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セブ島を縦断!初めてのフィリピン3泊4日の一人旅(ひとり旅)~マラパスクア島編~

フィリピンのセブ島を一人旅(ひとり旅)で訪れているまささんの旅行記。
2日目はいよいよ、メインのマラパスクア島の旅の様子をご紹介します!セブ島からの行き方や、マラパスクア島の様子、美しいビーチや見どころなど盛りだくさんです!

セブ島からマラパスクア島へ!

バスターミナル目指して、途上国らしい荒れた道を歩く

2日目は、マラパスクア島を目指してまずは「ノースバスターミナル」へ!
マラパスクア島への船が発着する「マヤ港」までは、バスで4時間近くかかるというので、朝6時にホテルをチェックアウト。

片側2車線の比較的広い道を バスターミナル目指して徒歩で向かう。
ホテルからの距離は1kmもなく、普通に歩けば10分程。
徒歩5分くらいの場所でも、危険だからタクシーを利用した方がいいなんて話もあるけど、外は明るいし、道は広いし、周囲も開けていて見通しも良いので、大丈夫かなと。

ただ、車道はまずまずだけど、歩道は荒れ気味・・
少し離れた所には、スラム街のような一画も見え、何匹もの犬が 普通に周辺をうろついていて、雰囲気は決して良いものではないです。
油断は禁物。

昨夜宿泊したホテルのような近代的な建物もある一方、川の向こう側には日本で言うとちょっと立派なホームレス小屋(?)のような家屋も見受けられるなど、途上国らしい貧しい部分も垣間見られます。

早朝という事で、道端ではパンが売られていました。

フィリピン名物のジプニー発見☆

車体の脇に行き先(ルート)がペイントされていますが、略されていたりしてパッと見、よくわからない。

ノースバスターミナルに到着☆マラパスクア島へは、MAYA (マヤ) 行きのバスへ!

セブ島の北部へ向かう長距離バスが集まるのがココ「ノースバスターミナル」。南部へのバスは、別の場所にある「サウスバスターミナル」から。

車と人で入口が異なり、人はターミナル中央付近の小さな入口から中へ。待合スペースや売店のあるターミナルの両脇にはバスがズラリと並ぶ。
マラパスクア島への船が発着する「マヤ港」まで行くバスは、入口から見て右側の手前寄りに停車していました。
頭上には「MAYA」と書かれた案内板。バスにもちゃんと行き先が表示されています。

セブ島では、エアコン付きとそうでないもの、同じ区間でも運賃の違う2種類のバスが走っていて、マヤ行きのバスでまず視界に入ったのがエアコン付きの方。

車内に乗客は まだ1人だけ。最前列は体の不自由な方への優先席だったので2列目の窓側へ。乗ったはいいが、このバス、いつになったら発車するんだ状態。

時間で発車というよりは、ある程度お客が乗ったら発車という情報のとおり、8~9割程座席が埋まって、ようやく発車。
6時20分の乗車に対し、発車は7時05分でした。

マヤ港までの距離は約130kmで、約4時間のバス旅。
にもかかわらず、運賃はわずか225ペソ、日本円で500円もしないとは・・

こちらがターミナルへの入口。
険しい顔で女性を見つめる警備員。一応、ボディチェックがあります。

待合スペースの様子。朝6時台でも 売店はしっかり営業中!

エアコン付きバスは、日本でも通用しそうな観光バスタイプ。

それに対し、こちらの窓半開きの黄色いバスがノンエアコンバス。走行中は暑さと砂埃との戦い?

エアコンバスは快適だけど、車窓を楽しむならノンエアコン?

