いろいろな旅人のひとり旅をご紹介する、「みんなのひとり旅」。
「ひろ」さんの四国、香川県でのうどん食べ歩きとリフレッシュの旅。今回はうどんと並ぶもう一つのメイン、粟島での滞在をご紹介します!
街から離れ、静かな島でのんびりきれいな海と夕日を眺め、美味しいご飯を食べて身も心もリフレッシュ完了!
これまでの旅
これまでの旅をまだご覧になっていない方は、ぜひ下記の記事もお読みください!
香川県(四国):讃岐うどんとリフレッシュの1泊2日ひとり旅!(1日目:うどん編)
粟島上陸!
島に着いて西へ少し5分ほど歩いたところにあるのが、今回滞在するホテル「ル・ポール粟島」です!
エメラルドの建物が目印で、その同じ敷地内にあります。
同じ船に乗っていた観光客はほぼ全員このホテルでした(笑)
フロントの近くには、有名人の色紙が並べられていました。南果歩さん、藤井フミヤさんなど、有名人のお名前がずらり。
海の幸をふんだんに使った料理が美味しいと評判のホテルだったので、料理付きの滞在!夕食が楽しみです♪
こちらのル・ポール粟島は、ペットと一緒に泊まれるキャビンタイプの宿泊プランもあり、犬を3匹ほど連れて宿泊されているご家族もいました。
島内散策
夕食を18時半にお願いして、それまで島内を1時間ほど散歩してみました。
夕方で、時折太陽の光が厚い雲の隙間から差し込む曇りの天気。
島内を歩いてみて思ったのが・・・
この島、肝試しには最高やん!
ということ(笑)
島に住んでいる方はいらっしゃるのでしょうが、何せ人が少なく、家も空き家と思われる家がたくさん。
小山が多く、道を歩いていると、いくつか山に入っていく獣道があり、誰も通っていないからか、草やすすきがぼーぼーに生い茂り、とても入れそうもない。。
(ちなみに、ル・ポールのすぐそばから、城山への登山道が続いています。)
廃校となった小学校や、道端に置かれた壊れた置物(かわいらしい鳥?のキャラクターのようですが、壊れかけて雨風にさらされた後なのでちょっと怖い。。)、荒れ放題の草木を横目に見ながら、島の裏手にある西浜海岸目指して歩きます。
くじらの鬼瓦!?
道を歩いていると、道端に「くじらの鬼瓦まで130歩」という案内が。
やけに細かい案内ですが(笑)、その方向に歩いてみると。。。
ありました!家の屋根ににくじらの尾の形が!
珍しいですね。昔くじら漁が盛んだったのでしょうか。
家の周りをまわってみると、くじらの頭の部分もありました!
夕日がきれいな西浜
ル・ポールから寄り道をして15分ほどでしょうか。西浜海岸に出てきました。
長い海岸と、遠くに見える四国と小さな島々-。
聞こえてくるのは波の音だけ。
ほんとに静かで、目の前に広がるきれいな景観にしばし見とれていました。
この日は肌寒い日でしたが、春や夏は、1日ここでぼーっとのんびり過ごすのもいいな。
そう思える場所でした。
海の水もエメラルドに澄んでいてとてもきれいです。
夏になると海水浴を楽しむ人で賑わうのでしょうか。
海岸の前にある家の庭先に作られた「だるまがま」。
中に何かを入れて焼却するのでしょうか。初めて見ました。
ピンクの可愛らしい桜貝
「探し物は見つかった?」
ぶらぶら歩いていると、砂浜で作業をしていたおじさんに声をかけられました。
「探し物って、ここって何か見つかるんですか?」
と聞いてみると、この砂浜ではピンク色の桜貝が拾えるそうです。
砂浜にいる人をよく見ると、ペットボトルに見つけたピンク色の桜貝を集めていました。
おじさん曰く、昔は砂浜を歩けばすぐにペットボトルいっぱいの桜貝が見つかったそうですが、最近は少なくなっているのだとか。
ピンク色で小さな桜貝、2枚貝でくっついた状態のものはさらに探すのが難しそうです。
砂浜でぼーっとしていると、また別のおじさんに声をかけられてちょっと雑談。
ひとり旅だとこうやって、旅先で雑談ができるのは嬉しいものです。
おじさんとはこのあたりで釣れる魚や、最近は畑で野菜を作ってもすぐにイノシシに食い荒らされてしまって大変だとか、反対側の山には猿も生息しているとか、島の話をいろいろ聞けて楽しいひと時でした!
