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冬の沖縄へ!3泊4日の一人旅(ひとり旅)(座間味フェリーで行く離島の旅)

前回に続いて、まささんの冬の沖縄一人旅(ひとり旅)をご紹介! 2日目は阿嘉島と座間味島を訪れます。 どちらもオフシーズンということもあり、観光客はほとんど見かけず、地元のゆったりとした時間が流れていました。 離島ならではの美しいビーチや座間味島の宿情報など、座間味フェリーで行く離島の一人旅は必見です!

座間味フェリーで行く沖縄一人旅(ひとり旅)~阿嘉島への行き方~

フェリーざまみで阿嘉島へ☆

平成28年に就航を開始した比較的新しい船「フェリーざまみ3」で、まずは座間味村の阿嘉(あか)島に向かいます! 念の為事前に予約をしていきましたが、オフシーズンという事もあってガラガラでした。 定刻どおり、10時に泊港を出航、阿嘉島まで約1時間半の船旅。 デッキでは、お見送りの人達に、 「バイバーイ♪」 と 叫びながら手を振る家族連れの姿も。 その直後、上空をオスプレイが通過! 叫びついでに、 「落ちるなよ~♪」 とオスプレイにも向かっても叫んでいました。 早々と乗船したので、いい場所を確保できました。 ガラガラとは言え、座席よりもこのような横になれるスペースの方から人で埋まっていきます。  

阿嘉島の滞在時間は約3時間

座間味村(ざまみそん)に属する「阿嘉(あか)島」が見えてきました☆ 「座間味島」とは別の島で、このフェリーは11時30分に阿嘉島を出港した後座間味島まで運行しますが、まずはココで下船。 座間味島へは、14時45分発の村内航路船「みつしま」で向かいます。 みつしまは、阿嘉島と座間味島を行き来するだけの小さな船で、定員わずか12名! 少なっ!! 既に予約で満席じゃないだろうね!? なので、まずは席を確保しなければ! 結果は大丈夫でした。 空欄の名簿の一番上に名前を記入したので、たぶん1人目のお客。 フェリーターミナルは、沖縄らしい赤瓦の屋根。  

座間味フェリーで行く沖縄一人旅(ひとり旅)~阿嘉島~

沖縄らしいビーチ♪

阿嘉島に到着すると、幸運にも青空が広がり始めた! 日差しに照らされ、沖縄らしいエメラルドグリーンの海! 冬の沖縄はどんよりとした曇り空の日が続くので、この光景は貴重。 案の定、2時間もしないうちにまた曇ってしまいました。 とは言え、阿嘉島に着いたタイミングで晴れてくれた事に感謝感謝☆ 日に照らされなくても、それなりに綺麗だけど、やっぱりコレ! 「天城(アマグスク)展望台」からの眺めも素晴らしい!  

島の小さな集落を散策☆

このような小さな島では、車がほとんど通る事がないから基本的に静か。 集落内の昔ながらの生活道路を歩いていると、家の中からテレビの音や話し声、生活音が聞こえてくる。 ここでの暮らしって、どんな感じなんだろう? どういう生活スタイル、日々を送る事になるのだろう?と想像しながら、集落内を散策するのも楽しいです☆ 食料を求めて、港近くの民宿も兼ねた「辰登城(たつのじょう)」と言う小さなスーパーを訪れるも、この時はお弁当類はなく、パンが少々あった程度でした。 集落の規模が規模なだけに、品揃えは少なかったです。 ネコも数匹見かけましたが、少々警戒気味。地元の人には気を許すのかな?  

座間味フェリーで行く沖縄一人旅(ひとり旅)~座間味島への行き方~

座間味島へは定員12名の小型船で!

案の定、漁船のような小さな船がやって来た! 桟橋には自分の他にもう1人!私服姿だけど、おそらく係員。 つまり、お客は 自分1人の貸切状態! 早々とチケットを買わなくても全然平気だったと拍子抜け。 村内航路と言うだけあって、基本 (座間味)村民が利用するローカル船。 そもそも、今はオフシーズンの真っ最中。 小型船「みつしま」は、島をハシゴする観光客1人を乗せて、座間味島へと向かいます。 所要時間は15分程、料金は300円。 こちらが船内の様子。地元の人が利用するということもあり、いたって普通の連絡船です。  