バスは、セブ島の東海岸沿いのハイウェイ(と言っても普通の一般道)をひたすら北上。

運賃は発車後に、車内で車掌に払うスタイル。
事前予約という考えはないので、座席は空いている場所ならどこでもOK。

午前中の走行という事で、日差しの当たる海側(右側)か?日差しの当たらない山側(左側)か?
選んだのは前者。だが、ここは 沖縄のはるか南の国 フィリピン。
日差しは思っていた以上に強烈!
それは別にいいんだけど、案の定、恐れていた事が!
快適さ重視のエアコンバスの乗客達は、日差しが当たるやいなや、続々とカーテンを閉め始める。

あぁ・・どんどん車窓が閉ざされていく・・

せめて、自分の所だけは!
と、そのままにしていたら、通路側に座っていた女性が わざわざ手を伸ばして、閉めてくれちゃいました。
移動中も、車窓からの風景を楽しみたい人としては残念だけど、前方からの眺めは基本的に閉ざされる事はないので。

そういう意味では、窓半開きのノンエアコンバスの方が良かったかなぁ?
常夏のセブ島において、エアコンが付いていないだけあって、風通しが良くないとだから、視界を遮るカーテンなんて物は付いてないしね。

運賃もエアコンバスより安いし、帰りはそっちにしようかな・・
暑さと土埃(ほこり)との戦いになるって話だけど。

しばらくすると、車掌の方が乗客1人1人に行き先を訪ね、このような紙を渡してきます。穴の空いた部分の数字が運賃を表していて(225ペソ)再び車掌がやって来た時に支払います。

こちらが東海岸沿いを南北に結ぶCentral Nautical Hwy。セブ島には、日本で言う高速道路のような道はありません。

工事等で一時停止を余儀なくされる場所では、飲み物やお菓子を売る子供達の姿も。

熱帯地域らしいジャングルのような木々が、異国に来た事をより実感させてくれます。

マヤ港に到着☆マラパスクア島への船は乗客の数で運賃が変わる!

7時すぎにセブシティ(ノースバスターミナル)を出発し、途中休憩を1回はさんで北上する事、距離にして約130km。
セブ島の北に浮かぶ小さな島「マラパスクア島」への船が発着する「マヤ港」に到着。
時刻は11時15分、本当に4時間近くかかった!

バスを降りると、すぐ目の前が港。
かつては、少し南にある港の方から発着していたみたいだけど、現在はこちらの新しい港からになります。
港と言っても、待合スペースにいる乗客の足下で犬が爆睡しているような、の~んびりとした空気に包まれたこじんまりとした港です。

一応、乗船名簿のような物があり、それに記入し、奥のそれだとわかりづらいカウンターにてチケットを購入。
バス同様、時間ではなく、それなりの人数が集まらないと運行しないスタイルのようで、いつになったら 船に案内されるのか・・
気長に待つしかない。

運賃は、基本 片道100ペソですが、人が集まらない場合は、人数に応じて追加料金が必要になる場合もあるそうで、人数が少ない程、1人当たりの料金は割増になります。
最悪1人で乗船する場合は、チャーター扱いとなり、1,500ペソ程 必要になるのだとか。

この時は、定員の15人(?)に近い人数が集まっていたので、基本運賃の100ペソ(200円ちょっと)だけで済みました! ラッキー☆

港のすぐ目の前まで車道があって、バスはその直前で停車してくれます。

全く警戒心のないワンちゃん。とてもまったりとした雰囲気です。

ローカル感がたまらないっ☆マラパスクア島へはバンカーボートで!

マラパスクア島へはこのようなバンカーボートと呼ばれる小さな船で向かいます。

気をつけないと海に落ちてしまうくらいの足場を渡って、ボートに乗り込みます。
係の人によるまさに “手助け” がとてもありがたいっ!

時間帯にもよると思いますが、この時は、乗客のほとんどは 外国人 (フィリピン人ではない) ような顔ぶれでしたが、ビーチなどにいる旅行者向けでしょうか?カットされたフルーツの袋詰めをする地元の方の姿もありました。

マヤ港からバンカーボートに揺られる事約30分、
12時すぎに、フィリピンの隠れた楽園「マラパスクア島」に到着☆

メインビーチの Bounty Beach 周辺は、浅瀬になっていて、上陸直前に小さなボートに乗り換える(別途20ペソ)という情報もあったけど、バンカーボートで直接ビーチへ乗り付けました。

マラパスクア島の白い砂浜が近付いてきました。手前のフルーツおばちゃんもスタンバイOKのようです。

マラパスクア島に上陸!
セブシティから合計325ペソ(約670円 )程でやって来れました。

マラパスクア島観光:1日目

求めていた風景が目の前に☆マラパスクア島のBounty Beachに上陸!

