今回ご紹介するのは、みおさんのジャマイカ一人旅!1週間ほどのジャマイカ一人旅の滞在記をご紹介します。
行きのフライトからのハプニングあり、またジャマイカでのちょっと怖い体験や感動した体験、本場のレゲエクラブなど面白くて印象に残るみおさんのジャマイカ一人旅をぜひお楽しみください!
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記①:フライトでいきなりのトラブル!?
今回ご紹介するジャマイカ一人旅。ジャマイカへはドイツのデュッセルドルフ空港経由で向かいました。
が、いきなりのトラブル発生。。
デュッセルドルフからジャマイカへ午前中に出発する便だったのですが、電光掲示板を確認すると、どうやら乗る予定だったフライトの出発時刻が変更になっているようでした。
状況を完全に把握できず、とりあえず航空会社のカウンターへ。
スタッフに聞くと「残念ながら、この飛行機は欠航になりました。」との説明があり、この日は欠航がすでに決定されてしまったとのこと。
「次の便はいつ?」と聞くと「明日の朝です」との返事が。
明日!?
あと24時間以上あるんですけど。。笑
せめて午後くらいだろうと高をくくっていたら、予想以上の出遅れにがっかりというより驚きが強かったです。
突然のフライト欠航でどうなる!?
このようなトラブルに合った場合、どのような展開になるのか気になる人も多いと思います。でも心ご心配なく!遅延や欠航が日をまたぐ場合は、宿泊するホテルや食事も準備してもらえます。
提供してもらった宿は駅のすぐ隣にあり、とても綺麗なホテルで、1泊では残念なくらいです。
夕食もホテルに併設されているレストランで準備されており、なんとビュッフェスタイル!食べ放題です!
うーん、なんとも贅沢ですよね。こんなおもてなしを受けられるなら、飛行機の欠航も悪くない!?
さらにホテルにチェックインするまでの昼食のことを聞くと、空港で使える10ユーロの食事券までもらえました。空港の中から好きにお店を選べるなんて、なんかワクワクしますよね!
デュッセルドルフ空港にはおしゃれなお店がたくさんありました。
これで約10ユーロが消えてしまうのはさすがヨーロッパです・・・。笑
フライトの合間を利用してドイツ観光!
この時まだ午前中だったので、「市内観光するのもアリだなぁ」と思いつきました。実はここデュッセルドルフには日本人の友達がいたのです。しかも幸運なことに、連絡してみるとその日はたまたま仕事が休みでフリーだったらしく、会えることになりました。
ちょうどクリスマスマーケットが開催されている時期。
本場ドイツのクリスマスの雰囲気も味わえたし、いろんなクリスマスアイテムや食べ物のお店が出ていました。ユニークな食べ物もたくさんあって、見ているだけで楽しめました。
予想外のトラブルでも、このようなラッキーなパターンもあるので旅は面白いです。
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記②:ジャマイカ到着!空港から宿へ
次の日のフライトは早朝6:30発だったので、ぐっすり眠れなかったのが残念でしたが、振替便なので仕方がないです。
さすがのカリブ海、海の色が段違いで美しかったです。
そしてようやく1日遅れでジャマイカの玄関口、モンテゴベイに到着!
どこもこの時期はクリスマス仕様に飾り付けられています。
ジャマイカの情報はネットにあまり載っていなかったので、空港から市内までの移動も現地に着いてから確認しました。
ですがターミナル内ではツアーやタクシーの勧誘の人たちがどんどん声をかけてくるので、ゆっくり聞ける状況ではありませんでした。
さらに、とりあえず現地通貨を手に入れようとATMを利用しましたが、出てきたのはUSドル。。他の機械では、ジャマイカドルも下ろせたかもしれませんが、いろいろテンパり状態。。
疲れもあって騒がしい空港から早く抜けだしたかったので、声をかけられたタクシーを利用して空港から脱出!1,500円くらいしました。
(本当は、声をかけられてついていくのは危険な場合もあるので皆さんもお気をつけて!)
帰りの際、空港に向かうときにシェアタクシーもあるということを知り、それはなんと1人200円で乗れました。笑
Hostel:「Reggae Hostel」
タクシーに乗って、15分くらいで宿に到着。
宿泊した宿は「Reggae Hostel」というところです。この宿以外は値段が一気に上がるので、価格重視ならこの宿に泊まることになると思います。
スタッフもフレンドリーで清掃もきちんとされているほうですが、電気が付いていなかったり、シャワーも水しか出なかったので、気になる人は少し高くてもちゃんとしたホテルに滞在したほうが良いかもです。
ちなみにキッチンや冷蔵庫はあったので便利でした。
また、宿には掲示板があって周辺の海やナイトクラブの情報が掲載されていました。こちらも一人旅の旅の情報として重宝します。
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記③:モンテゴベイ散策
早速、モンテゴベイの街をハラハラしながら探索しに出かけました。今までとは違った人たちと空気感に心臓はドキドキです。。!
