【丸わかり!海外ひとり旅】スリランカ11日間バックパックの旅!(6日目:ポロンナルワ編①)

前回まで3回に渡ってレポートしたアヌラーダプラの観光。

今回は、文化三角地帯の1つ、ポロンナルワへの日帰り観光をレポートします!

アヌラーダプラと同じく、見どころ解説もありますので、これから行かれる方はぜひご参考に!

 

ダンブッラからポロンナルワへ

スリランカの旅も早6日目、半分を過ぎました。

今日は、ゲストハウスで出会った中国人3人組と一緒にポロンナルワへ。

朝7時半に出発の約束をしていたので、7時頃に起きてセルフサービスの朝食(バナナ1個、卵、トースト3つと飲み物)で腹ごしらえ。

3人とも行くかと思っていたら、おばちゃん1人はお留守番の様子。疲れたのかな。

 

昨日と同じバス乗り場に行き、いつものように「ポロンナルワ?」を連呼してバスを待ちます。

そして、今回も運よく親切なおじさまに助けてもらえました!

そのおじさまも同じバスに乗るらしく、バスが来たら

「こっちにキナサイ」

と不愛想ながらも手招きして教えてくれて、ポロンナルワに到着すると、

「ここで降りナサイ」

と気難しい顔をしながらも、優しい人柄が滲み出てました(笑)

ちなみに、ポロンナルワまではダンブッラから約1時間ほど。アヌラーダプラより近く、市営バスで92ルピーでした。

恐るべし、中国人パワー

ポロンナルワに到着して、さっそくトゥクトゥクを探すことにしました。

というのも、アヌラーダプラでの自転車観光のような体力勝負を、2日連続でする気力が無かった(ポロンナルワはアヌラーダプラよりさらに広い。。)のと、今回は3人で周るので、トゥクトゥクのガイド料金もシェアできて安くつくと思ったからです。

 

さっそくトゥクトゥクおじさんを見つけ、交渉スタート。

「ポロンナルワ、ガイドスルヨ!2,500ルピーネ。」

と値段を提示してきたので、まずはディスカウントを要求。

3人で割り切れる値段で、1,800ルピーを目標にしてみました。

(私)「いやいや、それは高い!1,800ルピー、3人で!」

(トゥクトゥク)「それはあんまりダヨ。。2,100ルピーでDo?3時間くらいで全部見せるヨ!」

相場が分かりませんが、なんとか2,000ルピーの壁は越えたかったので、

(私)「1,800ルピー!」

と譲らず。

かなり渋られましたが、何とか交渉成立。

中国人に、

「1人600ルピーだよ」

と説明をすると、まさかの拒否。

「No! Expensive!」と、自らトゥクトゥクおじさんに、手のひらをパーにして見せたのです。

つまり、500ルピーにしろ、ということ。

さすがにトゥクトゥクおじさんは、

「さすがに無理ネ!」

と難色を示すと、中国人は

「お前はクビだ!」

と言い放ち、別のトゥクトゥクを探す始末。

トゥクトゥクおじさんは後を付いていきながら、なんとか600ルピーで、とお願いしますが、全く無視する中国人。

そして、ついにトゥクトゥクおじさんが折れました。

「・・・分かった。500ルピーで良いヨ。。」

すると中国人はあっさり、

「OK!Let’s go!」と機嫌を直し、結局3人で1,500ルピーでポロンナルワを案内してもらえました。

さすが、中国人。。英語を話せなくても、この押しの強さ。味方になると頼もしい!

ポロンナルワ観光

Museumでチケット購入

まずはアヌラーダプラと同じように、チケットを購入します。値段も同じく25ドル。

ここでも中国人はディスカウント!と値切りをしようとしてましたが、さすがに

「チケット代は決められているから、値切れないよ!」と伝えました。

Parakramabahu Palace Complex

まず案内されたのが、こちらのVijayotpava palaceです。

これは、Parakramabahuという、ポロンナルワを発展させた王が築いた王宮の跡で、周囲にはそれを囲っていた城壁も残されています。

当初は7階建ての荘厳な建物だったそうですが、今は写真の通り、3階部分までしか残されていません。

この奥に入ると、建物を仕切っていた壁も残されています。

見どころ

・7階の荘厳な王宮を支えていた、太いレンガ造りの支柱。
・創建当初は、1,000もの部屋が作られていた。
・中のレンガの柱に、焼失の跡が残されている。
・12世紀後半に造られたこの建物は、アヌラーダプラの王宮と建築技法は類似しているが、それまで無かった石灰を用いている。

Council Chamber

Vijayotpava palaceの向かい側には、こちらのCouncil Chamberが残されています。

昔の議会のような場所だったのでしょうか。

入口には立派な獅子の石像が置かれ、土台となっている石板には細かい彫刻が施されていて、じっくり観れば観るほど面白いです。

見どころ

・Vijayotpava palaceと並んで、当時のポロンナルワの中枢となっていた。
・建物の土台は3つの基盤から造られていて、それぞれの基盤の周りには彫刻が施されている。
・一番上の土台の石板に、ここがCouncil Chamberであると記されものがある。