バンカーボートを降りると、そこはマラパスクア島のメインビーチ。

青い空に青い海、そして 眩しいくらいの白い砂浜☆
求めていた風景が目の前に!

ただ、徐々に雲で覆われていく空。

天気の良いうちに、この素晴らしい景色をのんびり眺めたかったけど、フィリピンの方は声かけに積極的らしく、上陸直後はダイビングだのマッサージだの次から次へと勧誘に合う。
必要ないなら、ハッキリ「No!」と言わないとしつこそう・・

お昼になり、日差しもより強烈に!
気温も30℃を越えてると思われ、少し歩いただけでも、汗が滴り落ちる。

フカフカな椅子に座って、ひなたぼっこも気持ち良さそう~♪
と思いきや、日差しが強烈だから、暑すぎかも。

このような日陰でくつろぐのが心地良さそう。でも、ここはホテルの敷地内で宿泊者用。

お昼ご飯☆ドリンクとデザートも付いて約400円

朝からほとんど何も食べていないので、まずはお昼ご飯☆
宿と飲食店も兼ねた「グアナズ プレイスルーム&レストバー」というお店でランチセット(Cセット)を注文!

写真の2皿にドリンク(コーラ) と、注文時には
「今日はないのですが・・」
と言われていたデザートも、なんだかんだで付いて180ペソ!
日本円で400円もしない。

ライスの横にあるのは、最初お肉かと思ったら、ナスと卵を一緒に焼いたトルタン タロン (Tortang Talong) と言うフィリピン料理。

味付けも、日本人の感覚からするとシンプル。
そう感じるのは、日本の平均的な味付けがやっぱり濃いから?

建物の1階にあるけど屋外みたいなものだから、ハエが寄ってくるのは仕方がない事。
集落の光景を思えば、驚く事でもないかな。

食後、お会計を済ませたのち、自分が今夜の宿泊者である事を店の方に告げ、なぜか宿側にサプライズをしたみたいな結果になってしまった。

こちらが最初は「ない」と言われていたデザート。本来は こういう物じゃないのかな?
デザートなしでも満足のゆくボリュームでしたが、そう言いながらも用意してくれた事に感謝です。

店内の様子です。宿泊者の朝食もこちらで頂くみたいです。

お店の外観です。ゲストハウスの文字もあります。
今夜の宿という事もあるけど、店頭に値段の書いてあるメニュー表なんかがあると、入りやすいですね。

朝食付き☆2,000円ちょっとで個室に泊まれる宿「グアナズ プレイスルーム&レストバー」

昼食を頂いたお店が今夜の宿☆

事前にネットで決済まで行っていたとは言え、パスポートで本人確認しただけでお部屋に案内してくれるという、島ならではのゆる~い感じ。
デポジットも取られませんでした。

こちらの宿には、エアコンのある部屋と、ない部屋(代わりにファン=扇風機)の2種類があって、10月の下旬だからと “ナシ部屋” を選んだら、日中は 平気で30℃ 越え!
思っていた以上に暑いっ!!

朝食付きで998ペソ、約2,100円で個室に泊まれるものの、窓やドアを閉め切っていると、部屋の中は蒸してくる・・
窓に網戸のような物はなく、代わりに、ベッドに虫よけカーテンがある。

フィリピンでも蚊からデング熱に感染する事があるというので、このような物は欠かせないって事でしょうか。

ただ、1階で食事していた時は結構ハエが気になったので、窓を開けてると 部屋にも入ってくるのかと思いきや、こちらはそうでもない。

上陸時の予想外の暑さに、エアコンなしの部屋で大丈夫かなぁ?と思ったけど、
扇風機の風がある程度、体感温度を下げてくれる。
暑くて眠れない程ではなさそう。

お隣りさんと繋がっているけど、こちらはベランダ的なスペース。部屋毎に椅子とテーブルもあります。

もちろん、トイレとシャワーは一緒です。

ひと昔前のような光景広がる集落内を散策!

