マレーシア6日間の一人旅、4日目はクアラルンプールに住んでいる親しい日本人女性と一緒に観光します。
メインの目的地は、シャーアラムのブルーモスクとプトラジャヤにあるピンクモスク!
どちらも見ごたえ抜群の人気観光スポットです。
ブルーモスク(Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah)
旅のヒント⑩:ブルーモスクへのアクセスはバスが便利!
ブルーモスクのあるシャーアラムは、クアラルンプールの郊外にあり、電車でもアクセス可能ですが、最寄駅からブルーモスクまでは20分ほど歩く必要があります。
一方、KLセントラルからほど近い場所にあるPasar Seni駅にはバスターミナルがあり、ここからブルーモスクのすぐそばまで運行しているバスが出ています。
時間を考えても、バスでのアクセスの方が早いので、バスでの行き方をご紹介しておきます。
まずはバスが出ているPasar Seni駅を目指しましょう。Pasar Seni駅は、Kelana Jaya LineのKJ14番が駅番号になります。
駅の発券機で出てくるイラストでは、左から2番目の「5」と表示される赤いイラストです。
今回は、モノレールのブキ・ビンタン駅からのPasar Seni駅を目指してみます。
モノレールのDang Wangi駅がKelana Jaya Lineとつながっているので、Dang Wangi駅で降りましょう。
駅を降りると、写真のようにKelana Jaya Lineの駅までの一本道が表示されているので、この道を進めばKelana Jaya LineのDang Wangi駅に辿りつけます。
Dang Wangi駅から2駅でPasar Seni駅です。
駅を降りるとすぐにたくさんのバスが停まっているので、バスターミナルだとすぐに分かります。
ブルーモスクへは、750番のShah Alam行きのバスが30分間隔で出ているので、モニターを見て出発時間を確認しましょう。
バスの運賃は、距離に応じてZone1~Zone4まで料金が変わり、乗車時に運転手に「シャーアラムまで!」と伝えてお金を払います。料金は3RMです。
約50分ほどで最寄り駅に到着します。
【2023年5月現在】
クアラルンプール市内や近郊を走るバスについては、乗車時及び降車時に社内に取り付けられたカードリーダーにカード(MyRapidカードまたはTouch’n Goカード)をかざして料金を決済する方法に変わっているようです。(どあんさん、情報のご提供ありがとうございます!)
MyRapidカードやTouch’n Goカードは駅の有人窓口で購入することができます。
ほとんどの方が空港からまずKL Sentral駅に向かうことになると思いますので、クアラルンプールに到着したらまずKL Sentral駅の有人窓口でカードを購入することをおすすめします。
初回のカード発行料金は5 RMで、ミニマムチャージ10 RMが付いて合計15 RMで購入することが可能です。
Pasar Seni駅で朝食!
バスの出発まで20分ほどあったので、駅近くにあるカフェで朝食をとることに。
ミーゴレンを頼んでみたら、ボリューム満点で出てきました(笑) もちろんドリンクはホワイトコーヒー!
海外は日本と違い、ボリューム満点の料理が出てくるのも好きなポイントです。
ミーゴレンとコーヒー合わせて7RM!やっぱり安い!
ブルーモスクに到着!
Pasar Seni駅からバスに揺られ、ついにブルーモスクに到着!白と青のコントラストが何ともきれいです。
こちらのブルーモスク、もちろん無料で見学ができますが、見学には必ずガイドが付くことになっていて、ガイドがモスク内を案内してくれます。
所要時間は20分ぐらいで考えておきましょう。
肌を隠すために、青い上着を貸してもらい、いよいよモスク内へ!
