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【海外一人旅(ひとり旅)徹底ガイド】カンボジア編②(アンコール遺跡観光の基本情報)

カンボジア5日間の一人旅(ひとり旅)、2日目の今回は、いよいよアンコール遺跡観光へ出発!と行きたいところですが、まずはアンコール遺跡を観光するうえで、知っておきたい基本的な情報をご紹介します!
・アンコール遺跡観光の王道ルートとは?
・アンコール遺跡観光の注意点
これを読めばアンコール遺跡観光の準備はバッチリです!

【カンボジア一人旅(ひとり旅)】アンコール遺跡観光情報①:自転車の調達!

まずは自転車を調達!

カンボジア2日目、今日からいよいよ世界遺産・アンコールワットを観て周ります!

事前に簡単にネットで情報を検索して、

・トゥクトゥクおじさんを1日ハイヤーしてアンコール遺跡を巡る
・宿泊したホステルなどがあっせんしているツアーに参加
・自転車/バイクで自力で観光

の3つの方法があることは分かっていたし、自転車での観光は、炎天下の中何十キロという距離を走り回るのでかなりキツイことも他の旅人さんのブログを見て知りました。

ということで、初日の観光に選んだ方法は・・・

 

・自転車で自力で観光!

 

それなりにしんどいことは覚悟していたし、やっぱり自由に気の向くままに観光したい!

ということで自転車で周ることに。

旅のヒント④:シェムリアップの自転車屋さん

シェムリアップには自転車屋が数多くありますが、とは言っても至る場所にあるわけではないで事前にお店の場所と営業時間を調べておきましょう。

今回利用したのは、「Aing Kimsan Bicycle Shop & Rental」というお店。住所と電話番号は下記の通りです。

住所:Preah Sangreach Tep Vong St, Krong Siem Reap, Cambodia
電話番号:+855-92-999-199

シェムリアップの自転車屋は8時から営業開始のお店も多い中、こちらのお店は7時から営業しています。

アンコール遺跡は朝の5時半ごろから観光可能なので、なるべく涼しい朝の内に観光を始めたいところ。

こちらの自転車屋は1日8ドルでマウンテンバイクをレンタルすることができます。営業時間は21時までで、それまでに返却すればOKです。

しかも、デポジットとして身分証を預けておく必要がありますが、コピーでもOKなので安心!身分証を求められたら、「Photocopy, please」と言いましょう。

また、滞在しているホステルの名前と部屋番号を聞かれるのでこちらもメモするなり覚えておきましょう。

観光前に朝ご飯で体力満タン!

ちょうど自転車屋さんの隣の小道をはさんで食堂があったので、こちらで軽く朝ご飯を食べることに。

シェムリアップの大衆食堂のメニューはたいてい似ていて、中華ベースもしくはタイ料理のメニューが多いです。

注文したのはこちらのチャーハン!

味はまあベーシックはチャーハンといった感じ。。こちらで1.5ドルだから安い!

ご飯を食べていると、マウンテンバイクに興味を持ったのか、小さな男の子が興味津々にバイクのタイヤやペダルを回して遊んでました。

「ハロー!」と声をかけると、可愛らしい声で「ハロー!」と返事もしてくれます。

どこの国を旅しても、子どもはかわいいですね!

【カンボジア一人旅(ひとり旅)】アンコール遺跡観光情報②:観光ルート

旅のヒント⑤:自転車で巡るアンコール遺跡のルート

© OpenStreetMap contributors

今回自転車で周ったルートがこちら。

アンコール遺跡を観光するうえで注意が必要なのが、チケット売場がアンコール・ワット/アンコール・トムからかなり離れた場所にあるということ。

初日は必ずこのチケット売場に行く必要があるので、ここが起点となります。

そこから自転車で周るルートとしては、チェックポイントを左折してアンコール・ワット→アンコール・トム→タ・プロ-ムと時計回りに巡るルートと、チェックポイントを右折して反時計回りに周るルートの2つです。

ちなみに、シェムリアップからこのルートを回って元の自転車屋さんに戻ってくるまでのおおよその距離はなんと30キロ!!これは自転車での移動距離であって、各観光スポットを歩いて周った距離は含まれていません。

朝8時半にチケット売場を出発しましたが、アンコール・トムのベイヨン寺院を観終わった時には16時を過ぎていました。ですので、よっぽどさらっと観て周らない限り、このルートでアンコール・ワットも観るのは難しいでしょう。

チケット売場までの道のり

シェムリアップの街中からチケット売り場まで、アンコールワット博物館沿いの国道を北上してそこから右折するルートを選びましたが、道の状態はそれほど悪くありません。

国道を右折してからは、写真のように道路沿いが整備されていない部分がありますが、それほど大変ではなかったです。

むしろ道路横の川を牛が何頭も放し飼い状態になっている方がビビりましたね。。

チケット売場に到着!

