【ブラジル】リオのカーニバルの前哨戦、「ブロッコ」徹底レポート!

ブラジル最大のイベントと言えば、リオのカーニバル!その様子をテレビなどで見たことのある人は多いのではないでしょうか。
その華麗なパフォーマンスと会場の熱気はテレビを通しても伝わってきますが、やはり現地の空気には圧倒されます!
実はリオのカーニバルの開催中、各地でもお祭りとして開催されるのが「ブロッコ」と呼ばれるカーニバル。今回その「ブロッコ」の様子を詳しくご紹介します!

1.リオのカーニバルはブロッコから!

筆者がリオデジャネイロを訪れたのは、カーニバル本番の期間より2週間前。そのため、カーニバルに行く予定ではありませんでした。

ですが、ホテルのスタッフが
「カーニバルの本番2週間前からブロッコのパレードは始まるのよ!」
と教えてくれました。

「ブロッコ」とは

「ブロッコ」とは、カーニバル期間中に市内各地の通りなどで開かれる市民グループによるパレードのことです。

リオ市内では毎年150チームほどのブロッコのパレードがあるそうで、地元の人は毎日のように友達や家族と訪れるほどの人気です。

開催スケジュールは毎日ホテルに掲載されており、上の写真のようにブロッコの名前と開催場所が書かれています。朝から夜まで至る所で開催しているようですので、好きな時間に合わせて参加できるのも嬉しいですよね。

ちなみに、Google mapを見てみると開催中の通りが色付けされていて、『ブロッコ開催中』と記載されていました。Google mapを見ながら近くのブロッコに行ってみるのも良いかもしれませんね。

2.ブロッコ(リオのカーニバル)体験レポート①:移動

諦めていたカーニバルに参加できることになったので、途端にワクワクしてきました!

でも『治安は大丈夫なのかな、、、』、『観光客でも楽しめるかな、、、』という不安も強かったです。ドキドキしながら出発しました。
まずは市内の移動方法からご紹介します。

地下鉄の利用方法と注意点

ブロッコが開催されている通りまでは地下鉄を利用して向かいました。上の写真に写っているMマークの場所が地下鉄の駅です。

バスもあるのですが、道路が混み合うのと、窃盗や暴力事件が起こりやすいと聞いたので、カーニバル期間は使いませんでした。

乗車チケットは券売機で購入できます。窓口もあるのでスタッフから購入することも可能です。

これが1回乗車券です。これはタッチ式ではないので、改札の差し込み口に入れます。

カーニバル開催期間中の注意点

カーニバル期間は混雑するので、普段とは設備が変わる駅もありました。普段と違う例として、
・乗車券の券売機が外に設置されている
・駅の出入り口によって"入り口専用"と"出口専用"に分かれている
などです。
あらかじめ確認していないと遠周りするはめになるので注意が必要です。

また、その都度切符を購入するのは時間がかかるため、RIOカードを購入しておくと便利です。

このRIOカードはプリペイド式なので、乗るたびに券売機でチケットを購入する必要がありません。
さらに、地下鉄以外でもほとんどの公共交通機関で使用できます。

駅の中には仮装している人がたくさんいて、まるでハロウィン期間中のようでした。ナルトなど、日本アニメのコスチュームを着ている人も見つけました!

3.ブロッコ(リオのカーニバル)体験レポート②:準備

ブロッコの衣装

カーニバル期間は、皆さん服装は派手な格好をしています。街の至る所でコスチュームや装飾品が販売されていますので、現地に行ってからでも仮装の準備は整います。

チュチュスカートにカチューシャというスタイルが王道のようで、たくさん並べられています。濡れてもいいように、男性は上半身裸で女性は水着を着用していました。

ブロッコ参加前に食事を済ませる

パレード会場に行ったらゆっくり食事ができないと思ったので、パンをビールを購入しました。
ハムチーズのパニーニがとても美味しかったです。

この期間は地元の人が多いので、混雑しているお店は”当たり”の確率が高いと思います。ビールもたくさんの種類が置いてありますので、お酒好きな人も楽しめると思います!

3.ブロッコ(リオのカーニバル)体験レポート③:会場

ブロッコの会場に到着

今回はイパネマビーチ付近で開催されるブロッコに参加しました。

イパネマビーチはとても広いので会場を見つけられるか不安でしたが、人の流れについて行ったらたどり着けました。

山車から大音量の音楽を流しながらゆっくり通りを動いていて、その周りに人が集まり踊っていました。

昼間から全力で踊る人々

皆さん派手で露出も激しく、日本人からすると驚きの光景ですよね。笑
強い日差しの下で立っているだけで暑いのに、そんな中でもブラジルの人たちは元気に踊り続けています。

中には水を体にかけいる人もいました!

売り子のスタッフがクーラーボックスを抱えて歩いているので、お酒はすぐ購入できます。地元の人たちはマイボトルを持ち歩いていて、そこにお酒を入れてもらっているようでした。
マイボトル以外には、ほとんど荷物を持っておらず、女性もショルダーポーチを腰につけているだけの人が多かったです。

これだけの人の量だと、スリなどの被害も多いのだと思います。携帯を出していると「危ないからしまったほうがいいよ」と声をかけられました。
地元の人は厳重に注意した上で楽しんでいるようで、それほど事件の数が多いのでしょう。

山車の上には30名くらいの人がいて、たまに下に向かって水をかけたりドリンクなどを投げ渡している人もいました。

これは何を投げたのかはわかりませんでしたが、たくさん人がいるのに危険すぎる!!

