今回ご紹介するのは、まささんのフィリピンセブ島、3日4泊の一人旅(ひとり旅)の縦断旅行記!
セブ島まではLCCで直行便も出ており、アクセスもバツグン!セブ島とマラパスクア島を訪れた今回の一人旅、初回の今回はセブ島までのLCCでの移動からSMシティ・セブの散策をご紹介します。
SIMの買い方や両替など、一人旅には欠かせない情報も満載です!
旅のプロフィール
移動手段 | 飛行機(LCC) |
旅程 | 10月22日(月)~25日(木) |
予算 | 航空券:24,300円 現地交通費:2,900円 宿代: 8,700円(3泊) 食費等:2,800円 その他:900円 |
フィリピンセブ島一人旅(ひとり旅)旅行記①:日本~セブ島まで
「成田ーセブ線」にて初めてのフィリピンへ!
バニラエアの「成田空港」から フィリピンの「マクタン セブ国際空港」までの飛行時間は 約4時間40分。
LCCのちょっと狭めの座席に5時間以上は結構キツい・・
さすがにこれだけのフライト時間となると、飲み物や軽食を注文する人が目立つ。
やがて機内にはカップヌードルの食欲そそる香りが充満。
これはとてつもない誘惑!
つられて注文した人、絶対いるはず!
ただ普通サイズで400円。
マクタン セブ国際空港へは、現地時間の14時25に到着。ほぼ定刻どおり☆
写真の左にある大きな島が空港やリゾートホテルが建ち並ぶマクタン島。
セブ島とは2本の橋で繋がっています。
座席を横から見ると、こんな感じ。ほとんど身動きとれません。。
LCCなので、そこは辛抱です。
ちなみに航空券代(諸費用含まず)は セールをものにし、片道9,880円でした。
バニラエアの機内食です。チケット代に含まれていないので、機内でその都度購入する形になります。
2018年7月にオープンしたばかりのTerminal 2
飛行機を降りると、そこは約3ヶ月前にオープンした、できたてホヤホヤのTerminal2☆
むしろ、できたてどころかまだ完成しきっていないご様子。
以前からあるターミナルは、国内線専用のTerminal1として引き続き運用されています。
フィリピンの方は何事ものんびり・・という話もありますが、この時はタイミングが良かったのか、ほとんど待つ事なく入国審査が受けられました。
荷物は、機内持ち込みのリュックだけなのでスルー。
税関申告書はただ受け取っているだけに見える職員に、通りすがりに手渡して終了!
出口手前で軽く両替を済ませ、飛行機を降りてから15分程で空港の外へ。
予想以上に早かった!
Terminal2から Terminal1へは連絡バスも行き来しているけど、これくらい歩けよ的な距離でした。
ただ、スコールなど悪天候の際はありがたい存在。
ターミナルの外へ出ると、フィリピンの2大通信キャリアの Smart 社と Globe 社のSIMカード売り場があります。
無料のSIMカードもあるみたいですが、300ペソ (600円ちょっと) で5日間、11GB使えるプランにしました。
SIMカードの挿入からセッティングまで 快くやってくれます☆
マックより人気のファーストフード店「ジョリビー」で軽く腹ごしらえ
セブシティへ向かう路線バス(My Bus)発見☆
と思いきや、目の前で発車されてしまったので、次のバスを待つまでの間、手前にあったジョリビー(Jollibee)へ。
フィリピンでは、マクドナルドより人気のあるファーストフード店との事。
注文したのは、看板メニューの1つ、
「バーガーステーキ」60ペソ(約130円)
空港内という事で、10ペソ高い価格設定。
ハンバーグとライスと言うシンプルな組み合わせ☆
日本人からするとソースが甘すぎるという話だったけど、そう思って食べてみたら、それ程でもない。
ほのかに甘い程度で、ハンバーグソースらしさも活かされている。
ご飯との相性もOK!
だだ、日本のお米と比べると、やや細長く パサパサした感じ。
黙っていても、お冷やが付いてきたけど、海外では要注意の “氷” が入っとる!
冷えててイイ感じだけど、いきなりお腹を壊したくないから止めておく。
他にもフライドチキンやスパゲティなどのメニューもあります。
国内線専用のTerminal 1の ひとつ奥の建物の待合所の一画に店舗があります。
店内は、日本のファーストフード店とほぼ一緒。
メニューはハンバーガーの他に、フライドチキンもあります。
フィリピンセブ島一人旅(ひとり旅)旅行記②:セブシティ散策
MyBusでセブシティへ!ぼったくりとは無縁のハズが・・?
