ひとり旅コラム

【首都圏】1人で思う存分贅沢!一人旅(ひとり旅)にオススメな日帰り温泉3選

一人旅で温泉って、最高の贅沢だと思いませんか?どこの温泉に行くにも、その温泉地で何をするにも自分の自由です。観光客の少ない平日にふらっと行くことができるのも、やはり一人旅ならでは!温泉に入って日々の疲れをリフレッシュすることができます。

今回は、自分へのちょっとしたご褒美になる、1人でも気軽に日帰り行ける首都圏の温泉地をランキング形式でご紹介していきます。日帰りに限らずどんな温泉旅行にしようかと迷っている方の参考にしていただければと思います。

温泉一人旅(ひとり旅)にオススメな温泉① 熱海

まず、温泉一人旅にオススメしたい温泉地は、熱海です。
東京駅から熱海駅まで、新幹線で約45分、在来線でも約1時間30分で行くことができ、日帰りで手軽に温泉を楽しめる点が人気の理由です。もちろん、熱海が人気な温泉地である理由はアクセスの良さだけではありません。

①徳川家康も愛した歴史ある源泉

熱海は都心から近いだけではありません。何より、源泉の「質」が良く日々の疲れをリフレッシュさせるには最高の湯です。その効果は、徳川家康も湯治のために熱海を訪れたほどです。

徳川家康が湯治に訪れた温泉は「日航亭 大湯」という温泉で、家康はこの湯を大絶賛したとのことです。現在は「出世の湯」として全国的に有名です。
土曜日・日曜日は多少混雑していますが、平日は観光客も少なく、ゆっくりと温泉に浸かることができます。一人旅で行く場合には、是非平日に行くことをおすすめします。

熱海の温泉は、腰痛など様々な病状に効果があるため、湯治にも最適です。一人旅だからこそ、熱海の温泉で思う存分体を癒すことができますね。

②風情あるオシャレな街並み

熱海と聞いて、どこか「昭和の温泉地」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。確かに、熱海は昭和に栄えた街であり、街中に老舗店舗が多くあるのも事実です。しかし、実は近年熱海は若い人を中心に再注目されています。

その理由が、オシャレなカフェが増えていること。「インスタ映えする!」などと、熱海の街は賑わいを取り戻しています。老舗のお店から今っぽいお店まで幅広くあるため、年代を問わず楽しむことができます。
一人温泉旅とはいえ、やはり活気付いた街並みがいいですよね。

③海鮮料理が美味しい

熱海は海鮮も有名です。街のいたるところに、ひもの屋や海鮮料理店があるほどです。そこでおすすめなのが、温泉帰りに海鮮丼を食べて行くことです。駅チカに海鮮料理店が多くありますので、電車に乗る前のちょっとした時間で本格的な海鮮料理を楽しむことができます。

熱海の数ある海鮮料理店の中でも、特におすすめなお店が「囲炉茶屋」です。
こちらは海鮮丼が有名なお店で、新鮮な海の幸がいただけます。その人気っぷりは、土曜日・日曜日のお昼時にはお店の前に行列ができるほど。家族連れやカップルが多いですが、カウンター席が用意されているため、一人でも気軽に入ることができます。

熱海で温泉と海鮮のどちらも楽しむ、ちょっと贅沢な一人旅行をしてみてはいかがでしょうか。

東京駅からのアクセス

東海道新幹線(こだま)で約45分:3,670円
東海道線(快速アクティー)で約1時間30分:1,944円(ICカード利用時)

温泉一人旅(ひとり旅)にオススメな温泉旅行先② 軽井沢

出典:photolibrary (https://www.photolibrary.jp)

長野県軽井沢と聞くと、避暑地や別荘地という印象が強いかもしれません。しかし、実は軽井沢には多くの温泉があります。
軽井沢の近くには草津温泉がありますが、草津温泉は言わずと知れた温泉地。連日観光客で賑わっています。
東北新幹線の開通で時間距離も非常に近くなり、日帰りも可能です。せっかくの旅行は静かな温泉地でゆっくりと過ごしたい!という一人旅行者には、軽井沢をおすすめします。

①源泉掛け流しの温泉が多い

軽井沢に温泉というイメージはあまりありませんが、実は軽井沢にある温泉の多くが源泉掛け流しです。

源泉かけ流しは、言ってみれば何の手も加えられておらず、直接温泉が引かれて使われている温泉のこと。そのため、その名の通り常に新鮮な温泉が絶えず流れており、その温度や成分も格別です。

例えば、星野リゾートの「星野温泉トンボの湯」や小瀬温泉ホテルの「小瀬温泉」など有名な旅館・ホテルの温泉も掛け流しです。他にも、塩壺温泉・塩沢温泉・ゆうすげ温泉・千ヶ滝温泉などの温泉が点在しており、そのどれもが一軒宿のものです。

また、実は長野は温泉地数224箇所と、北海道に次ぐ第二位の規模を誇る温泉大国。こうして考えると、軽井沢に豊富な源泉があることも納得できますね。

②大自然に囲まれた温泉

軽井沢は避暑地として知られていることもあり、森や山に囲まれた街です。そんな軽井沢の温泉ですから、多くの露天風呂は森の中に作られています。森のマイナスイオンを感じながら静寂な温泉に入ることは格別な体験です。