こちらは結婚式を挙げることも可能だそうで、写真のようなきれいな式場がありました。
モスク内はとても広々としていて、外から見るよりも大きく感じます。
今日は日曜日で、訪れるのは日本人観光客が多く見かけましたが、モスク内にはコーランを熱心に読んでいる子どもたちの姿もありました。
ブルーモスクと呼ばれるだけあり、中にはたくさんの青いステンドグラスが飾られています。
そのせいか、館内も青みがかっていますね。
一角には緑のステンドグラスも。幾何学的に飾られたステンドグラスは本当に美しいです。
大きなコーランも飾られていて、ガイドさんはコーランの構成や声に出して読む読み方なども教えてくれます。
こういう場所を訪れると、コーランやイスラム教に対する興味がふつふつと湧いてきます。
5角の星はイスラム教のシンボルだそう。
ちなみに、マレーシアの国旗にも星が描かれていますが、こちらは5画ではなく14画。この14という数字は、マレーシアにある13の州と連邦政府を表しています。
ランチは人気の台湾麺店:Fancy Mee
ブルーモスクを見学し終えて、時刻は正午ぐらい。
ランチを食べに、Grabを使ってきたのがこちらのFancy Meeという台湾麺のお店です。
日曜日、シャーアラムのレストランは営業していないお店も多いので、事前に営業しているお店をピックアップしておくことをおすすめします。
こちらのお店は、テーブルに置いてある紙に、麺の種類(太麺、細麺など)などを選んでスタッフに渡してオーダーします。
朝食べたミーゴレンよりはかなりあっさりしていて、ぺろりと完食!さすが台湾のレストラン、日本人好みのお味でした!
ピンクモスク(Masjid Putra)
日本の霞が関、プトラジャヤ
シャーアラムからまたGrabを利用して30分ほどで、プトラジャヤに到着!
このプトラジャヤ、日本で言うと霞が関や国会議事堂のようなエリアなんです。
写真は、政府機関の建物。国会議事堂かな?各州の旗がたなびいています。
プトラジャヤは、マレーシア政府が政府機関を集約するために計画された場所で、比較的新しい建物が多いです。
政府が開発に力を入れている場所だけあって、政府機関の高層ビルや高級住宅マンションが立ち並んでいて、マレーシアの中でも最先端のエリアと言っても過言ではありません。
日曜日なので門は閉ざされていましたが、たくさんの観光客と観光バスが建物前のロータリーに止められていて、観光客で賑わっていました。
可愛らしいピンクモスク
先ほどの政府機関の建物のすぐ隣にあるのが、こちらのピンクモスク!その名の通り、ピンクの建物が特徴です。
訪れた時はちょうど礼拝中で、14時までは入ることができません。
ここでも肌を隠す上着を借りて入場しますが、こちらはピンクの上着です。
ブルーモスクと違って、こちらのピンクモスクは見学できるエリアが限られていて、イスラム教徒以外は中に入ることができません。
外の外観よりも、中の淡いピンク色のデザインの方がきれいでした!
入れる場所が限られているので、観光客が写真スペースの取り合いでぎゅうぎゅう。。
写真を撮ろうと思ったら、隣で記念写真を撮っていた中国人のおばちゃんたちの枠に入っていたのか、手で肩を押して強引にどかせようとされました。。
なんだかなあ、マナーというか、振る舞いをもう少し考えてほしい。。
かっこいい、マレーシアの伝統衣装!
ピンクモスクで気になったのが、こちらのやる気のなさそうな(笑)スタッフが着ていた、黒字に銀の腰巻きです。
ここのスタッフはみんな着用していて、白いユニフォームとも合ってとてもかっこよく見えました!この腰巻のようなストールは、マレーシアの伝統衣装に使われる生地なんだそうです。
おススメ!クルーズ船からのピンクモスク
プトラジャヤは中央に河が流れていて、ピンクモスクはそのほとりに建てられています。
ピンクモスクのすぐそばには、河をぐるっと周る船に乗ってプトラジャヤの街並みを見学できる船乗り場があります。
1人50RMぐらいと、ちょっとお高いですが45分ぐらいのクルーズで、河からの眺めはまた違った感動があるので、時間がある時や天気の良いときはおススメです。
河のそばに建てられている高層ビルなどを説明しながらクルーズ船はゆっくりと河を進んで行きます。こちらの写真の高層ビルは、全て日本の省庁に当たるような政府機関の建物だそう。
ロケットの形をしたモニュメントなど、近代的な建物が並びます。
こちらもまだ新しく、きれいなビルがたくさん並んでいますが、多くが政府機関の建物だそう。
河にかかっている橋もデザインがおしゃれですね。
こちらの写真の中央部分にもモスクが見えているのがお分かりいただけるでしょうか。このモスク、シルバーモスクと呼ばれているらしいですが、個人的にはこちらのモスクも行ってみたかったです。
時間がある方は、ぜひどんなモスクだったか教えて頂けると嬉しいです!