あらためてMyBus乗り場へ。
Terminal2がオープンしても乗り場は以前と変わらず、Terminal1の奥の道 Airport Arrival Road 沿いでした。
セブシティへのバスは20分おきの運行。
写真の木の左側に停車しているバスで、車体にしっかりMyBusとあります。
このような公共のバスが登場したのは、比較的最近の2015年。
それまではぼったくり(一部)タクシーか、運賃は安いけど旅行者が乗りこなすにはハードルが高いジプニーぐらいしか移動手段がなかったらしいですが、ようやくセブにも路線バス的な乗り物が登場した☆と話題にもなりました。
運賃も路線毎にシッカリ決まっていて、
「これでぼったくりタクシーともおさらば!」
なんて、記事もみかけました。
空港から約10km 離れた、終点の「SMシティセブ」まではわずか25ペソ(50円ちょっと)との事。
バス停の横には係員のいるカウンターが。
行き先を告げて、20ペソ札を2枚(合計40ペソ)渡すと、チケットはくれるものの、お釣り(15ペソ)が返ってこない!
もう1回行き先を告げても、お釣りをくれる気配ナシ!
チケットも、乗車区間の表示のない “40ペソの物” を渡してきてる!
まさか、セブに到着したばかりの外国人旅行者(しかも ひとり旅)という事でぼったくられてる?
ただ、係員の堂々とした様子に「もしかしたら!」と、追求はするのは止めておいたけど(英語も苦手なので)なんだかモヤモヤしたスタート。
ですが、後になって発覚!
約2ヶ月半前の2018年8月から、空港~SMシティセブは25ペソ→40ペソに、正式に値上げしていました。
「もしかして! でも多分違うだろうな!」
と思っていた事が当たっていました。
運行開始からまだ3年程度なので、バスも今時の新しい車両☆
こちらがバスチケット。と言うより領収書?
値段が印字されているだけに思える。
セブ島ってリゾート地のイメージだけど・・
MyBusで、空港のあるマクタン島からMarcelo B.Fernan Bridge を渡り、セブ島へ☆
ビーチリゾートのイメージが強いセブ島ですが、実際のところ、そのようなリゾートホテルが建ち並ぶのは空港のあるマクタン島の ごく一部の地域、主に海岸沿いだけだったりします。
セブ島へ渡ってしまうと、そこはごく普通の市街地。
むしろ、スラム街のような一画もあったり壁等への落書き、鉄格子を挟んでお金や商品をやり取りする店舗、治安の悪さを物語るかのような光景にまずビックリ!
人混みの中では、スリやひったくりも多発しているみたいです。
フィリピンの中でもセブは治安の良い方だと言われていますが、それでも周囲の状況には十分な注意を払う必要がありそうです。
道路もそれなりに混雑していて、空港から終点のSMシティセブ(ショッピングモール)まで40分ちょっとかかりました。
終点の「SMシティセブ」では、ショッピングモールの敷地内にある専用のバスターミナルに乗り入れるので、夜でも比較的安全に訪れる事ができます。
背後にあるホテルが今夜宿泊する「ベイフロントホテル セブ」です。
フィリピンセブ島一人旅(ひとり旅)旅行記③:SMシティ・セブ
セブシティ内のショッピングモールを散策☆
空港を発着するMyBusの終点でもあり、セブ島を代表するショッピングモールの1つ「SMシティセブ」へやって来ました。
モールの敷地内にバスターミナルがあり(すぐ後方には 今夜宿泊するホテルも☆)夜でも安全に訪れる事のできるスポットです。
モールの建物の入口では警備員による手荷物チェックが行われていますが、格好だけみたいで、より安心!という気持ちにはなれなかったけど、とりあえず中へ。
ここへ来るまでの途上国らしい街並みとは対照的に、日本のショッピングモールと遜色ないくらい中は近代的☆
ここがフィリピンである事を忘れてしまいそうなくらい。
吹き抜けには各国の国旗がズラリ!
ここに限らず、セブ島では道路上など様々な場所で このような飾りが見受けられます。
やっぱり観光客向けの施設なのか、お値段もそこそこ。
ショッピングをする気はなく、ココへやって来た 一番の目的は両替。
空港で両替するよりもレートが良く、8,000円をペソに両替したのですが、空港だと3,528ペソのところ、ココだと3,712ペソになりました☆
空港で両替するよりも184ペソ 得した事になり、これはジプニーに 約26回乗れる金額です。そう考えるととてもお得になった気分!
こちらが正面ってとこでしょうか?MyBusだけでなく、建物の目の前からは タクシーにもありつけます。
中もこんな感じで、夜でも薄暗いダウンタウンを歩くよりははるかに安全そうですが、油断は禁物です。
日本のたこ焼きのお店もありましたが、店内は閑散としていました。
両替は現地に近い程レートが良かった☆4ヶ所の両替所のレートを比較してみた!
ここ(SMシティセブ)へ来るまでに4ヶ所の両替所のレートをチェックしてきたので、参考までに。
一般的に、現地に近づけば近づく程手数料が安くなる(レートが良い)事をあらためて実感!
