旅の基礎知識

青春18きっぷの強~い味方!夜行快速ムーンライトに乗ってみよう!(基本編)

若者から大人まで、幅広い世代に愛されている青春18きっぷ。

JR全線の普通列車に乗り放題の一方、鈍行列車のため移動距離に限界がある、というのも事実です。

ですが、そんなお悩みを解決してくれる、夜行快速列車があるのをご存知でしょうか?

今回は、青春18きっぷの利用期間に合わせて運行される、臨時の夜行快速、ムーンライトの概要をご紹介します!

 

青春18切符(きっぷ)とは?

そもそも青春18きっぷって何?どうやって使うの?

という方は、まずこちらの記事からご覧ください。

青春18きっぷを使って旅しよう!(1.基本ルールと使い方)
青春18きっぷを使って旅しよう!(2.青春18きっぷの魅力)

青春18きっぷを使って旅しよう!(3.2018年の注意点)

ムーンライト関連記事

ムーンライトの予約方法や乗車の流れなどは下記の記事をご参照ください。

青春18きっぷの強~い味方!夜行快速ムーンライトに乗ってみよう!(予約編)
青春18きっぷの強~い味方!夜行快速ムーンライトに乗ってみよう!(実践編)

青春18切符(きっぷ)の使い方は?夜行列車がお得?!夜行快速ムーンライト

2018年現在、青春18きっぷの利用期間に合わせて運行されているムーンライト号は2つです。

列車名走行区間
ムーンライトながら東京~大垣
ムーンライト信州新宿→白馬

 

もともと、この2つの列車の他にもムーンライト号は運行しており、定期運行の列車でしたが、今ではこの2つの列車が臨時列車として運行されているのみとなってしまいました。

青春18切符(きっぷ)で夜行列車ムーンライトに乗ろう!:なぜお得?ムーンライト号

このムーンライト号、他の特急列車と同じくらいの距離を結んでいるのですが、その位置づけは特急列車ではなく、「快速列車」となっており、これは青春18きっぷの利用対象に含まれる列車なんです。

さらに、夜行列車のため、運行スケジュールとしては夜遅くに出発し、翌早朝に到着するので、時間を効率よく使うことができます。

乗車券を青春18きっぷで代替えでき、長距離を夜間のうちに移動できる-。

旅をする人にとってはまさに夢のような話ですよね!

1つ注意点があり、こちらのムーンライト号は、快速列車ですが全席指定席となっています。

ですので、乗車券を青春18きっぷで代替えできても、指定席券を別途購入する必要があります。

運行本数も限られた日にちに1本走るのみで、その上指定席券も限られているため、発売からすぐに売り切れてしまう、乗車困難な列車でもあるのです。

 

ちなみに、ムーンライトながらの東京(23:10発)-大垣間(翌5:50着)の普通乗車券は7,320円です。

青春18きっぷは午前0時までを1日でカウントするため、日付が変わると1回分がカウントされます。

仮に上記の区間を青春18きっぷ2回分で利用したとしても、4,740円。普通乗車券に比べて、約2,500円もお得です。

 青春18切符(きっぷ)で夜行列車ムーンライトに乗ろう!:ムーンライトの運行日及び時刻表

それでは、ムーンライトの運行日と時刻表を見てみましょう。

ムーンライトながら(10両編成)

(2018冬季)
下り(東京→大垣):12月21日~2019年1月2日(各日1本)
上り(大垣→東京):12月22日~2019年1月3日(各日1本)

(2018春季)
下り(東京→大垣):3月16日~3月24日(各日1本)
上り(大垣→東京):3月17日~3月25日(各日1本)

(2018夏季)
下り(東京→大垣):7月27日~8月18日(各日1本)
上り(大垣→東京):7月28日~8月19日(各日1本)

ムーンライト信州(6両編成)

(2018冬季)
下り(新宿→白馬):12月28日、29日、30日(各日1本)

(2018春季)
下り(新宿→白馬):3月9日、16日、23日、4月27日、5月2日(各日1本)

(2018夏季)
下り(新宿→白馬):7月(13日、14日、20日、21日)、8月(3日、4日、10日、17日、18日)、9月(14日、15日、21日、22日)

どちらも夏季が圧倒的に本数が多くなっています。

ムーンライト信州は、金曜日と土曜日の運行がほとんどですので、計画の際には運行日を確認しておきましょう。

また、ムーンライト信州は、新宿発の下り列車しかなく、片道運行です。

続いて、時刻表を見てみましょう。

ムーンライトながら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※2018年は下り名古屋発5時22分、上り大垣発22時48分。

ムーンライトながらの場合、下りは小田原駅で、上りは豊橋駅で日付が変わるため、この駅から乗車すれば、青春18きっぷは1回分の利用で済むことになります。

このため、自宅からそれぞれの駅までの運賃が青春18きっぷ1回分の金額(2,370円)を超えるかどうかを調べ、超えない場合は18きっぷを使わないで普通の乗車券で小田原、豊橋まで行く方がお得です。

ムーンライト信州

 

ムーンライト信州は、新宿を夜中の0時少し前に発車してしまうため、青春18きっぷを新宿から使うのはもったいないです。

こちらもムーンライトながらと同様、日付が変わる立川駅までの電車賃を計算して、青春18きっぷの使い方を決めましょう。

 

 

 

 

 

 

ムーンライトの概要が分かったところで、次回は指定券の予約方法をご紹介します!

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