何でもありな感じな状況に驚きの連続でした。

突然起こる事件

山車の周りで踊っていたときのことです。
突然遠くから悲鳴が聴こえてきて、その悲鳴の連鎖はすぐ大きくなっていきました。

何が起こっているかもわからず、とにかく怖かったので急いで声の聞こえるほうから走って遠ざかりました。

その原因と思われる集団は、すごい勢いでこちら側まで進んできて、あっという間に近くまでやってきました。男性4、5人が、1人の男性を追いかけて殴っているようです。おそらくその男性が何か悪いことをして、周りの男性は捕まえようとしていたのだと思います。

男性は殴られて落ち着いたかと思ったら、また逃亡しようと走り出していました。その後もあまりにも殴られ続けていたので、近くの女性が止めに入るほどでした。

目の前で繰り広げられる光景にただただ唖然。
殺害目的の事件ではなくて安心しましたが、本当に一瞬の出来事だったので身の危険を強く感じました。

その後は山車の上のMCさんがトークで和ませてくれたようで、会場の雰囲気はすぐ元通りになりました。
パレード期間はこういうことが珍しくないのか、地元の人は慣れている様子でした。

暑くなったらビーチで泳ぐ

ブロッコ会場は海のすぐ目の前の通りだったので、海水浴を楽しむこともできました。カーニバルの開催期間はいつも以上にたくさんの人がいます。

イパネマビーチの波はすごく高いので注意が必要です。タイミングによっては、次から次に波が来て浜に戻るのが大変なときもありました。

ビーチにはビーチパラソルや椅子のレンタル、シャワーなど設備が整っていますので、ブロッコで踊って暑くなったときのリフレッシュにぴったりですね。

フレンドリーな地元の人たち

再びブロッコ会場に戻ると前より人が増えていました。人をかき分けていかないと前にも進めないほどの混雑ぶりで一苦労です。

しばらく山車の近くで雰囲気を楽しんでいると、周りの人たちがフレンドリーに話しかけてくれました。リオ在住の人が多かったです。
現地の人と会話をしながら一緒にダンスを楽しむことができて、とても素敵な思い出ができました!

ちなみにブラジルではポルトガル語なので、英語が通じないことも多いです。ですので、簡単な挨拶やお礼の言葉を覚えておくと良いと思います。

ライブスタイルの場所も発見

道路以外にも小さな公園や広場ではステージが設置されていて、生ライブの演奏を見ることができました。ブラジルの音楽を生バンドに合わせて皆で歌ったり踊ることができます。

至る所でいろんなイベントやパレードが開催されているので、事前に調べなくても散歩しているだけで新しいイベントを発見できました。

4.ブロッコ(リオのカーニバル)体験レポート③:メイン会場

ブロッコのメイン会場では様々なパフォーマンスを観ることができます。
『サンボードロモ・ダ・マルケス・ジ・サプカイ』という場所が、カーニバル本番のメイン会場になります。

筆者が行った日は、たまたまこの場所が無料で解放されており、本番に出場するチームがパフォーマンスをしていました。
席も解放されており、自由に座ることができます。そして、会場にはたくさんの人が訪れていました。

一番ランクの高い"スペシャルグループ"に所属している団体は、1チームで3,000人ほどのメンバーがいるそうです。
打楽器隊だけで200名以上いるらしく、その乱れない動きや演奏が素晴らしかったです。

こちらは女性旗手とエスコート役で、スペシャルチームごとに1組ずつ決められているそうです。

このカラフルな衣装もすごく目を引きました。ずっとくるくる回転しているので、目が回らないのかな、、、と心配になりました。笑

中でも一番楽しみにしていたプロのサンバパフォーマンスは圧巻でした。素早くパワフルなダンスは、とても真似できないです。衣装もスタイルも美しく、目を奪われます。

山車は出ていませんでしたが、プロダンサーの踊りがみれたり、楽器の演奏が聴けたので大満足でした。本番はチケットをがないと入れませんし、無料でこんなに近くから見れるというのはこの期間だけなので、行く価値ありだと思います!

5.ブロッコ(リオのカーニバル)のまとめ

以上がカーニバル本番2週間前のブロッコ体験レポートです。

リオのカーニバルといえば数日間だけというイメージだと思うので、2週間前からイベントが始まると聞いて驚いたと思います!
本番は参加できない人でも、このブロッコのパレードであれば気軽にイベントの雰囲気を楽しむことができるのでおすすめです。

実際に参加してみるとやっぱり治安面は気になったので、一人の場合は昼間だけにするなどの注意が必要だなと感じました。

最後に、安全にブロッコを楽しむためのポイントをおさらいしておきます。

・バスには乗らない
・荷物はできるだけ持たない
・携帯は極力出さない
・熱中症に気をつける
・一人行動はできるだけ避ける(一人旅の場合は、宿泊先で一緒に参加する人を見つけられるとより楽しめると思います。)

ブロッコは日本とはまた違うブラジルの熱気や面白さを存分に体験できる機会になると思いますので、ぜひ旅の参考にしてください!

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