みんなの旅

【千葉県】一面の菜の花畑が美しい、房総半島横断 ローカル鉄道の旅(その3)

いろいろな旅人のひとり旅をご紹介する「みんなのひとり旅」。

前回に引続き、「まさ」さんのひとり旅をご紹介!

千葉県房総半島を横切るローカル鉄道の旅、いよいよクライマックス!

前回までの旅の様子

前回の旅の様子をまだご覧になられていない方は、ぜひこちらもお読みください!

【千葉県】一面の菜の花畑が美しい、房総半島横断 ローカル鉄道の旅(その1)
【千葉県】一面の菜の花畑が美しい、房総半島横断 ローカル鉄道の旅(その2)

樹齢400年の八乙女大杉

見事な八乙女大杉

「ポッポの丘」から「国吉駅」に向かう途中、立ち寄る事も可能な「八乙女根尾神社」にある見事な杉の木。

スギ花粉に苦しめられる者としては、憎たらしい想いもありますが、とりあえずは敬意を表したいと思います(笑)

続いて、この八乙女大杉のスペックを紹介すると、
樹高:25m
乾囲:5.5m
推定樹齢:400年
らしい。

道路上に神社へ案内もなく、行こうと思わなければ行けない場所にある、このひっそりとした神社。

この神社の創立は 元和元年。

元和っていつ?

1615年らしく、約400年前。江戸幕府が開いて間もない頃ですね。

杉の樹齢とほぼ同じ。神社と共に生き続けてきた杉のようです。

既に15時半を過ぎているので、少々急いで国吉駅へと戻り、無事、16時10分前に自転車を返却!

国吉駅のレンタサイクルについて

国吉駅内にあるムーミンショップ

国吉駅構内にはムーミンショップがあり、レンタサイクルの受付はそこで行います。

ショップの営業時間が 平日は10~16時なので、16時までに返却しないといけないというワケです。

土日、祝日の営業時間は9~17時だそうです。

車窓にムーミンが!!

こちらを見送るムーミンファミリー

16:16国吉→(いすみ鉄道)→16:34大原

国吉駅を16:16に発車する列車で、いすみ鉄道の終着駅「大原駅」へラストスパート。

途中「上総東駅」から「西大原駅」へ向かう森の中、車窓からムーミンとその仲間達が見れるスポットが☆

進行方向左側にいるので(大原行きの場合)座席に座る際、または立つにしても、左側にいるようにしよう。

もちろん、事前に車内放送で案内してくれるので安心です。

この区間はそれ以外にも、菜の花と桜のスポット、田んぼの風景をキッカケとしたお米の宣伝などの案内もあり、観光客への対応に力を入れている感じが伝わってきます。

ついに、終着駅の「大原駅」に到着し、房総半島を横断!太平洋はすぐそこです☆

月の沙漠と太平洋

遠くにラクダ隊商のモニュメントが

大原駅からは、JR外房線に乗り「御宿駅」で下車。

ついに太平洋へと出ます。

今回のような “横断” とか“一周” みたいな行程を達成できた時って、なんだか達成感がありますね。

今回のは 規模が小さいですが。

青空が広がるような晴天だと、あたかも本物の砂漠のような写真が撮れるこのスポット。

今回は既に夕方で薄暗いし、明日は1日中雨らしいので、残念ながらそのような写真は撮れそうにありません。

オーシャンビューの部屋なのに・・

窓の外はすぐ海!

一夜明けて、4月11日の早朝。空は、どんより曇り空。

まもなく、雨が降ってくる事でしょう。

雲がなければ、海からの日の出が見れたハズだったんですが。。

宿泊したのは、昨日、御宿駅の到着寸前に、楽天トラベルのサイトで見つけた「サヤン・テラス HOTEL & RESORT」。

露天風呂はないものの、地下1Fの大浴場と、バイキング形式の朝食が付いて6,980円でした。

朝食の会場に行く頃には、外はすっかり雨模様。。

ホテル名にもあるように、立派なテラス席があり、雨が降っていなければテラスでの食事も可能なだけに残念。。

今日は帰る事がメインになりそうですが、その前に、御宿駅の1駅先「勝浦駅」に向かいます。

ホテルの部屋はこんな感じ

ホテルの部屋はこんな感じでした。ぜひ宿泊される際は、天気の良い日になるようお気を付けください。。

漁師町のソウルフード☆激辛!勝浦タンタンメン

スープの見た目から美味しそうなタンタンメン

勝浦名物の朝市が行われる、下本町朝市通り沿いにある食事処、「いしい 」で頂きました。

注文時に、

「辛さ控えめもできますが、どうしますか?」

と聞かれるも、最初は基本的な味を!と思い “普通の辛さ” で注文。

だが、個人的には注意して食べないと、むせてしまいそうな辛さでした。。

頭からは汗が噴き出し、自分にとっては試練と言うか、修行のような状況(笑)。

甘味のあるトッピングの玉ねぎを合間に食べることで、口の中の辛さが一瞬中和され、一息つける感じでした。

結論としては、普通の辛さはかなり辛かった!

食べた身としては、まず“控えめ” を注文し、物足りなかったら、テーブルに備え付けてある特製ラー油を入れるのが良いかと。

店内はこじんまりとしていて、4人がけのテーブルが2つだけです。

自分の他にひとり客も2人訪れ、相席になりましたが、ひとりでも食事しやすかったです。

朝市が行われる通りにあることもあって、営業時間は7:00~14:00と早くから営業。また、朝市と同じく水曜が定休日です。

さすがに、今日の雨と風では、朝市は開催されていませんでした。

お店の外観

お店の外観はこんな感じです。入り口のドアにたくさん貼ってある写真と「タンタンメン」の看板が目印です。

ペットボトルのキャップを使用したアート

可愛らしいキャップ・アート

勝浦駅の改札口を通った先で発見!

ペットボトルのキャップも沢山集めれば、このような表現もできるという事ですね☆ナイスアイデア!

あの黄緑色のキャップは「お~いお茶」かな?
水色のキャップは「南アルプスの天然水」っぽいな?

なんて事も頭をよぎりながら、しばらく見入ってしまいました。

今日は1日中雨という事で、帰路に着く事にします。

行きと同じルートで帰るのでは芸がないので、このまま鴨川方面へと進み、館山を経由して・・・

つまり、房総半島の海沿いを時計回りに、ぐるっと一周するような感じで東京を目指し、自宅のある埼玉へ帰ります。

旅のスタート地点へ

旅の始まりとは違った感慨で見る五井駅

15:19、今回の旅レポのスタート地点とも言える、小湊鉄道の始発駅「五井駅」をJR内房線の列車内から眺める。

奥の小湊鉄道の発車ホームには、昨日お世話になった年季の入ったディーゼルカーが停まっています。

いかがでしたでしょうか。見どころ満点の小湊鉄道での房総半島横断の旅!

今すぐどこかに旅に出たくなるような、ワクワクと楽しさ満点の旅、皆さんもぜひ!

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