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【ネパール】首都カトマンズのおススメ観光スポット8選

中央アジアに位置しているヒマラヤ山脈のお膝元にある国、ネパール。その首都カトマンズは歴史的な建造物が多い街並みと自然豊かな郊外が共存しており、欲張り旅行にはもってこいの場所です。

今回はそんなカトマンズのおススメ観光スポットの情報をご紹介します!歴史や自然、宗教寺院など見どころが多いカトマンズの観光スポット。きっとあなたの興味を引く観光スポットが見つかります!

【ネパール】首都カトマンズの観光の前に:旅の基本情報

カトマンズはネパールの首都で、ネパール最大の都市です。人口は約100万人で、別名天空都市や栄光の都と呼ばれています。世界遺産に指定されている建造物も多く、街並みもネパール独特の雰囲気があるため、一人旅で街の散策がとても楽しいです。

なかなか日本人が一人旅で積極的に訪れる場所ではなく、例えばインドを旅する時に、寄り道先としてネパールを訪れるなどでしょうか。

しかし、自然も豊かで、市街地から出ればヒマラヤの自然が迎え入れてくれます。筆者としては、インドのような雑多な雰囲気とニュージーランドのような自然を味わえる欲張りな一人旅先として有力な候補だと考えています。

しかもネパールは日本から直行便も出ており、6月が年間で最も航空券の価格帯が下がります。そのため、夏の期間で訪れることがオススメです。

観光ビザについて

ネパールは入国するために観光ビザが必要となります。ビザの入手方法は以下の3つです。

・日本にいる間にネパール大使館に申請して入手する
・ビザ手続きを代行してくれる旅行会社に依頼する
・入国時にカトマンズ空港のイミグレーションで取得する

どれも事前に覚えておけばそこまで苦労する問題ではありません。しかし、初めてネパールを訪れる人で不安がある方は、日本にいる間に観光ビザを取得しておくことをオススメします。

【ネパール】カトマンズの観光スポット①:寺院

ネパールの首都、カトマンズ市街地には、宗教を彷彿させるものや歴史的な建造物が多いです。歩いて移動しながら観光スポットを周ることができるルートも多いため、一人旅で市街地を散歩するのも楽しい街です。

バイクを借りて郊外に出るとそれだけで景色は大きく変わるので、遠出をする日程を作ってみるのも良いでしょう。

ここからは、市街地の観光スポットや郊外の観光スポットを解説します。

スワヤンブナート寺院

カトマンズの中心部から2キロ離れた山の上にある寺院です。カトマンズの中でも最古の寺院で、カトマンズを一人旅して訪れた際には必ず行きたい観光スポットです。

こちらのスワヤンブナート寺院は通称モンキーマウンテンと言われており、お猿さんがたくさんいる観光スポットとしても有名です。ただし、野生の猿なので威嚇されたり攻撃されたりする可能性もある点はご注意を。

入場料は200ルピーです。入り口をくぐって石段を登っていくと、寺院が迎え入れてくれます。
中にはメインとなるストゥーバ(仏塔)があり、その周りにはカトマンズの骨董品を販売しているお店がたくさんあります。

この広場自体が神秘的な空間に包まれているので、日本では味わえないような場所です。もちろん、現地の人からすれば大事な場所なので無礼のないように過ごしましょう。

営業時間:午前7時~午後9時(金曜日のみ午前7時30分~午後8時30分)

ボダナート寺院

こちらもカトマンズの中でも大きな寺院で、東に5キロほど移動した場所にあります。市街地からは少し離れていて移動距離があるので、移動手段を確保した上で訪れることがオススメです。

ボダナート寺院がある場所は住宅が増えてきているエリアの中にありますが、今でも建造物は残っています。このボダナート寺院はもともとはヒマラヤ越えの交易に対する祈願の聖地として設置された建造物なのですが、今も自然の気が集まっている聖地と言われており、多くの巡礼者が訪れています。

参拝者も多いので、その邪魔にならないように観光しましょう。

ボダナート寺院の周辺はお土産屋さんと巡礼者向けのお店が並んでいます。カラフルな景観も多いため、写真を撮影したい人にはぴったりな場所です。こちらもスワヤンブナート寺院と並んで、カトマンズに一人旅をした際には一度は足を運んでおきたい観光スポットです。
営業時間:24時間営業

