旅ガイド

【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑥:ヌワラ・エリヤ鉄道とダンブッラまでの行き方

前回はヌワラ・エリヤの世界遺産、ホートンプレインズ国立公園の観光情報をご紹介しました。

今回は、ヌワラ・エリヤからキャンディ、そしてダンブッラまでの行き方をお伝えします!ヌワラ・エリヤ、キャンディ間を走る鉄道は車窓からの眺めがバツグンで特に人気の路線です。ぜひスリランカの旅の中に加えてみてください!

ヌワラ・エリヤ→キャンディ

鉄道での移動方法

Nanu Oya駅

ThiruさんにNanu Oya駅まで送り届けてもらい、ここでお別れ。

これから列車でキャンディまで戻り、キャンディからバスでダンブッラまで移動します。

列車の切符は事前に予約、購入していなかったので窓口で購入。

3等列車のフリー席は、キャンディまで90ルピー。おそらくバスよりも安いと思います。

スリランカでは、列車よりもバスのほうが移動時間は短いという、日本とは逆のパターンになっているのも、なんだか面白い。

駅構内

駅の時刻表

駅の時刻表を見てみると、キャンディまでは1日6便ほど出ているみたいです。

12時02分の次は、13時50分。そこから大きく開いて、17時30分、22時17分。

キャンディまで4時間弱かかることを考えると、13時50分の便までには乗りたいところです。

外国観光客向けの待合室

ホームに降りてみると、外国人向けの待合室も完備されていて、中にはトイレも備えてありました。

とても清潔で、ありがたいです。

列車に乗車!

電車は、ほぼ定刻通りに到着。

指定席ではないので、急いで乗って席を探しました。

すでに大半の席は埋まっていて、車両を移動して確認しても、結局空いている席はありませんでした。

断念してデッキで立っていると、ドア付近のおじいさんが親切にも席を1つ詰めて空けてくれて、「こっちにおいでよ。」と言ってくれました!

わざわざ棚の荷物も横に詰めて、バックパックも置かせてもらうことができ、おじいさんのやさしさに感謝感激です。

この日はちょうど連休の初日ということもあり、子ども連れなどもたくさん乗っていました。

おじいさんとも、いろいろと雑談をしていると、どうやら祝日で遠出をして出かけるのだそう。

車窓が美しい、ヌワラ・エリヤ⇔キャンディ

この列車に乗った理由は、車窓からの景観が素晴らしくて、一度この目で観てみたくて乗ったのですが、評判通り、とても美しい高原の景色を楽しめました。

ヌワラ・エリヤへ行くときの下道もよかったですが、こちらの列車の車窓はそれ以上だと思います。

旅のヒント⑫:電車の旅 in スリランカ

列車の切符。厚紙で結構固い。下車駅で係員が回収する。

スリランカ内での移動で、おそらく一番安いのが列車での移動だと思います。

駅の入口に券売所があるため、行先と等級を告げて切符を購入しましょう。

切符は下車駅で係員が回収するので、それまで無くさないように保管しておきます。

列車は等級と、指定席に分かれていて、指定席の車両は他の車両からの移動はできません。また、車両の入口には係員が立ち、切符を確認します。

フリー席は日本と同様、早い者勝ちです。

列車の座席。向かい合う形で、真ん中に小さなテーブルが付いている。

車内や座席は汚れも無く、座るぶんには何の問題もなく快適です。

ただ、窓の手すりの間やテーブルと壁の間?などに、ゴキブリを小さくしたような虫を数匹見かけました。

虫が苦手な方は通路側に座ったほうが良いかもしれません。

列車が走っている最中もデッキのドアは開きっぱなしで、デッキに腰かけてのんびり外を眺めている乗客もいます。

移動時間は、バスの倍近くかかるので、効率よく回るには不便ですが、同じ座席に座った乗客の人と会話も自然と生まれるので、時間を気にしないのんびりした旅ができる方は、ぜひ列車の旅も楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

キャンディ→ダンブッラ

バスでの移動方法

キャンディ駅前(列車)

ヌワラ・エリヤから4時間かけて、ようやくキャンディに到着!

