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【世界2位の透明度!感動の氷の世界へ!】北モンゴル、フブスグル湖へ女一人旅行記

今回ご紹介する旅行記は、みーさんの北モンゴル4泊5日の一人旅!

大草原のイメージが強いモンゴルですが、今回訪れたのは3月上旬、まだ氷点下の世界が広がっている冬の世界!

今回はその透明度が美しいフブスグル湖と、そこで開催される氷祭りをご紹介します。

旅のプロフィール
移動手段飛行機
旅程3月1日(金)~5日(火)
予算交通費:79,000円
宿代: 3,500円(3泊)
ツアー代:73,000円
(3泊、食事3食、バス代、 乗馬、犬ぞり、馬ぞり込)

 

【北モンゴル:フブスグル湖】女の一人旅行記①:草原を走るバス旅16時間・・!

今回は個人的に現地ガイドさんにお願いし、ワガママプランを組んでもらうことに。

前日にスーパーでお菓子やお水を買い込み、ウランバートルのドラゴンバスターミナルから朝8時きっちりのバスに乗り込み、ムルンという町に向かいます。
ウランバートルからムルン行きの飛行機も数便飛んでいますが、バスは往復3000円なので数万円の節約ができました☆

「16時間も無理!」と思われるかもしれませんが、日本のバスよりゆったりめでシートもしっかりした韓国製のバスは、お尻が痛くなることもなく快適にすごせました。

また、中はとても暖かいので温度調整できる服をお勧めします。

気になるトイレ休憩ですが、100キロ地点で一度レストランで昼食休憩があり、それからは1、2回しかないため、基本的には挙手制になります(笑)
道路の脇にいつでもバスを止めてくれて、「行ってらっしゃい!」という感じです。もちろん、草原で”青空トイレ”になります。汚いトイレよりはかなり良いのではないでしょうか?(笑)

草原をボーッと眺めるのもよし、バス内で他のツーリストと話すのもよし、意外と楽しめたバス旅でした☆

旅のヒント:モンゴルの気温

今回の旅は3月上旬ですが、3月のモンゴルの気温は最高気温でも氷点下になるぐらいの寒さで、最低気温になるとマイナス20度を超えることも。
これはウランバートルでもフブスグル湖でもそれほど大きな違いはありません。

このため、厳しい寒さに備えて十分に厚手の服装で訪れるようにしないといけないのですが、一方でゲルの中などはとても暖かいので、室内用の服装も準備しておくと良いでしょう。

【北モンゴル】女の一人旅行記②:死ぬまでに一度は見たい景色。冬のフブスグル湖!

この吸い込まれそうな、きれいな模様の氷を一目見てみたくてロシアの国境に近い、フブスグル県のムルンという町にやってきました!
世界で2位を誇る透明度のフブスグル湖。冬は、マイナス30度にもなるので、長さ136km、幅36.5kmの湖が完全に凍ってしまいます。
透明度がとても高いので、浅いところでは、 底にある石が見える程です!氷の亀裂や氷柱、アイスバブルがそのまま固まっているのを氷の上から見て楽しむことができます。

寝転んだり、シートを敷いてピクニックをしたり、車でドリフトしたり、スケートしたり、何をしても自由です♪
時間を忘れて、氷の上で一日中遊んでみてはいかがでしょうか☆

旅のヒント:フブスグル湖について

フブスグル湖はモンゴルとロシアの国境付近にある、世界でもトップクラスの透明度を誇る淡水湖です。その透明度が世界第二位ともいわれるフブスグル湖、透明度は平均18メートル以上だそう。
モンゴルの冬は厳しく気温が氷点下まで下がるため、フブスグル湖は冬の間完全に凍結しています。

このフブスグル湖はモンゴルの淡水源の70%を占めていると言われており、モンゴル人の生活を支えている大事な水源でもあります。
【北モンゴル:フブスグル湖】女の一人旅行記③:ホームステイ体験

3月の1週目には「氷祭り」がある為、現地のツーリストキャンプは空いておらず、ムルンに住んでいるガイドさんのお友達の家にホームステイさせてもらいました。

この時期に行かれる方は、3ヶ月以上前に個人ツアーで予約していくことをオススメします。

夜中についたにもかかわらず蒸し餃子を作ってくれて、暖かいモンゴルのミルクティーをいただきました。塩が入ったミルクティーは、癖になりそうで美味しくてホッとする味です。
朝ごはんには、ミルクティーの中に蒸し餃子とお米が入ったものを食べました。

日本では考えられないですね(笑)これは意外と合うんですよ♪

モンゴルでは夜はマイナス20度になりますが、家の中は薪を炊くので半袖で十分なほど暑く、濡れた服もすぐに乾きます。ただとても乾燥するので、保湿するものやマスクなどは用意していくほうが快適に過ごせます☆

【北モンゴル:フブスグル湖】女の一人旅行記④:氷祭りおすすめ見どころ

見どころ①:氷祭りの催し物

毎年一度、ここフブスグル湖で氷祭りが行われます。モンゴル中から人が集まり、海外からの旅行者もいますが、日本人には会いませんでした。

モンゴルの民族衣装のファッションショーや、馬ぞり、犬ぞり、氷でつくられたゲル、彫像、アイスバー、氷の滑り台など一日中楽しめます☆

中でも面白かったのが、男性が牛の太い骨を拳で叩き割って強さを競う流血イベント(笑)
他にも、現地の民族が作ったカシミア製品や羊やヤクで作った手袋や靴下が売られていたり、骨董品や食べ物などのお店も楽しめますよ☆

見どころ②:フブスグル湖でアイススケート!