部屋に荷物を置き、身軽になったら島内の散策へ☆

マラパスクア島は、セブ島への船が発着するBounty Beach沿いこそリゾート地の雰囲気だけど、少し内陸へと入ると、そこは現地の人達が暮らす生活空間。

電気がまともに使えるようになってから数年しか経っていないだけあって、原始的な街並みが色濃く残っている。
場所によっては、手作り感のある簡素な造りの家屋も目立ちます。

家畜として足を繋がれたニワトリの姿はそこら中で!
場所によっては豚も!
人々と一緒に犬が普通に路地を行き来しているような状態。
放し飼いなのか?野良なのか?
セブシティ以上に自由奔放な雰囲気。

島での乗り物と言えば、主にバイク。
車という物が存在しないから、車道と呼べるような広い道はなく、集落内は 迷路のように狭い路地が入り組んでいて、そこを縫うようにバイクや人、そして犬が行き来しています。

日本ではまず見れないような光景が広がる集落は、とても興味深いものがありました。

この島に電気がまともに供給されるようになったのは、比較的最近の2011年からと言うから驚きです。

このような荒れた一画もあり、これがセブシティならかなり治安の悪い危険地帯と言ったところですが、小さな島であるマラパスクア島の治安はかなり良好なんだそうです。

の~んびりとした島の雰囲気を象徴するかのように、豚も爆睡中。

広場でバスケをする少年達。
徐々に雲行きが怪しくなってきました。

雲がなければ、西のビーチからは海に沈む夕日が!

集落内を散策後、少しの間雨が降っていたけど、1時間くらいで止み、今度は西側のビーチへ。

昼間とは一転し、雲が主役の空模様になってしまったけど、かろうじて夕焼けを拝む事ができました!

今回 セブを訪れるにあたり、まず驚いたのが天気予報での雨マークの多さ。
10日間予報を見た時に、ほとんど毎日雷雨 になっていた時は、リゾート地として大丈夫なのか?と思ってしまったけど、降ったとしても一時的なものらしい。

1時間程度のスコール的なものがあるかないか。
それも局地的だから、雨予報でも全く雨に見舞われない場合も。台風の時とかを除いて、1日中雨が降り続く事は稀らしい。

なので、雨予報でもあまり気にする事はないのかも。
1日のうち、たいていどこかは晴れるそうです。

マラパスクア島でも日本食が食べれる☆Bounty Beach 沿いにある日本食レストラン「彩波」

こんな秘境のような小さな島で日本食が頂けるとは!!

日本人観光客にはまだ馴染みの薄いローカルな島で提供される日本食がどのような物なのか気になったので、夕食はビーチ沿いにある日本食レストラン 彩波 (IROHA)で☆

色々あって迷ったけど、選んだのは生姜焼き定食 (280ペソ)。鉄板のお皿にのって登場☆
雰囲気はちょっと違うけど、味は日本の味そのもの!
味噌汁もちゃんと付いてくる☆

思わずしみじみと味わってしまうあたり、なんだかんだで 日本人なんだなぁ・・と実感します。
他にも、ハンバーグやオムライス、カツカレーや親子どんぶり、海老天丼などなど・・
ご飯はさすがに少し違和感があるものの、これまでにフィリピンで頂いた物に比べると、最もクオリティが高いっ!

さすが 日本人が経営するダイビングショップ(BLUE HEAVEN)に併設する日本食レストラン☆

店内にはバーカウンターもあります。

日中に撮影した店の外観です。心地よい海風を感じながら、食事ができそうです。

“フィリピンの隠れた楽園” で過ごす夜

食後は、砂浜に並んでいるビーチチェアに横になり、静かに打ち寄せる波の音を聴きながら、しばらくの間まったりと過ごしました。

Bounty Beach沿いは夜になると、リゾート地らしく鮮やかにライトアップされ、屋外にあるバーやレストランは、外国人観光客で賑わっていました。
日中同様、現地の人達が暮らす集落へ足を踏み入れると、やはりリゾートエリアとは全く雰囲気が違う。

ビーチ沿いのような鮮やかさはなく、集落内の細い路地は基本薄暗く、ここが治安の悪いエリアだとしたらかなり怖い光景になってしまうのだろうけど、マラパスクア島の治安はとても良いとの事。

写真は、宿の近くの広場で行われていたバーベキューの様子。
これは飲食店なのか?それとも、島民の集まりなのか?

