東京から2,3時間で行けてしまう静岡の人気スポット、伊豆半島。
今回は、その最南端の開国の街、下田にスポットを当ててみたいと思います!
歴史だけではない、下田でしか味わうことのできない見どころをご紹介!
1.9つもの海水浴場!
下田の最大の見どころは、何といっても海岸線に沿って広がる海水浴場でしょう。
写真の通り、海の水も澄んでいて、とても美しいです。
下田にはなんと、海水浴場が9つもあるんです。
写真の白浜海岸は、夏はもちろん、冬でもサーファーが多く訪れる絶好のサーフィンスポット!
9つの海水浴場は、それぞれに海岸線の雰囲気も違っていて、テレビのCMでも下田の海水浴場が使われることが多いのだそう。
ちなみに、この白浜海岸は、下田駅前から出ているバスで20分ほど、「白浜海岸」から「白浜神社前」で下車したすぐ目の前です。
2.四季折々の自然を楽しめる
下田では、春の桜はもちろん、6月には紫陽花祭り、12月下旬から2月上旬までは水仙まつりが開催され、多くの観光客がその自然の美しさを楽しみに訪れます。
爪木崎海岸一面に咲き誇る、300万本もの小さくて可愛らしい水仙が見どころの水仙まつりは、水仙だけではなく、黄色い花とコバルトブルーの美しい海、そして海岸の岩肌など、自然の絶景を楽しむことができます。
ちなみに、爪木崎海岸へも駅前からバスが運行していますが、1時間~1時間半に1本程度しかないため、事前に1日の計画をしっかり立てて訪れたほうが良いでしょう。
3.港町ならではの海鮮グルメ
港町だけあって、下田では新鮮な魚を使った料理が楽しめます!
おすすめの定食屋が、写真の金目鯛丼が美味しい、「とん亭」さんと、刺身定食や煮付けが美味しい「ごろさや」さん。
どちらも、下田駅から歩いて数分の場所にあるので、気軽に訪れて海の幸を堪能できます♪
そのほか、下田ならではの郷土料理も楽しんでみてはいかがでしょう。
写真は、汁無しのおうどんが特徴的な郷土料理「潮かつうどん」。
薬味や温泉卵、しょうゆをお好みで入れて食べます。
その名の通り、潮の香りがほんのり。塩味の少し効いたさっぱりうどんは暑い季節にもおすすめです。
4.開国の情緒あふれる、歴史の街
ペリーロード
下田と言えば、何といっても開国の街として有名です。
下田駅から歩いて10分ほど、海のほうに来た場所にあるペリーロード。
小さな川には歴史情緒あふれる橋がかけられ、川に沿って家屋が並んでいます。
訪れてみるとよく分かりますが、港町で海に面しているものの、波はとても穏やかで、とても静かな街の下田。
そんな港町に、ある日突然異国の船が来航し、上陸した-。その時の街の驚きと混乱はいかほどであったか、ついついペリーロードを歩きながら考えてしまいます。
ペリーロードには、アンティーク調のインテリアがたくさん飾られたレトロは喫茶店や、小さなお店も軒を並べていて、そんなお店を観て回るのも楽しいでしょう。
ペリーロードの先には、なまこ造りの壁が特徴的な旧澤村邸があり、中を見学することもできます。
旧澤村邸の裏手には、小高い下田公園があり、海沿いに抜けると、そこにはペリー来航の記念碑も建てられています。
宝福寺
開国の街として、もう1つ、ぜひ訪れていただきたい場所として、宝福寺があります。
このお寺は、坂本龍馬と唐人お吉で有名なお寺なのですが、詳細は下記の記事をご覧ください。
【ペリーだけじゃない】下田で起こった歴史ドラマ4選(前編)
【ペリーだけじゃない】下田で起こった歴史ドラマ4選(後編)
5.日本一長い檜風呂がある、金谷旅館
伊豆と言えば有名な温泉地でもありますが、ここ下田からも気軽に行くことができるおすすめの温泉があります。
それが、こちらの金谷旅館さん。
下田駅から1駅隣、蓮台寺駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
こちらの金谷旅館には、日本一長いと言われている檜風呂があるんです。
もちろん日帰り入浴可能。
男女混浴の檜風呂は、真ん中で仕切られており、それぞれスロープ状に造られています。
檜の良い香りを味わいながら浸かる温泉は、もうこれ以上ない幸せ!
出来るなら、お客さんの少ない平日に入るのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
自然にグルメに歴史に、そして温泉!
どれも下田ならではのユニークなものばかりです。ぜひ週末のお休みを利用して旅を楽しんでください!