旅のヒント⑪:KLセントラルからプトラジャヤへのアクセス
プトラジャヤにはPutrajaya Central駅があり、この駅はKL Centralと空港を結んでいるKLIA Transitの駅になります。
列車の本数は1時間に1~2本といったところ。ピンクモスクなど、プトラジャヤの中心エリアへはこの駅からGrabなどで10分もかかりません。ブルーモスクに比べるとアクセスしやすいと思います。
ペトロナスツインタワー(クアラルンプール)
マレーシアならでは!?ドリアンタルト
プトラジャヤからクアラルンプールに戻ってきました。時刻はすでに夕方17時過ぎ。
ということで、KLCC駅まで行き、ツインタワー内にあるショッピングモールで夜ご飯を食べることにしました。
ツインタワーはKLCC駅から直結していて、おしゃれなお店がたくさん!
地下で見つけたのが、おしゃれなタルトのお店ででかでかと宣伝されていた、こちらのドリアンのタルト。
じつはドリアンを食べるのはこれが初めて!その独特な味から、好き嫌いがはっきり分かれるのだそう。
せっかくなので、1つ買って食べてみました!
・・・
うん、確かに独特な味だけど嫌いではなかった(笑)
11月に訪れましたが、ちょうどこの時期はドリアンの収穫時期みたいです。
ドリアンを食べたらお酒は飲むな!?
本当かどうかは分かりませんが、ドリアンを食べた後にお酒を飲むのはあまり良くないみたいで、友達のお父さんは、ドリアンを食べた後お酒を飲んで倒れたそう。。
ドリアンが消化されないままお酒を飲むのは良くないみたいです。
もちろん食べる量にもよりますが、皆さんも気を付けてください!
マレー料理を気軽に食べられるチェーン店:Madam Kwan's
グルメ大国マレーシアでは、マレー料理、中華、インドと大きく3つのジャンルの料理を楽しむことができます。
今日の夜ご飯は、マレー料理を食べることに!
KLCCのショッピングモール内にある、人気のマレー料理チェーンレストランが、「Madam Kwan's」。チェーン店ではありますが、価格もリーズナブルで店内のテーブルにはちょっとした花がビンに入れられて飾られていたり、カジュアルでもちょっとおしゃれなシチュエーションでも使えそうなお店です。
写真は有名なマレー料理のサテー(Satay)。付け合わせの野菜と一緒に、甘辛のピーナッツソースに付けて頂きます!
こちらはエビと玉ねぎなどの野菜をピリ辛ソースで和えた炒め物。ピリ辛ソースがクセになる美味しさですが、このソースもマレー料理独特の味で美味しい!
マレー料理は野菜をたくさん使った料理が多く、ヘルシーで体にも良さそう!
その見た目が独特なドリンク:バンドゥン
マレーシアに行くと、特に女性が良く赤ピンクの飲み物を飲んでいるのを見かけます。それがこちらのドリンク、「バンドゥン」です。
ローズシロップが入った甘みのある飲み物で、ローズの良い香りもします。その色といい、においといい、女性に人気なのもうなずけますね。
ペトロナスツインタワーの撮影スポット
食後、辺りはすっかり真っ暗になったので、ペトロナスツインタワーの写真を撮りに地上へ。
ツインタワーの目の前には細長い噴水があり、そこがツインタワーの絶好の撮影スポットとなっています。
ツインタワーは夜になると、下からライトアップがなされますが、その当たり具合で写真のようにちょっとタワーがぼやけた感じになってしまいます。。
人を入れて撮影すると、人の顔がライトの強力な光で隠れてしまうのですが、そこは観光客たちが自然とうまく撮れる方法を自然に見つけ出しています。
いかがでしょうか。近くにいた観光客に教えてもらった方法で写真を撮ると、タワーも人もばっちり!
ほんとうにきれいです、ツインタワー!
ちなみに、この2つのタワーはほぼ同じ形に見えますが、建てたのはそれぞれ日本と韓国が受注をして建設したのだそう。
これも人気観光スポット!?KLCC-ブキ・ビンタン歩道橋
KLCCから水族館を通り、ブキ・ビンタンへと移動するのに便利なのが、こちらの歩道橋。KLCCの地下から、一歩も外に出ることなく、信号や車を気にせずに移動することが出来てとっても便利!
実はこの歩道橋、トリップアドバイザーの人気観光スポットでも上位にランクインされている、珍スポットでもあります。
KLCCの地下歩道に貼られていたポテトチップスの広告看板。
真ん中の人、出川さんですよね!?(笑)
5日目の明日は、クアラルンプール内を回ります!