常夏の島で、なおかつ数年前まで電気も使えなかっただけあって、基本食事は屋外でする文化のようですね。

ビーチ沿いには様々な屋外レストラン☆

ビーチチェアのある砂浜はこのように鮮やかにライトアップされていて、とてもいい雰囲気♪

マラパスクア島観光:2日目

Bounty Beachから望む、マラパスクア島の夜明け

フィリピンの旅3日目は、日の出を見る為に早朝4時すぎに起床。

昨日は、昼すぎから雲が主役の空模様だったので難しいかなぁ・・と思っていたら、ナント快晴!!

既に、東の空がうっすら明るくなっていたので、急いでビーチへ!
さすがにこの時間の集落内は、ひっそりとしていて、人影は全くと言っていい程ない。

昼間はのんびりと過ごしていたワンちゃん達も、この時ばかりは、暗闇の中突然現れた1人の外国人 (よそ者) に対し、警戒感が働いたのか、激しく吠えてきました。
驚かせてゴメンネ!

リゾートホテルが建ち並ぶ Bounty Beachへと出ると、人の姿もチラホラ。
ダイビングショップや朝食営業のレストランでは、既に準備が始まっていました。

海から昇る太陽を見る為には、島の東側へ回らないとかな・・
と思ったら、この時期 (10月下旬) は、南側のBounty BeachからでもOK。
これが夏場だと厳しいかも。

遠くにわずかに雲があったけど、海に浮かぶ沢山の船やボートの後ろから昇る美しい朝日を拝む事ができました☆

外が明るくなるにつれ、集落内にいる沢山のニワトリ達の鳴き声が徐々に激しさを増してきた。
嫌でも目が覚めてしまいそうなくらいの大合唱!

規則正しい生活が送れそうです。

海を見つめるワンちゃん。

マラパスクア島Bounty Beachから望む 。

さらなるローカルエリアへ☆徒歩でマラパスクア島の北部へと行ってみた!

マラパスクア島は、東西に1km、南北に2.5km程度の小さな島なので、徒歩でも1時間もかからずして東西南北を行き来できる☆

午前7時になり、朝食を頂こうかと宿の方に尋ねたら、7時半からだと言われたので、ちょっとそこまでのつもりが・・・
勢い余って、結果的に、宿のある南側から灯台などがある北部まで足を運んでしまいました☆

島の南側は、セブ島への船が発着したり、リゾートホテルが建ち並ぶ Bounty Beach をはじめ、集落内にも所々にホテルやゲストハウスがあったりで、観光客の姿も見受けられるけど、北部は一段とローカルな雰囲気漂う、現地の人達が暮らす “生活の場” と言った感じ。

写真にある道が島の南部と北部とを結ぶメインストリート。
歩いている人はほとんどいなく、現地の人は基本バイクで行き来している。

たまに「乗ってく?」みたいな感じに声をかけられるけど、気になった場所でちょくちょく立ち止まりたいからパス!

南部のBounty Beachとは違うこじんまりとしたローカルなビーチ、道なのか庭なのか区別が付きにくいような路地が入り組んだ集落。
人と人との距離の近さが感じられる。

ひと昔前のフィリピンの姿が今も残る場所って感じがする。

結局、宿に戻ったのは8時半。
1時間半程度でも往復してしまいましたが、もっと ゆっくり見て回りたかったような・・

北部の集落内の様子。
簡素な造りの家屋が目立つ。この道を人やバイクが行き来する。

北西部にあるビーチからの眺め。拡大しないとわかりづらいですが、遠くにセブ島の姿も見える☆

観光客で賑わうBounty Beachとは雰囲気が異なり、こちらは島民の生活の場と言った感じ。

宿にて無料の朝食を☆

もはや散歩とは呼べないくらいの外出となってしまった「マラパスクア島 縦断ウォーキング」から戻り、宿にてすぐに朝食にしてもらいました☆
1泊998ペソの「朝食付き宿泊プラン」なので、食わなきゃソンです。