今回は曇りの天気で、美しい夕日を拝むことは残念ながらできませんでしたが、またきれいな夕日を見に来たいと強く思いました。
ル・ポール滞在
お待ちかねの夕食タイム!
西浜できれいな海と静かな夕暮れのひと時を堪能し、ホテルに戻ってきてお待ちかねの夕食タイム。
部屋にスマホを忘れるという大失態を犯してしまい、料理の写真を残すことができず無念極まりないのですが、前評判通り、魚尽くしのとても美味しい料理でした!
メニューだけでもご紹介させてください!(名前は私が勝手に付けています。)
・お刺身の3種盛り合わせ(ブリ、鯛、イカのイクラ巻き)
・ホッキ貝?の辛みそ和え
・鯛のカルパッチョ
・豚肉と野菜のバター炒め(焼肉ソース付)
・山菜とタケノコの天ぷら
・エビと里芋の煮物
・鯛入り茶碗蒸し
・鯛めし
・お吸い物
・デザート(クリームブリュレとフルーツ)
いかがですか?旬の魚がてんこ盛りの夕食、とても美味しかった・・・
食堂のようなところで、宿泊客ごとにテーブルが用意されています。
やはり家族連れや団体さんが多いですが、7,8組が2つの部屋に分かれて食べるのでそこまで気になりません。
お部屋情報
部屋はツインの洋室を予約しました。
冷蔵庫やドライヤー、浴衣にタオルは備え付けでありました。
1つ残念な点があるとすれば、お風呂ですね。
大浴場があるのですが、温泉や常に湯だきしているわけではなく、普通のお風呂のビッグサイズの大浴場なので、時間が経つと湯船のお湯がぬるま湯になってしまいます。
もちろん湯船にお湯を継ぎ足せばよいですが、大きいので温まるのに時間がかかります。
翌朝には間違いなく冷水になっていますので(笑)、お風呂は夕食後すぐに入るのがベストです。ちなみに、部屋にユニットバスも付いてます。
朝食も新鮮なお魚!
2日目の朝食。
今度は昨夜の過ちを犯さないよう、ちゃんと美味しそうな朝食をカメラに収めました!
やっぱり魚が美味しいです。島に滞在しているのもあって、より美味しく感じてしまいます。
朝の島内散歩
チェックアウトを済ませて、9時30分の便で須田港に戻ります。
港でチケットを買い、時間があるので昨日と違う道を散歩。
「島迷路はこちら」という怪しげな(笑)看板の先にいくと、ありました。手作り感満載の迷路です!
せっかくなので迷路に入ってみることに。
枠組みは竹で作られていますが、島内にたくさん生えている竹で作ったのでしょうか。
一人で迷路に入り、ものの1,2分でゴール!!
傍から見るとちょっとむなしいですが、ひとり旅です。楽しんだもん勝ちです!
こういうのは思い出に残るため、バンバン挑戦しちゃいましょう!
連絡船で須田港に戻ります。
1日しか滞在しませんでしたが、どことなく名残惜しい気分になりました。
ふと思い立った時、帰る場所にこのようなところがあれば幸せだろうなと感じます。
次は暑い夏の日に訪れてみたいです。
いかがでしたか?今回、粟島での自由時間は実質数時間しかなく、一部しかご紹介できませんでしたが、静かでのんびりできる場所です。ぜひ暖かくなり日が延びてきたら訪れてみてください!
次回は須田に戻り、最後の讃岐うどんと高松駅エリアをご紹介します!