治安も不安だったので、携帯もできるだけ出さないようにして、ATMを使うのも背後が怖かったので常に周りには気をつけていました。
夜になると、いたる所で屋台も出始めます。よくわからない食べ物なので、人気そうなお店を選びました。
注文したのはこちら!
魚のフライみたいな揚げ物です。普通に美味しかったですが、これで300円は高いなーと思ってしまいます。笑
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記④:モンテゴベイ観光情報~クラフトマーケット~
次の日は近くのクラフトマーケットに寄りました。
名称:Montego bay Craft Market
カラフルな建物が並んでいるので目立ちますが、人が全然いなくてガラガラなので入るには少し勇気が入りました。。
ちょうどビーチサンダルが壊れて新しいのが欲しかったので、探してみることに。
お客さんが少ないからか、『ビーサンを買いに来た』ってあるお店で伝えると、いつの間にか他の店に行くとすぐに『サンダルあるわよ!!』って出してくれるようになっていました。笑
このお店のジャマイカママ達の情報伝達スピードには本当に驚きます。笑
結局500円で売ってくれたおばちゃんから購入しました!
海外のビーチサンダルは品質が微妙ですぐ壊れてしまうのですが、ジャマイカで買ったものは意外と丈夫で長持ちしました。
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記⑤:モンテゴベイ観光情報~ドクターズケーブビーチ~
買ったビーチサンダルを履いてそのまま海に向かうことに。大通りを歩いていると、驚くべき光景が目に入りました。
道路のど真ん中で人が立って、いろんな物を販売しているのです!ここは結構な交通量だし、ただでさえジャマイカの車は爆速で走っているので、そんな中で道のど真ん中に立つなんてとても危険!
見ているこちらがハラハラしてしまいます。
眺めていると、本当に車がスピードを緩めて飲み物などを買っていきました。後ろの車に追突されたら大変なのになぁと思いながらも、日本では見られない新鮮な光景が面白かったです。
こちらはジャマイカ出身の有名人、「ウサインボルト」のお店!有名なポーズの銅像が目立っています。
今回行った海は「ドクターズケーブビーチ」というところで、少し遠かったですが、宿から歩いて行けました。
この「ドクターズケーブビーチ」、有料のビーチのため入口で約800円支払います。有料ビーチは珍しいですが、治安の悪いジャマイカならでは一般的なのかもしれません。無料のビーチは怪しい人も多いので、観光客はほとんど行かないと思います。
私は一人だったので一応荷物には注意していましたが、人もそんなに多くなかったのでゆっくりできました。
曇っていたので海の透明度はそれほどよくありませんでしたが、この海の一番の魅力は夕陽でした。太陽が水平線に沈んでいくにつれ、空には美しいグラデーションがかかっていきます。
是非このビーチを訪れる際は、夕陽の時間まで待って美しい夕暮れ時の景観を楽しんでください!再入場ができるかは分かりませんが近くにカフェもあったので、半日過ごせると思います。
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記⑥:キングストンへの行き方
この日はバスで次の目的地、キングストンへ移動です。予約してませんでしたが、キングストンへはたくさん便が出ているので問題なくチケットを買えました(約3,000円)。
今回利用したのは「Knutsford Express」というバス会社。宿の近くにあったので歩いて向かいました。待合室もクーラーが効いていたので快適です。
色々な方面に行くバスが次々出発していくので、アナウンスを聞き分けて自分のバスの出発を待つのが大変でした。
この日、バスの車内は空いており乗客はまばら。目的地のキングストンへは4時間くらいで到着しました。
キングストンでの一人歩きは危険!
バスターミナルに到着したのは夜の19時くらいでしたが、タクシーは高いしバスの使い方もわからなかったので、宿まで歩くことにしました。
まだそこまで遅い時間でもないし大丈夫だろうと思っていましたが、予想以上に周りに歩行者がいないうえに、いろんな人がちょっかいをかけてきたので怖かったです。
こんなに怖い思いをするハメになり、徒歩を選んだことを後悔しました。
結局40分くらいかかって宿にたどり着くと、フレンドリーなスタッフが出迎えてくれてやっと緊張が解放されました。ここまで歩いて来たことを伝えると、とてもビックリされました。
やはり危険すぎる選択だったようです。
その後もお腹が減ったので、近くのスーパーの場所を聞くと「徒歩10分くらいで着くけど、夜は危ないから一人で行かないほうが良い」と言われました。
出歩けないほど危険なんだ・・・。
するとその会話を聞いていたドイツ人のお客さんが「僕が一緒に付いて行くよ!」と声をかけてくれました。初めての国で治安も不安な一人旅のさなか、周りにいる人は優しい人ばかりで心が温まる瞬間。
彼とは1時間後くらいに出発しようと話していたのですが、姿が見えなくなったので予定が変わったのかなーと思っていました。
しばらくすると彼が現れて、「もう時間遅いから、代わりにこれ買って来た!」とジャークチキンを差し出してくれたんです。
わざわざ私の為に買って来てくれていたよう。なんて優しい人なんだ、、と感動しました。
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記⑦:キングストンの宿「Taggae Hostel」
この宿もモンテゴベイにある宿と同じ「Reggae Hostel」という名前です。
ですがこちらの宿は朝食も付いていて、その朝食がとても美味しいんです!