また、軽井沢の気候は、夏は涼しく冬は厳しい寒さとなります。なので、夏に温泉に入ればスカッとした爽やかさを感じられますし、冬には冷えた体を芯から温めることができます。通年通して温泉を入るのに適した気候であると言えます。

有名な温泉地で入る温泉も良いですが、せっかくの一人旅ですから、落ち着いた雰囲気の中で温泉を楽しむのも一興かもしれません。

③マイナスイオンを浴びる

軽井沢といえば思い浮かぶのが木々の生い茂った大自然。中でも有名な観光地が、「白糸の滝」です。白糸の滝は、日本観光百選滝の部第1位にも選定された人気の観光スポットです。温泉とともに、大自然が発するマイナスイオンを存分に浴びることができるのも軽井沢ならではでしょう。

白糸の滝の他にも、「軽井沢野鳥の森」など自然を楽しめる観光スポットが盛りだくさんです。都心の喧騒に疲れた体を癒すのに、軽井沢はまさに最高の温泉地と言えるでしょう。

軽井沢の自然散策をした後、心地よい疲れを癒しがてら源泉かけ流しの温泉でゆったりとリフレッシュ、考えただけでも最高に贅沢なプランではないでしょうか。自分の思いのままに時間を過ごすことができる一人旅ならなおさらです。

軽井沢は都心からも比較的近く、東北新幹線を利用すれば片道2時間程度で行くことができます。温泉旅館に宿泊することはもちろん、時間がない方は日帰り旅行もできますね。大人な一人温泉旅をしたいという方はぜひ軽井沢を検討してみてはいかがでしょうか。

東京駅からのアクセス

長野、北陸新幹線で約1時間10分:5,390円

温泉一人旅(ひとり旅)にオススメな温泉旅行先③ 箱根湯本

出典:photolibrary (https://www.photolibrary.jp)

不動の人気を誇る温泉地といえば、やはり箱根温泉でしょう。都心からも近く、新宿駅から箱根湯本まではロマンスカーで約1時間30分、名古屋からも新幹線と箱根登山鉄道を乗り継いで1時間30分で行くことができます。もちろん、車で行くこともできます。
いろいろなアクセス方法があり、アクセスの良さの点からも日帰り温泉一人旅でも気軽に行くことができる距離ですね。また、箱根と一口に言っても、様々な場所から湯源が出ており、それぞれの場所が街として栄えています。

①湧出量が多く、泉質も豊富

箱根温泉は「箱根十七湯」とも呼ばれ、17箇所の温泉から成っています。
箱根全山十七湯から湧き出る温泉は、1日に2万5000トンとされ、全国第5位の温泉湧出量を誇っています。また、泉質もアルカリ性単純温泉、食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)、石膏泉(カルシウム-硫酸泉)など20種類に及び、湯治にも効果的です。

②日帰り温泉が多い

箱根は他の温泉地と比べて、日帰り温泉が多いです。しかも、駅チカに多くの日帰り温泉が密集している点も、日帰りの一人旅行者にとっては嬉しいポイントですよね。

数ある日帰り温泉の中でも人気を博している温泉が、「箱根湯寮」です。人気の秘訣は泉質にあります。箱根湯寮の温泉は、アルカリ性単純温泉で、肌あたりがとてもやわらかです。「美肌の湯」として女性にも人気な日帰り温泉の1つです。

箱根の魅力は「思い立った時にすぐ行ける温泉」であること。一人旅には一番手頃で間違いのない温泉地かもしれません。

③男性はもちろん、女性の一人旅も多い

都心からのアクセスが良いことや、おしゃれなカフェや土産屋が多いことから、男性のみならず女性の一人旅行者も多いのが箱根の特徴です。
また、美術館が多いことも一人旅行者には嬉しいポイント。「彫刻の森美術館」や「ガラスの森美術館」、「星の王子様ミュージアム」などが代表するように、箱根には非常に多くの美術館があります。美術館は時間を忘れて1人でじっくりと鑑賞したいですよね。つまり、箱根は一人旅行者にはもってこいの観光スポットなのです。

もちろん、箱根の観光スポットは美術館だけではありません。黒たまごで有名な大涌谷や芦ノ湖の海賊船など、観光スポットは様々です。どの観光ポイントも、一眼レフなどカメラとともに旅行に行くと綺麗な写真を撮ることができるでしょう。

東京駅からのアクセス

ロマンスカーを利用すれば、新宿から箱根湯本駅まで直通でアクセス可能。約1時間半で2,280円。

小田原(東海道線)経由、箱根湯本駅まで:1,800円
小田原(東海道新刊線)経由、箱根湯本駅まで:3,530円

まとめ

今回は日帰りでも行ける首都圏近辺のおすすめ温泉地についてご紹介してきました。いかがだったでしょうか。筆者自身、今回ご紹介した温泉地には全て足を運びましたが、やはりそれぞれの温泉地には独特の「雰囲気」があり、どれも素敵な温泉地でした。

東京など首都圏で生活をしていると、たくさんの人が暮らしている大都会で息苦しくなったり、今いる場所を飛び出して静かな場所でのんびりしたい!とふと思うことも多いのではないでしょうか。
今回ご紹介した温泉地は、いずれも首都圏から2時間以内で行くことができるにもかかわらず、自然が近くにありのんびりすることができるという点でも、一人旅には最高の場所だと思います。

温泉は一人旅には最適で、1人で行けば入浴中に他人の顔色を伺う必要もありません。自由時的な一人旅に、ぜひ温泉という選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか。

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