すでに時間は夕方の16時。今から、バスに乗ってダンブッラまで移動します。

キャンディのバスターミナルは、列車の駅を出てすぐ左側にあるので、電車からバスへの乗継はとても便利です。

バスターミナルにはたくさんの公営バスとインターシティバスが停まっており、出発前のバスの前には車掌さんが立って大声で呼び込みをしています。

キャンディのバスターミナル

まずは、手あたり次第、立っている車掌さんに「ダンブッラ?」と行先を確認します。

すぐにダンブッラ行きのインターシティバスが見つかったので、それに乗り込みました。

この辺りはトゥクトゥクの客引きも多いので、甘い言葉に乗せられないように注意しましょう。

インターシティバスなので、ダンブッラまでは340ルピーとちょっと高め。

どうも、途中下車であっても終点のアヌラーダプラまでの運賃を取られるようです。

旅のヒント⑬:スリランカのバスは運転が乱暴!?

スリランカでは小さいトゥクトゥクも数多く走っているため、バスに乗ると、バスは次々とトゥクトゥクを追い越して猛スピードで走ります。

よく観察していると、コロンボ周辺以外は、ほぼ信号を見かけることがありませんでした。

それもあり、運転手にもよりますが、バスはかなりアグレッシブな走行をします。

特に夜間は暗いですが、それにもお構いなく、ひっきりなしにクラクションを鳴らして余裕で反対車線にはみ出しながら猛スピードで突き進むバス。

不謹慎ですが、なんだかスリルもある一方、さすがにちょっと怖いなー。。と感じたことも。

荒い運転が不安な方は、なるべく後ろの座席で突然のブレーキにも備えてしっかり座っているか、明るいうちに移動しておきましょう。

ダンブッラ到着!

車掌さんにダンブッラに到着したことを知らせてもらい、バスを降りてトゥクトゥクでゲストハウスへ。

200ルピーかかりましたが、ゲストハウスのハンガリー人のお姉さんスタッフによると、バスターミナルからは100ルピーらしい。。

まあ最初だし、ダンブッラには21時前と到着も遅かったし、いつものことなのでしょうがない。

Dambulla City Hostel

こちらが、今回宿泊するDambulla City Hostel。朝食付きで1泊8ドル、朝食無しだと1泊6ドルとお安い!

今回は、アヌラーダプラ、ポロンナルワ、シーギリヤへ、すべてこのゲストハウスから日帰りで行くことにしたので、4泊しました。

みんなが集まったり、食事をする共有スペースの壁には、たくさんの旅人たちが残したメッセージが。

日本人のメッセージもちらほら。

エアコンは付いてないですが、ベッドには小型の扇風機と蚊帳があるのでそれなりに快適な夜を過ごせます。

それにしても、蚊帳って蚊を通さないだけあって、せっかくの小型扇風機の風があまり蚊帳の中に入ってこない。。

 

次回は、文化三角地帯の1つ、アヌラーダプラをご紹介します!

スリランカの旅に役立つ徹底ガイド

これまでご紹介してきたスリランカの旅情報一覧はこちら!ぜひ旅の参考にして下さい。

オンラインで簡単!スリランカのビザ(ETA)申請、取得方法
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編①:行き方から入国まで
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編②:キャンディへの行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編③:キャンディ仏歯寺とファイヤーダンス
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編④:ヌワラ・エリヤへの行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑤:ホートンプレインズ国立公園への行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑦:アヌラーダプラへの行き方と観光プランの組み方
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑧:アヌラーダプラの観光情報(ムーンストーン他)
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑨:アヌラーダプラの観光情報(菩提樹、イスルムニヤ精舎)
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑩:ポロンナルワへの行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑪:ダンブッラのグルメ情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑫:シーギリヤ・ロックへの行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑬:ダンブッラ石窟寺院の観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑭:コロンボの観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑮:ゴールへの行き方と基本情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑯:ゴール旧市街地と新市街地の観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑰:病院の選び方と診察の流れ

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