安宿の朝食はパンを中心とした質素な場合が多いのですが、ここはジャマイカ料理を手作りで毎日準備してくれています。
日によってメニューが多少変化するのですが、私はこの「フェスティバル」という揚げパンに似た食べ物がお気に入りでした!右の暖かいミルクみたいなやつにつけて食べるととても美味しいんです!
キッチンもあるので、自炊もできます。
中庭もとても広くなによりこの壁の落書きがジャマイカらしいですよね。
バースペースもあってお酒を飲むこともできます。
雰囲気も最高なこの「Raggae Hostel」、すごく気に入ったので4泊くらいしました。
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記⑧:キングストンでレゲエクラブ!
この宿にも周辺のナイトクラブ情報が掲示されていました。でもこの宿は住宅地の中にあるので、クラブに行くにはタクシーを使う必要があります。
ジャマイカのレゲェミュージックは有名なのでとても興味がありましたが、自力で行くのはリスクも高いので諦めようかなと思っていました。
すると、土曜日のクラブイベントの為に宿からシャトルバスが出るとの情報が!これはとばかりに参加することにしました。
そしていよいよクラブに向けて宿から出発!時刻は22時を少し過ぎたぐらい。
向かうバスの中で運転手がレゲェミュージックを大音量で流して、すでにパーティバスになっていました。笑
テンションも上がる中。山道をぐんぐん登って30分くらいで到着!
よくこんな山奥にクラブを作ったなーと思います。
クラブの名前は「Kingston Dub Club」で、日本人が経営してるようです。
このクラブの魅力は何と言ってもここから広がる夜景です!これを眺めるだけでも結構価値あると思います。
お土産ショップもありました。
このクラブは全部が野外なので、どちらかというとフェスに近い雰囲気です。
思ったより人が少なかったのと、音楽もスローなレゲェが多くてあまり踊るのには適していない感じでした。
正直1時間で飽きてしまったのですが、帰りのシャトルバスが4時発なので、それまで帰ることができません。丘の上なのでとても寒くて苦痛でした。笑
よっぽどのレゲェ好きでないとこのディープなクラブは楽しめないと思います。
ジャマイカ一人旅(ひとり旅)旅行記⑨:キングストンのダウンタウン観光
この日はキングストン観光一番の目玉、ダウンタウンへ!バスターミナルにはスタッフも多くいたので、問題なく目的のバスに乗れました。
民間バスを初めて利用しましたが、学生から主婦までいろんな人が乗っていたので生活感を垣間見れてなかなか面白かったです。
後ろに座っていた小学生くらいの女の子が急に肩を叩いて来て、「あなたの髪型好き!」と話しかけてくれました!子供のころからフレンドリーなのは素敵な国民性だなーと感じるとともに、地元の人との素敵な交流がいい思い出になりました。
やっぱり一人旅って楽しい!
バスから降りると、一気にカオスな街並みが広がって心拍数が上がっていき、緊張感が戻ってきます。
人も物もゴミも溢れかえっているカオスな街。。
ショップの店員がどんどん話しかけてくるので怖くて立ち止まれません。ずっとお店が立ち並んでいてどこに進んでいいのかもわからりませんでしたが、とにかくうろちょろ歩いて回っていました。
販売されているのはアパレル用品が中心でした。物がありすぎて、何を選べばいいのか探すだけでも大変そうです・・・。
目がチカチカしてきますよね。笑
お土産に向きそうな雑貨屋さんも少しありました。ここのお店のおじさんは全ての会話の語尾に『Oh!Yeahー!!』を付ける癖の強い人でした。笑
愉快すぎて、あまり商売意欲を感じませんでした。笑
このココナッツで作られたバックがとても可愛かったです。
ワゴンセールなどが開催されるとジャマイカラッパーがマイクを握ってラップで宣伝していました。歩いているだけでとても刺激的で面白い。
海辺の方まで歩いて行ってみると、徐々にビルが増えて来て、フードコートも発見しました。お昼時だったので近くで働いていると思われる人たち?が食事中の様子。
ジャマイカで有名な「Island Grill」というお店があったので食べてみることに。マックみたいな感じでメニューもたくさんありましたが、ベージックなドリンクセットを注文。
値段は500円くらいだった気がします。
ご飯、野菜、チキン、フェスティバルなどいろいろ入っていてボリューム満点でした。
まとめ
ジャマイカの一人旅旅行記、いかがでしたでしょうか。
ジャマイカは観光地が多いわけではないのですが、国自体がとても独特なので、街を歩いているだけで面白い国でした。
海外旅行初心者にはレベルが高いかもしれないですが、旅慣れして新しい刺激が欲しいと思っている旅人にはぴったりの国かもしれません。
ぜひ治安には気を付けて、ジャマイカも一人旅で訪れてみてください!