例えば10,000円をペソに両替すると、
成田空港第2ビル駅改札口付近の両替所→3,700ペソ
成田空港第3ターミナル、出発フロアの両替所→4,200ペソ
マクタン セブ国際空港内の両替所→4,410ペソ
SMシティ セブ内の両替所→4,640ペソ
という結果に。
この日の為替レートは、1ペソが2.1円だったので、10,000円が4,760ペソになる計算。
どこで両替するかで手数料に1,000ペソ(約2,000円)近くもの差が。
この旅では、マクタン空港でまず2,000円両替し、SMシティセブで8,000円両替しました。
写真の中央にあるのが両替所で、土産物などを扱うKULTURAと言うショップの一画にポツンとある感じ。
ちゃんと下調べしておかないと見つけにくいかも(Currency Exchange とあります)。
ここへ来る前に、銀行だと思った場所(後で調べたら官公庁)で両替したいと言い続けていたら、会話もままならないせいか、職員の方がわざわざ一緒に、別の階にあるこの両替所まで案内してくれました。
治安は少々悪くても、大半のフィリピンの方は基本、親切という話です。
少し離れた位置から両替所を写すと周りはこんな感じ。きちんと場所がわかっていないと、素通りしてしまいそう。
フィリピンセブ島一人旅(ひとり旅)旅行記④:セブシティのホテル
立地が素晴らしい今夜の宿「ベイフロントホテル セブ」
フィリピンのショッピングモールの雰囲気がわかったところで、とりあえずモールの目の前にある今夜の宿にチェックインしておく。
セブ島での初めての夜という事で、少々奮発して三つ星のシティホテルに宿泊☆
入口にドアマンが立っているようなホテルで、外観、室内共に綺麗で近代的☆
ココに決めた最大の理由は、何と言っても立地の良さ!
ホテル目の前の道路を1本隔てて、ショッピングモールの「SMシティ セブ」があるし、目と鼻の先にはMyBusのバスターミナル。
夜、タクシーを使わなくても、治安の悪いセブシティにおいて安全に空港~バスターミナル~ホテル~SMシティセブ を行き来できるのが魅力☆
さらに、セブ島北部への長距離バスが発着する「ノースバスターミナル」へも徒歩圏内だった事も決め手の1つ。
少々奮発と言っても、素泊まりで1,975ペソ(日本円で4,210円)
1人利用ですが、2人利用でも おそらく同じ値段。
カードで支払いましたが、それとは別にデポジットで1,000ペソを現金で預ける必要がありました。
何事もなければチェックアウト時に返却されるそうです。
今夜はダブルベッドです。セキュリティもしっかりしていて、カードキーがなければエレベーターにも乗れません。
さらに、自分の部屋のある階にしか行けないという徹底ぶり。
室内には、ホテル名の入ったラベルのミネラルウォーターも サービスで置かれていました。
客室からの眺め。セブシティの街並みです。まだまだ開発途中と言った感じでしょうか。
フィリピンセブ島一人旅(ひとり旅)旅行記⑤:シーサイドモール
MyBusでシーサイドモールへ!気軽に立ち寄れるフードコートにて晩ご飯
「SMシティ セブ」のMyBus乗り場からは、さらに別のショッピングモール「シーサイドモール」へ向かうバスも運行されている。
こちらの区間は片道25ペソ。
往復しても100円ちょっとなので、気軽に足を運べる☆
こちらのモール内には、ショップの他にもスケート場やボーリング場などの遊べる施設も充実。
屋外には「スカイテラス」と言う、公園や広場、さらに夜はライトアップされた噴水があったりで、デートスポットのような雰囲気。
日本ではよくあるような光景も、セブの一般的な街並みと比べると、ここだけ別世界に見えてしまう不思議さ。
シーサイドモールと言うだけあって、海が近い。
中央のシーサイドタワーに上れば海が一望!?
かと思いきや、近日オープンという事でまだ開業前でした。。
1人でも気軽に利用できるフードコートもあるし、何よりもモール内は夜でも安全☆
バスで移動する際は、車内からセブシティの街の様子も眺められるし、夜のお出かけ先としてはオススメかな。
晩ご飯は、フードコート内にあるコリアンファーストフード店「Mr KIMBOB」にてBBQチキンを頂きました。
こちらが今夜の晩ご飯のBBQチキン、139ペソ(約290円)。
フィリピンでは、ご飯やお肉 野菜をこのようなワンプレートで出すのが主流みたいですね。
タワーを中心に円上にモールが形成されていて、両脇にショップが軒を連ねる中央の通路をひたすら進むと、いつの間にか一周して、見覚えのある場所に!
スカイテラスにあるショップの中には、猫カフェも!
1日目、日本からの移動も含めてセブ島の散策も出来ました!
明日はいよいよセブ島を縦断し、北に浮かぶ小さな島「マラパスクア島」を目指します☆