【ネパール】カトマンズの観光スポット②:歴史/都市

バクタプル

カトマンズから東へ12キロ進むと、パクタブルと呼ばれる世界遺産にも登録されている、ネパールのいわゆる古都に当たる都市があります。カトマンズの中でも有名な都市で、年々観光に訪れている人が増加している人気の観光スポットです。

このバクタプルはかつてのマッラ3王国時代、パタンと並んで首都になっていた場所なんです。今でもネワール族と呼ばれる民族が住んでおり、伝統文化が根強く残っています。

バクタブルの西側にはライオンゲートと呼ばれる大きな門があり、そこを抜けると歴史的な建造物が立ち並ぶエリアとなっています。旧王宮や寺院がたくさん並んでいる広場を散策すると、ネパールらしい古き良き景色を満喫すること間違いなし!

ただし、1つだけ注意点があり、ヒンドゥー教徒しか入れない場所もあります。声をかけられた場合は入ってはいけない場所なので、すぐに出るようにしましょう。

ダルバール広場

次にご紹介するダルバール広場は、カトマンズ中心地にある旧王朝中心の広場です。カトマンズ王国の中心として人々が集う場所でした。

周辺の建造物はヒンドゥー教の彫刻が掘られており、見所が多い建造物ばかり。広場は合計1~2キロなので、ゆっくり歩いて散策するにもぴったりです。またカトマンズの市民にとっては、日常で利用する道路なので、カトマンズの日常の様子が伺えます。

ただし、観光客は入場料が必須となっており、入場には1,000ルピーが必要です。

入場する曜日や時間によってはマーケットが開かれていたりイベントが行われていることも多く、そのような日時を調べて訪れてみるのも良いでしょう。

特に有名なのがクマリの館で、ネパールの女神とも言われているクマリと呼ばれる少女が住んでいると言われています。

震災があった際も、この館だけが震災の影響をあまり受けずに最小限の被害で済んだと話題になっており、カトマンズの中でもひときわ神聖な場所として注目されています。

こちらのダルバール広場も、観光ツアーを実施すると必ずと言っていいほど訪れる場所なので、カトマンズを一人旅した際には足を運んでみてはいかがでしょうか。
営業時間:24時間

ナガルコット

カトマンズ市街地はネパールの首都でありながら雑踏エリアが多く、人の多さと歴史的建造物が目立ちます。しかし、郊外に行くとそんな都会の喧騒とは全く別世界の自然豊かな絶景がたくさんあります。

そんな絶景を求めて一人旅をしている人に行って欲しいのが、ナガルコットです。ナガルコットはネパールの首都でカトマンズから東へ15キロほど行ったところにある村です。

カトマンズの市街地からはバスで行くことができますが、中には観光者や旅人を狙ったぼったくりのバスもあるので、旅行会社などを通してバスを予約することがオススメです。

こちらのナガルコット、標高が2,100メートルもあり、片道1時間でアクセスできる観光スポットとして一人旅に限らず観光客に人気が高いです。また、ナガルコットは朝焼けと星空が有名なスポットなので、できれば近くのホテルに宿泊することがオススメです。
朝焼けの赤と空の青のグラデーションがとても美しく、まさに絶景と呼ぶにふさわしい景色が待っています。ヒマラヤから日が昇ってくる瞬間の景観などは、まさにナガルコットでしか撮影できない絶景と言えるでしょう。

【ネパール】カトマンズの観光スポット③:国立公園

ランタン国立公園

カトマンズは国立公園が近くにある都市としても有名です。自然豊かな国立公園が周りに多いため、都会から離れて緑が多く広大な自然の景色を眺めたい一人旅旅行者にはおススメの旅先でもあるのですが、特に有名な国立公園が3つあります。

その1つがランタン国立公園。こちらはトレッキングの名所としても知られており、絶景をみながらトレッキングをすることができる人気の国立公園です。

ランタン国立公園は世界で最も美しい谷とも呼ばれており、一人旅バックパッカーもツアーを利用してよく登っていますので、アクティブな一人旅をしたい人には是非とも訪れていただきたいスポットです。