座間味フェリーで行く沖縄一人旅(ひとり旅)~座間味島1日目の散策~

ぼくの店 おじさん

座間味島にやって来ました! 前を通りかかれば、思わず足を止めてしまいそう☆ちょっと首をかしげてしまいそうなネーミング。 「ぼく」と「おじさん」は 同一人物? おじさんっぽくないカラフルな店看板に、ぼくらしさも感じました。 フェリーターミナルから左方向にある小さな飲食店。 沖縄そばをはじめとする麺類やカレーライスもあるけど、おじさんの名物は カツ丼☆ カツとご飯全体に しっかり味が染み込んだカツ丼は、小さな離島にもかかわらず本格的でした。 店の看板商品なのも納得! また、店名が店名なだけに、思わずご主人の姿にも注目! こちらが看板商品のカツ丼、800円! 店内の暖簾(のれん)も、ぼくの店 おじさん。先ほどの看板の魚は「おじさん」でしょうか??

ジブリがいっぱい♪

名物カツ丼でお腹も満たされ、集落内を散策していたら目に飛び込んできました! 「ぼくの店 おじさん」で足を止めなかった人がいたとしても、ここなら素通りする人はいないハズ。 後ろにある建物は・・・民宿☆ しかも、名前が「遊遊」! 民宿名にふさわしく、遊び心 満載です♪ 今夜泊まる宿ではないのですが(笑) トトロの横にはバス停が!村営バスのバス停も兼ねてる? それはないか(笑) こちらもジブリのキャラクター達で賑わってます☆ まさか離島でジブリのキャラクターに会えるとは・・・

ミシュラングリーンガイド2つ星のビーチ

得意のウォーキングで、集落から車道で軽く山越えした先にある「古座間味ビーチ」にやって来ました! せっかくの、2つ星を獲得した(寄り道する価値がある)ビーチなのに、曇り空なのが悔やまれるところ。 ですが、風格は漂う気がします。 オフシーズンで閑散としていますが、唯一 ビーチの入口付近に観光客と思われる男性が3人。 砂浜に寝そべりながら、おしゃべりしたり、スマホしたり。 30分ぐらいし、そろそろ集落に戻ろうとした際も相変わらずの状態の3人。 ひたすらのんびり過ごすのも、沖縄の離島らしくてアリかなって思いました。  

座間味フェリーで行く沖縄一人旅(ひとり旅)~座間味島の宿~

ワンルームマンションのような素泊まりの宿「いよん家」

阿嘉島と同様小さな集落なので、一回りするのにそんなに時間はかからなかった☆ 今日は、まだ外が明るいうちにチェックイン! “いよ” さんの家だから、親しみを込めて「いよん家(ち)」かな? 1階が居酒屋とオーナー宅で、2階が客室、3階が屋上といった造り。 2階中央には写真のような共有スペース。 テーブルをはじめ、冷蔵庫や電子レンジ、流し台もあるのでちょっとした料理もできそう♪ 今回利用するのは、素泊まり3,500円のワンルーム。 部屋にトイレは付いているけど、少々奥行きがあって手前にシャワーが付いていたりする。 浴槽のない「トイレ兼 浴室」と言った感じ。 初めて見るスタイル☆ 沖縄らしさを感じます。 それとは別に、共用のトイレやシャワー室、浴槽のある浴室もありました。 こちらがお部屋。ベランダもあります。 なんだか宿に泊まるというより、普段の一人暮らしの延長って感じ(笑) 3階の屋上からは、集落が見渡せます☆  

座間味最大の商店「105ストアー」へ

宿の設備がわかったところで、食料の買い出しへ! 最大と言っても、ここは離島。 一般的なコンビニよりも規模は小さい。 ネーミング的に100均かと思った。 (消費税が8%になる前の税込み価格のなごりで105なのかな?って) 規模は小さくても、阿嘉島に比べると品揃えは豊富☆ 食料品をはじめ、日用品、雑貨、薬などもあり、島の必需品がほとんど揃っているらしい。 お弁当だってあります☆ 集落内にある「レストラン まるみ屋」で調理・製造された物みたい。 夕方近くでだいぶ売れてしまったと思うけど、3種類程残っていました。 この規模の集落の割には、こまめにお客さんがやって来る☆ 年中無休で朝7時から夜11時まで(セブンイレブンだ)営業しているのもありがたい。 人だけではなく、ネコも気軽に入店。 店内の通路を普通に歩いていたりします。 また、入口横にある人形がウケる! 意外とリアルで、最初に横から見た時は、本物の人だと思った。 店内の様子。 所狭しと商品が置かれている。棚も賑やか。 この段階で残っていたお弁当。 すべて530円。 意外と量がある☆ 入口横にある人形。 お化け屋敷ですか?(笑)  