いくつかの種類の中から選べましたが、無難にアメリカンブレックファーストをチョイス!
パンに目玉焼き、カリカリベーコンにコーヒー。

先程のウォーキングでかなり汗をかき、干からびそうなので、カウンターで販売していたペットボトルのミネラルウォーターを購入。ここで買った物だから食事と一緒に飲んでもOKだろうと、一口飲んだ瞬間「ダメ!」と 突っ込まれました。
そのあたりは意外とシビアなのね。

チェックイン同様、チェックアウト時のやりとりも一瞬。

「チェックアウト!」

「キー (はどこ?)」

「(部屋の)ドアノブ」(チェックイン時にあった場所)

「OK!」

やっぱりゆる~い!

宿の近くにある広場の様子です。青空が広がり、南国の雰囲気です。

常夏リゾートで見たフィリピンの現実

朝食を終えると時刻は9時を回り、宿をチェックアウト。
午前中にはセブ島へと戻りたい。

昨日以上の青空の下、とりあえずBounty Beachの木陰で まったり。

ですが、落ち着ける時間は長くは続かない。
フィリピンの方は声かけに積極的!
ビーチで腰を下ろしている観光客(よそ者)を放っておくワケがない。

昨日の夕方には、小学校に入ったかどうかくらいの子供までもが物を売りに近づいてきた。

「ハロー!」とやって来ては、目の前にちょっとした小物(商品)を並べ出す。
1回「No!」と言ったくらいでは諦めない。

生きていく為とは言え、見知らぬ外国人相手に商売。
なんとたくましい!

日本の子供にはまず無理だろうね。
そんな事する必要がほとんどないのだけど、裏を返せば、それだけ恵まれているのだとあらためて感じさせる出来事。

それはさておき、セブ島への船はどれなんだろう?

ビーチ沿いを歩いていると、今度は大人の方から、
「マヤ! マヤ?」
と声をかけられる。

セブ島へと戻る船(バンカーボート)の勧誘だ☆
ナイスタイミング!!

必要な時に向こうから声をかけてくれるのは、ホントありがたいっ!

天気が良いという事は日差しも強烈!まったりするなら、やっぱり日陰。

セブ島行きバンカーボート☆行きは100ペソで済んだけど、帰りは・・

ビーチにあるこの掘っ建て小屋が「セブ島行きバンカーボート」のチケット売り場で、行き同様100ペソを支払い、チケットを受け取る。
ですが、この時集まっていたのは、行きよりも少ない9人。

案の定、
「Additional fee!」
と、追加料金100ペソを要求されました。

合計で200ペソ。
乗客の数が少なければ少ない程、1人当たりの運賃は高くなり、最悪1人で乗船する場合は、チャーター扱いとなり1,500ペソまで跳ね上がってしまうという。

悪質なぼったくりとかではなく、ある意味受け入れざるを得ない部分。
ここは値切る事など考えてはいけない部分だと思うので、素直に支払う。

200ペソで済むなら、まだラッキーな方なのかな?
と思ったら、それでは終わらなかった。

島周辺は遠浅の為、メインのバンカーボートの下まで別の小さなボートで向かわなければならず、そのボート代にさらに20ペソ!

来た時はバンカーボートだけで島に上陸したけど、帰りは口コミどおりの展開。
島から出る時は乗り換えが必要って事?

普通は何日間か滞在してこその島だけど、3泊4日の旅だから。
わずか21時間半の滞在だったけど、
9時35分、マラパスクアに別れを告げる。

こちらが、基本となる100ペソのチケット。
一応、こういうものはあるのだけど、チケット売り場の前ですぐに兄ちゃんに回収される。誰からチケットを回収したか、兄ちゃんはしっかり顔を覚えてるのでしょうね。

まずはこのような小さなボートに寄って、ビーチから離れます。

そして、メインのバンカーボートの近くまで行き・・

そして乗り換え☆
セブ島へと戻ります。

次回、セブ島をさらに散策します!

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