こちらがチケット売場です。最近建てられたのか、かなりきれいな建物の中にあります。

チケット売場の周りには小さなお土産屋もいくつか並んでました。

さすが、世界中から観光客が押し寄せるからなのか、チケットカウンターはずらーっと奥までたくさん用意されていました。

朝8時過ぎということもあり、並ぶことなくすんなりチケットを購入!

ちなみに、入場チケットは1日券、3日券、7日券など種類があるようですが、ほとんどの人が3日券を購入するようです。

チケット価格は最近値上がりされたようで、3日券だと62ドル!

た、高い。。。

ですが1日券だと37ドルと割高に見えますし、7日だと72ドルとかなり値引き感が満載なものの、そんなに長期間滞在できない人がほとんどではないでしょうか。結果、3日券が一番リーズナブルというわけです。

購入するときにカメラで写真を撮られ、顔写真が組み込まれたチケットをもらいます。

このチケットは遺跡内のチェックポイントや、主なスポットの入口では必ず提示を求められますので、紛失しないよう十分に気をつけましょう。

旅のヒント⑥:アンコール遺跡の王道観光ルートとは?

アンコール・ワット/アンコール・トムを巡る王道ルートが、ビッグ・ルートとスモール・ルートです。

スモール・ルートは、アンコール・ワット、アンコール・トム及びタ・プロ-ムを結ぶルートで、上記の図で黄色い点線で示したルートです。

一方のビッグ・ルートは、アンコール・トムの北門から出発して、East Barayを横切るやや大回りなルートを指します。

有名どころはスモール・ルートに集約されているように思われるかもしれませんが、実はビッグ・ルートにの見どころもそれぞれに特徴があって面白いですし、スケールの大きな遺跡も残されているので、スモール・ルートだけで終えるのはもったいない!

王道の観光プランとしては、

1日目:スモール・ルート
2日目:ビッグ・ルート
3日目:郊外のやや離れたスポット(ベンメリアなど)

で周るのが一般的です。

3日券を買ったからには心行くまでアンコール・ワットを楽しみたい!という方は、3日目に1日目、2日目に周ったスポットをもう一度味わうというのも良いと思います。

ちなみにこのビッグ・ルートとスモール・ルートはアンコール・ワット観光ではほぼ当たり前のように知られているルートですので、トゥクトゥクをハイヤーして観光したい場合も、「Big Route/Small Route」と言えばほぼ100%通じます。

【カンボジア一人旅(ひとり旅)】アンコール遺跡観光情報③:注意事項

チェックポイントでまさかの勧誘!?

道沿いの標にも世界遺産のマークが

チケットも無事購入して、いよいよアンコール遺跡巡りに向け出発!

といっても、ここから最初のスポットまではさらに数キロ。。頑張って自転車をこぐものの、次々にトゥクトゥクに追い抜かされていくのがちょっぴり切ない。。

まだ日がそれほど高くなかったから良いものの、これを真夏にやるのはかなり無謀かも。。

 

そうこうしているうちにようやく最初のチェックポイントに到着!

「チケットミセテ!」

とスタッフのお兄さんが声をかけてきました。

「・・・」

「コレ、ホントウニ、オニイサン?」

とチケットの写真とこちらをじろじろ見比べてめんどくさい一言が。

「そっくりでしょ!」

と言うと、

「ジョウダンダヨ!オコラナイデネ^^」

とやけにフレンドリーなスタッフ。

さらに、

どのくらい滞在するの?

明日のプランは決まってるの?

などとしつこく聞いてきます。

 

ここから何となく思惑が見えてきたと思ったら、やっぱり

「自転車だとビッグ・ルートはムリダヨ!ボクガアンナイスルヨ!」

とガイドの勧誘でした。

一応値段を聞いてみると、ビッグ・ルートで15ドル、アンコール・ワットの日の出ツアーも入れると18ドルとのこと。

この値段は、泊まっているホステルで書かれていたツアー料金と同じ値段だった気が。じゃあぼったくりというわけではないか・・・

 

ということで、2日目はアンコール・ワットでの朝日観賞とビッグ・ルート観光をこのお兄さんにお願いすることにしました。

ホテル名とピックアップ時間を告げて、とりあえず別れました。明日ちゃんと来るのか、ちょっと不安ですが、果たして・・・!?