なお、ツアーを組まずに一人で訪れることも可能ですが、標高が高く周りは自然なので、何が起こるか分かりません。事故なども考慮した上でツアーを依頼するのが最もベストな方法と言えるでしょう。
営業時間:24時間

シバプリ国立公園

シバプリ国立公園はカトマンズから一番近い国立公園で、市街地から日帰りで訪れることも可能です。いくつかのハイキングルートに分かれており、日帰りの簡単なトレッキングから数日間にわたるトレッキングが可能です。

地元の人はよくピクニックに行き、自然を楽しみながらのんびり過ごすことも多く、まさにカトマンズの人々にとっての憩いの場所と言えるかもしれません。

こちらのシバプリ国立公園は、山道を登っていくとカトマンズ盆地を眺めることができ、天気が良い日は見晴らしの良い景色を楽しむことができます。また、道中に野生動物と触れ合うこともできて、日本ではなかなか出来ない体験を味わえるでしょう。

他の国立公園と比べるとアクティビティよりゆったりと自然を過ごすイメージが強いです。現地の自然をリラックスしながらのんびり楽しみたい方にはオススメの国立公園です。

なお、注意点としては足場が悪い場所もあるため、サンダルではなくスニーカーなど歩きやすい靴で行くことをオススメします。あくまでも国立公園であることをお忘れなく。
営業時間:7時~17時

チトワン国立公園

チトワン国立公園はエレファントツアーで有名な国立公園です。世界遺産にも登録されており、絶滅の可能性に瀕している貴重な動物や野生の動物が生息しています。

チトワン国立公園の中でも人気が高いのは、インド象に乗りながら公園内を散策できるアクティビティ。インド象に乗る経験なら他の国でもできますが、自由に散策できるのはここだけです。舗装もされていない道を象に乗って進んでいくため、映画で見たようなジャングルの世界を進んでいくことになり、まさにアドベンチャー!

先ほど紹介した2つの国立公園とは違い、より手つかずの自然を楽しむことが可能です。そこはまさに非日常の場所であり、日本では絶対に味わえない自然が広がっています。

一人旅でもカトマンズで特別な体験をしたい!という人はぜひ訪れるべきスポットです。
営業時間:24時間
ホームページ:http://www.chitwannationalpark.gov.np/

【ネパール】首都カトマンズの観光モデルスケジュール

ここまでネパールの首都、カトマンズの観光スポットをざっくりとご紹介しましたが、実際にこれらの観光スポットを含めた2泊3日一人旅の旅程(スケジュール)を解説します。

【1日目】
ネパールに到着 トリブバン空港からカトマンズ市内へ

①カトマンズ市街地に近い観光地を周遊(ボダナート)(1~2時間)
②カトマンズ市街地に近い観光地を周遊(スワヤンブナート寺院)(2~3時間)

カトマンズ市内地でディナー

宿に到着。1日目終了。

【2日目】
カトマンズ市街地を午前に観光

早めのランチ

カトマンズ市街地から離れたエリアの観光(ナガルコット)

カトマンズ市街地に近い観光地を周遊(ダルバール広場)(19時まで)

カトマンズ市内地でディナー

宿に到着。2日目終了。

【3日目】
朝に荷造り、チェックアウト

ランチ

カトマンズ市街地から離れたエリアの観光(チトワン国立公園)

カトマンズ市街地に近い観光地を周遊(バクタプル)

空港へ

以上が2泊3日のカトマンズの一人旅モデルコースとなりますが、予算感としては航空券なども含めて10万円前後で収まるぐらいで見ておけばよいかと思います。

 

いかがでしたでしょうか。ネパールはインドのような雰囲気をイメージする人が多いですが、一歩街から抜け出すと自然豊かな空間が広がっています。ヒマラヤ山脈も近くにあり、山登りや自然散策が好きな人にもぴったりです。

ゆっくりとした時間の中に身を置くこともできるので、慌ただしい日々から離れたい人は一人旅に訪れて見てはいかがでしょうか。

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