静けさ漂う離島の夜

沖縄本島から船で1~2時間の場所にある「座間味島」で過ごす、沖縄の旅2日目の夜。 宿泊するからこそ味わえる小さな島の夜の雰囲気。 日帰りの観光客も帰り、車もほとんど走る事がないから、辺りは静寂さに包まれていました。 集落内に十数軒あるこじんまりとした飲食店は、昼はランチ、夜は居酒屋が基本スタイル。 個人的には酒とツマミよりも、定食のような物をガッツリいきたい。 ひととおり夜の集落内を歩いてみるも、観光客を意識したようなライトアップ等はなく、わずかな街灯と家屋から漏れる明かりが暗闇をぼんやりと照らす感じ。 比較的明るい場所と言うと、島のスーパーマーケット「105ストアー」と、なぜか写真にある“村役場”ぐらいでした。  

座間味フェリーで行く沖縄一人旅(ひとり旅)~座間味島2日目の散策~

こんな案内はあるものの・・・

翌朝 7時すぎ(開店30分前)に、1Fにある店の前に行ってみるも、仕込みらしき事をやっている気配はなく、案の定 7時半になっても、店内の明かりは消えたまま。

沖縄、しかも離島という事で時間にルーズなのかな? 淡い期待を抱きつつ、15分ほど周辺を散歩して、再び店の前に行ってみるも、状況は変わらず。

どうやらオフシーズンは、朝の営業はしないらしい。

アテにしていただけに、どうしよう・・ 朝ご飯。 とりあえず困った時は、島のスーパーマーケット「105ストアー」!

やはり、早朝という事でお弁当はないものの、代わり(?)に、集落内の別の飲食店で調理された「ポーたまおにぎり」があり、それとカップ麺で腹ごしらえ☆

ポーたまおにぎりは、素朴な塩味とケチャップ味がありました☆  

座間味集落を見下ろす 平和の塔

今日は 10時発の高速船「クイーンざまみ」で本島へ戻ります☆

朝ご飯を食べてまだ時間に余裕があったので、座間味集落から少し山を登った場所にある「平和の塔」へ足を運んでみました。

塔そのものよりも、写真にあるような 集落の眺めに目がいってしまう自分! もちろん、ここは展望台と言うよりは、沖縄戦での戦没者を参拝する場所。

座間味村は 沖縄戦における 最初の米軍上陸の地である事を この時初めて知りました。

今日も雲がメインの空模様。 冬の沖縄は、なかなか日差しが届きません。

こちらが奥にある「平和の塔」。 塔を囲むように記念碑が立てられ、戦没者達の名前が刻まれています。  

座間味フェリーで行く沖縄一人旅(ひとり旅)~座間味島から本島へ~

座間味島から本島へは高速船「クイーンざまみ」で!

座間味島を10時に出港し、約1時間。 遠くに那覇の市街地が見えてきました☆

波の高さが3メートルに達すると、ほぼ確実に欠航になってしまうこの航路。 3メートルって、結構ありがちな高さで、この時期は数日おきに欠航を余儀なくされている感じ。

なので、そもそも座間味島に上陸できるのか? 行ったはいいけど島から出られるのか? 心配だったけど、とりあえず出られました。

この日の波の高さは1.5メートル。 ここ1週間の中では、最もおだやかな海。 それでも、高速船って事でそこそこ揺れました!

移動中にあまりスマホに意識を向けていると 船酔いしそう・・ 実際、危ない兆しを感じて中断しました。

3メートルで欠航するのも納得。

こちらが乗船した高速船「クイーンざまみ3」。 3って事は3代目?

船内の様子。オフシーズンという事でガラガラでした。 高速船という事で座席です。

移動中の島の景色も素晴らしく、そういう意味でもスマホに目を向けてる場合じゃないかも?  

沖縄の離島、阿嘉島と座間味島の旅はいかがでしたでしょうか。オフシーズンだからこそのゆったりとした時間が流れている離島でのひと時は日常の喧騒を忘れさせてくれること間違いなし! ぜひあなたの次の旅のプラン候補に入れてみてください!

これまでの旅

前回1日目の旅をまだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご一読ください! 冬の沖縄へ!3泊4日の一人旅(ひとり旅)(空港ガイドと瀬長島)

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