旅のヒント⑦:アンコール遺跡内での注意

アンコール遺跡内を観光するうえで、気を付けておきたいことをいくつかお話ししておきます。

①トイレについて

アンコール遺跡内はかなり広い敷地面積がありますが、トイレは主要なスポットの近くにはだいたい併設されているのでそれほど心配する必要は無いかもしれません。

アンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プロ-ムの近くにももちろんトイレが設置されています。

ただ、それぞれのスポットもそれなりに広いので、トイレの場所をすぐに見つける、もしくは辿りつけるわけではないかもしれません。十分に余裕をもって行動しましょう。

②水分補給について

飲み物についてもそれぞれのスポットの出入口付近に出店のようなお店が並んでいますので、そこで購入することができます。

クーラーボックスで冷やしてくれているのもありがたいです。

ただし、値段はシェムリアップで購入するよりもやや高め。ミネラルウォーター0.5リットル入りで0.5ドル、コーラなどの清涼飲料水は缶で1ドルが相場です。

③食事について

食事に関しては、①と②に比べるとやや場所が限られるかもしれません。

ですので、ランチ時に限らず少しでも空腹を感じているときにレストランを見つけたら、早めに食事を済ませておいた方がよいと思います。

こちらもシェムリアップのお店より少し高めの価格設定です。

④勧誘、その他トラブルについて

【スタッフからの勧誘】

アンコール遺跡内で働いているスタッフも学生など含めて毎日働いているわけではないので、空いた日にトゥクトゥクでガイドをしていることが一般的なようです。

ですので、チケットチェックなどのスタッフからトゥクトゥクや、遺跡内のガイドの勧誘が結構あります。

もちろんガイドやトゥクトゥクの足を探している場合は交渉してみるのも良いでしょうが、そうでない場合ははっきりと「No!」を突き付けましょう。

【売り子】

そのほか、スポットの出入り口付近ではお土産を売りつけてくる売り子が必ずして、中にはしつこい売り子も多いです。

スポットを周る度に同じようなお土産物を売りつけてくるので、だんだんうんざりしてきますが、そこは忍耐強く耐えるのみ!

特に子どもの売り子も多く、

「お金がないから学校にも行けない」
「勉強するお金が必要だから助けて」

などと決まり文句のように同情を誘ってきます。

【スポット内にいる自称ガイド】

また、特に1人で遺跡を周っていると、急に勝手にガイドをしだす若者に遭遇することも。

彼らは「僕たちはボランティアだ」と言いながらも、ガイドが終わると寄付金やチップのお願いをして来ます。もちろん「寄付する気はない」と強く言えばそれ以上は追求してきませんが、そのようなことに関わりたくない方は、ガイドを予めつけておくか、声をかけられても無視するようにしましょう。

アンコール・トムのベイヨン寺院内では、急に現れたお兄さんが面白い写真撮影スポットをいくつか教えて周ってくれました。

1人だったので、写真も撮ってもらうことができてとても助かったのですが、一通り終わるとチップとして10ドル要求されました。

もちろん言われた額は払わず、気持ち程度に5ドル(これでもかなり高額です!)を払ってその場を後にすると、特にしつこく付きまとわれることはありませんでした。

 

このような出来事にどのように対応するかは皆様次第というところもあります。筆者個人の意見としては、入場料で高額を支払っている以上、それ以上にチップなどを支払う必要はない、ということ。

なので、このような行為を求められた場合はことごとく無視するのが一番です。目も合わさず、ひたすら前を向いて歩いて去りましょう。

 

少し長くなってしまいましたが、次回いよいよアンコール遺跡の見どころをご紹介します!

カンボジアの一人旅(ひとり旅)徹底ガイド

カンボジアの一人旅に役立つこちらの記事もご覧ください!

【海外一人旅(ひとり旅)徹底ガイド】カンボジア編①(シェムリアップへの行き方)
【海外一人旅(ひとり旅)徹底ガイド】カンボジア編③(アンコール遺跡小回りルート)
【海外一人旅(ひとり旅)徹底ガイド】カンボジア編④(アンコール・トムの観光ルート)
【海外一人旅(ひとり旅)徹底ガイド】カンボジア編⑤(アンコール・ワットと大回りルート)
【海外一人旅(ひとり旅)徹底ガイド】カンボジア編⑥(コーケー遺跡とプリア・ヴィヘア)
【海外一人旅(ひとり旅)徹底ガイド】カンボジア編⑦(シェムリアップ観光)

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