向け】地元の街散策を楽しむ6つのコツ

「一人旅は興味があるんだけど、いきなり海外とか遠出はちょっと不安・・・」

「泊りで行くと宿を探したりしないといけないし、面倒くさいなぁ・・・」

そう思われているそこのあなた!まずは一人旅を気軽に体験してみませんか。日帰りでしかも数時間で楽しめちゃう、そんな一人旅初心者の方におススメのプランをご紹介します。

それは、ずばり

「地元の街を散策する」

こと。

「えっ、地元なんて良く知ってるし今さら何を・・・?」

と思われるかもしれません。しかし、本当にあなたはご自分の住み慣れた街を「ちゃんと」知っているでしょうか。住み慣れている街だからこそ、普段は気にかけずに見過ごしているおもしろいものがたくさんあります。
今回はそんな「地元の街を楽しんで散策する」ための6つのコツについてご紹介したいと思います。
今回は福井県福井市をモデルにご紹介します。

街の周辺マップ案内をよく見てみよう

 街を歩いていると、よく目にする周辺地図の案内板。駅の改札口を出たあたりにたいていあると思いますが、それはあまり詳しくないことが多いので、街の中に普通に設置してある案内板を探してみましょう。普段気にしていないと分かりませんが、意外とあるものです。

017(出典:http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sokou/kennto/yuri_kimimasa_hiroba.html)

これは福井市内にある周辺地図案内板です。少し小さくて分かりにくいですが、周辺の見所や歴史的な名所の案内が載っていますね。この案内もそうですが、地図をよく見ると、たとえば
「由利公正宅跡」
「坂本龍馬歌碑」
といったポイントも記載されています。
歴史好きな方は「何だろう?」と興味を持つと思いますし、そうでない方でも「坂本龍馬が福井に?なんで?」と思われるかもしれません。こうしたちょっとした名所が街の中には数多く埋もれています。それを見つけて、ふとしたきっかけで興味を持つかもしれません。

街中にあるいろいろな「案内板」を探してみよう

先ほどご紹介した周辺地図の案内板以外にも、街の中にはいろいろな形の案内板があります。それをいくつかご紹介しましょう。
4628580923_177a6da78d(出典:http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sokou/kennto/yuri_kimimasa_hiroba.html)

これは名所への道を示す案内板ですね。普段は知りながらも通り過ぎることが多いこのような案内板も、街散策の際はぶらりと寄ってみると新しい発見があったりしてとても楽しいものです。

06fukui539(出典:http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sokou/kennto/yuri_kimimasa_hiroba.html)

これは歴史的な名所にある案内の石碑です。
このように、街中にある名所には、形はいろいろ違いますがその価値や由来、背景を説明している案内板があることが多いです。この案内板や名所をじっくり観てまわるというのも街散策ならではの醍醐味ではないでしょうか。

gon111204647 (71)_thumb(出典:http://www.muragon.net/blog1/2012/01/08_2205.html)

福井市ではありませんが、よーく見るとこんな感じで歩道のそばに立っている石碑にも周辺の案内が記されていることがあります。実はかなり詳しい案内図になっていますのでぜひお住いの街で探してみてくださいね。

普段は通らない道をあえて歩いてみよう

街を散策するときはあえて、普段は通らない道を通ってみることをおススメします。その理由は、やはりそういった普段は通らない場所で面白い発見をすることが多いからです。たとえば・・・

・美味しそうな定食屋を見つけた
・趣のあるたたずまいをしている建物を見つけた
・何やら怪しげな店がある・・・

などなど。自分が住んでいる街でも、知らない道を通るとまるで見知らぬ場所に来たような感じを味わうことが出来ます。ぜひ探検、冒険気分でいろいろな道を歩いてみてください。自分の住む町でも知らなかったことが多くて楽しいですよ。

入ったことのないレストランやカフェで食事を楽しもう

街を散策するときは、せっかくの旅なので普段とは違うことをしてみるとより旅が楽しく感じます。その一つが食事。食事を楽しみに旅をする方もたくさんいると思います。街を散策するときも、どうせなら普段は行かないような自分のスタイルとは少し嗜好の違ったレストランや、行ったことのないお店に入ってみましょう。
「初めて」という経験はなんでもテンションが少し上がりますよね。初めて入るお店で初めてのメニュー。これだけでも街の散策の一つのハイライト、思い出になること間違いなしです。

地元の観光協会のホームページをチェックしてみよう

街のことを一番よく知っているのは、おそらく地元の観光協会でしょう。旅や旅行というとどうしても有名な観光スポットや絶景から目的地を決めることが多いため、目的地を巡るプランはすでに固まっていて、あえて観光協会のホームページや案内を事前にチェックすることは少ないかもしれません。
街散策でも、いろいろなテーマで街散策ガイドのパンフレットを出している観光協会や地方自治体は多いです。そのようなパンフレットを片手に街散策に出るのもとても楽しい旅になります。
たとえば、福井市の観光案内は「ふくいCityなび」というホームページがあります。(コチラからアクセスしてみてください。)

キャプチャ   キャプチャ2

こんな感じで、観光スポットの案内や開催予定のイベントなど盛りだくさんな情報になっています。左枠にある「観光スポット」の「モデルコース」のページに行くと、いろいろなテーマで手軽に街を散策できるモデルコースの案内がいくつか出ています。このようなモデルコースに従っていくと、迷わず効率的に街を散策することができますね。

自転車で効率よく巡ってみよう

最後は街散策の移動手段についてお話ししたいと思います。街散策は、街をじっくり、いろいろ歩いて回って楽しむものです。そのため自然と歩く距離は時間は長くなり、意外と体力を使います。
そこでおススメするのが自転車で街を散策すること。特に大きな街では歩いたことのないエリアがたくさんあると思います。歩いていると、道に迷ったりして知らない場所を楽しむどころか逆に疲れてしまった・・・ということもよくある話です。自転車を使えば、道に迷っても簡単に元来た道に戻れますし、春や秋など心地よい季節には風を感じながら街中をかけめぐると、歩いているのとは違った良さがあります。
また、自転車だと行動範囲も大きくすることができますので、お持ちの方はぜひ自転車での散策も楽しんでみてはいかがでしょう。
 

いかがでしたでしょうか。一人旅に慣れていない方、行かれたことのない方など旅の初心者の方でも気軽に、でも十分に楽しむことができる街散策。ぜひ街散策の旅に出られる時は、今回ご紹介したポイントを思い出して旅を楽しんでください!

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