広〜い大きな天然のスケートリンク。こんなに綺麗な氷の上で自由に滑れる幸せは、この場所ならでは。

「ターンやジャンプ、トリプルアクセルを練習してきたらよかった・・・」

と誰もが思うはず(笑)

スケート靴は5,000トゥグルグ(約200円)でレンタルでき、時間制限なし、どこまででも行って大丈夫です!
氷の上は靴では滑りやすいので、スケート靴を履いているほうが早くて安全な気がします(笑)

見どころ③:氷祭りのグルメ!

たくさん遊んでお腹が空いたら、ゲルの中へ!たくさん建っているゲルの中は、レストランになっています☆

ミルクティで冷えた身体をあたため、今回は、肉の揚げ餃子と野菜とお肉のスープを注文。400円もあれば、お腹いっぱい食べることができます☆
基本的にどれもお肉料理ですが、モンゴル料理はどれもあっさりしていて、日本人の口にも合います。

【北モンゴル:フブスグル湖】女の一人旅行記⑤:犬ぞり・乗馬体験

ウランバートルに戻ってきて、次の日は市内から1時間ほど車を走らせ「テレルジ」へ。テレルジ国立公園はごつごつした岩山に囲まれた場所で、一つの観光地でもあります。

数十匹の中から選ばれた8匹のハスキーたちが凍った川の上を走ってくれる「犬ぞり体験」や、広大な大地で、乗馬も楽しめます☆

乗馬はバランスを保ちながら筋肉も使うので、健康にとても良いんです。集中して大きな動物をハンドルすることで、自信がついたり、穏やかな気持ちでリラックスすることができます。

ヤクの群れや遠くの山々を見ながら、何も考えない時間を楽しむのもいいかもしれません☆

旅のヒント:テレルジ国立公園

テレルジ国立公園はウランバートルから北東に約70キロの場所にあり、車で2時間ほどと手ごろで行けてしまう場所にありながら、モンゴル人にとっても保養地として知られている人気の場所です。

モンゴルと言えば大草原ですが、ここテレルジ国立公園では大草原はもちろん、ちょっとごつごつした奇岩や山も周囲に広がっていて、よりダイナミックな景観を楽しむことができます。

さらに、この場所は古くから恐竜の化石が発掘されることでも有名な場所です。

アクティビティも豊富にあり、乗馬体験はもちろん、乗馬をしたまま川を渡ってトレッキングをしたり、ツーリストキャンプがあるので、もちろんゲルでの遊牧民体験も可能です。

何より圧巻は、大草原から見る朝日や夕陽だけでなく、夜に空一面に広がる満点の星空。
モンゴルの魅力が詰まったテレルジ国立公園、ぜひモンゴルの旅の1つに加えてみてください!

【北モンゴル:フブスグル湖】女の一人旅行記⑥:遊牧民のゲル訪問

遊牧民のゲルを訪問しました☆

温かいミルクティで歓迎してくれ昼食を作ってくれました。
ゲルの中は絨毯のような布で覆われていてとても暖かく、薪ストーブ、テレビや冷蔵庫まであり、驚きでした。

言葉は通じなくても、どこか近い感じがするモンゴル人。赤ちゃんのお尻に蒙古斑があるのは、モンゴル人と日本人だけみたいです☆

簡単な挨拶だけでも現地の言葉を覚えて行くと、とっても喜ばれますよ♪

旅のヒント:モンゴルへの旅で知っておきたい簡単なモンゴル語

モンゴルに限らず、海外の一人旅を楽しむ1つのポイントが、挨拶程度でも現地の言葉を使うこと。
今や多くの国で英語は通じるものの、英語が母国語とは限りません。そういった国で、いきなり英語で話しかけると現地の人もちょっと戸惑ってしまうことも少なからずあります。
会話は最初の挨拶が印象を決めるうえでも大事なので、最初の挨拶を現地の言葉で声掛けをすれば地元の人も警戒が解けて安心するのではないでしょうか。

それでは簡単なモンゴル語をいくつかご紹介します!

こんにちは:サェン バェ ノー
どうもありがとう:バイルラー
美味しいです:アムッタイ

特によく使うこの3つの言葉はしっかり覚えて、モンゴルを旅した時に積極的に使ってみましょう。きっとあなたの一人旅がもっと楽しいものになるはずです!

【北モンゴル:フブスグル湖】女の一人旅行記⑦:鷲と触れ合う

テレルジ国立公園からの帰りに鷲と触れ合えるスポットがあり、200円で腕に乗せることができます☆
何種類かいたのですが、私は一番大きな鷲を選びました。

大きいハゲワシは20kgもあり、片手で持ち上げる時に腕がプルプルして、投げ飛ばしそうになりました(笑)

同じ場所で、らくだに乗る体験もできるようです♪

まとめ

みーさんのフブスグル湖とテレルジ国立公園を巡る一人旅、いかがでしたでしょうか。
日本からも飛行機の直行便が出ており、5時間程度でアクセスが可能なモンゴル。これからますます旅人や観光人気が高まることは間違いない国の1つです。

大自然が魅力であるため、多少厳しい寒さに我慢する必要はありますが、そんな思いをしても訪れる価値のある場所であることが伝わったのではないでしょうか。

ぜひあなたの一人旅に加えてみてください!

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