Siva Devale

続いてやってきたのが、こちらのSiva Devale。

Sivaというのはヒンドゥー教の神様です。

これが、ポロンナルワの特徴の1つかと思いますが、ほとんどが仏教遺跡のアヌラーダプラに対して、ポロンナルワにはヒンドゥー教の跡も見ることができます。

13世紀頃に建てられたと考えられていますが、ポロンナルワ王都が滅びる前なのか、後なのか、気になるところです。

もともとポロンナルワは、ヒンドゥー教の南インド王朝であったチョール王朝に支配されていたのを、シンハラ人の王が奪還して王都とした場所です。

ですので、仏教による民族の集結と王都の繁栄を目指していた一方で、多様化する民族に対応するためにヒンドゥー教の寺院も認めていた、と考えることもできそうです。

見どころ

・祀られているのは、lingamと呼ばれるシヴァ神の男根を表す石。
・ポロンナルワの中でも数少ないヒンドゥー教の寺院。

Sacred Quadrangle:Thuparama

次に訪れたのが、Quadrangleと呼ばれる、仏教遺跡が集中したエリア。

11もの遺跡が密集した場所に残されています。

こちらのThuparamaは、ポロンナルワの中で唯一屋根の保存状態が優れている仏教遺跡。

昼間でも建物内はかなり暗いです。

写真のように、もともと中央に大きな仏像が安置されていましたが、今はその台座しか残されていません。

見どころ

・壁だけでなく、屋根もレンガ造りになっている。
・南インドの建築様式の影響を受けたと言われている、外壁のデザイン。

Sacred Quadrangle:Hatadage

スリランカにもたらされた仏歯は、最初の王都、アヌラーダプラに置かれていましたが、王都がポロンナルワに移るにあたって、仏歯もこの地に移されました。

そして、保管されていたのがこちらの遺跡になります。

もともと2階建てだったそうですが、今は1階部分しか残されていません。

仏教が多くのシンハラ人の心の拠り所になっているスリランカ。

名実ともにポロンナルワが王都になるためには、仏歯がこの地に置かれる必要がありました。

見どころ

・入口から真正面に仏像を観ることができる。
・3体の仏像のうち、中央の仏像の背が高く、2.7メートル。両端の仏像は2.3メートル。
・外壁に、南インドの踊りを表した彫刻がなされている。

Sacred Quadrangle:Vatadage

仏歯はもともと、こちらに納められていたものが後にHatadageに移されました。

円形の建物は、このVatadageがストゥーパであったことを示しています。

中央に置かれている仏像へ向かう階段や、建物の台座には多くの美しい彫刻が残されています。

見どころ

・外壁は3層に分かれていて、下からライオン、小人、ハスの彫刻が描かれている。
・北側の入口にあるムーンストーンが、ポロンナルワで最も保存状態が良いと言われている。

アヌラーダプラのムーンストーンとの違い

ポロンナルワのムーンストーンと、アヌラーダプラのムーンストーンを見比べてみると、いくつか違いがあるのが分かります。

1つ目は、描かれている動物の順番。

アヌラーダプラのムーンストーンは、象、牛、馬、ライオンが外側に描かれ、その内側に白鳥が描かれていますが、ポロンナルワのムーンストーンでは、白鳥が外側に描かれています。

2つ目は、動物の描き方。

アヌラーダプラは4つの動物が、同じ弧に描かれていますが、ポロンナルワでは、1つの弧に1つの動物しか描かれていません。

3つ目が、描かれている動物の種類。

ポロンナルワでは、ライオンと牛が描かれていません。

このうち、牛が描かれていないのは、ポロンナルワの時代にヒンドゥー教が一部で広まっていたことにより、神聖視されていた牛が外された、と言われています。

先ほどのSiva Devaleもそうですが、ヒンドゥー教の影が見え隠れしているのがポロンナルワの特徴と言えそうです。

 

まだまだSacred Quadrangleにはいくつかの遺跡が残されています。

ポロンナルワを訪れた際には、こちらは外せないスポットですね!

Rankoth Vehera

続いて訪れたのが、アヌラーダプラでも、何度も観てお腹いっぱいになったストゥーパ。

ポロンナルワはレンガ造りの建物が多いからでしょうか、裸足で歩くと地面が熱した鉄板のように熱く、数秒でもじっとしていられないぐらいの熱さでした。。

見どころ

・ポロンナルワのストゥーパでは最も大きく、重要な建物として位置づけられていた。
・この近くには、病院と思われる建物の遺跡や、僧たちの住居区があったと考えられている。
・このストゥーパが単独の仏教寺院か、他の仏教寺院(Alahana)の一部だったのは明らかになっていない。

 

続きは次回!

 

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)