旅ガイド

【海外一人旅(ひとり旅)旅行記】スリランカ編①:行き方から入国まで

何かと大変ながらも、その楽しさは他では味わうことのできない海外一人旅(ひとり旅)。
今回は、今注目の国、スリランカの一人旅(ひとり旅)旅行記をご紹介!
まず初回はスリランカまでの行き方と、コロンボ国際空港での入国の流れ、両替などの準備までをお伝えします。これでスリランカの一人旅(ひとり旅)も怖くない!!

スリランカ一人旅(ひとり旅)旅行記:旅の準備と概要

スリランカの入国にはビザ(ETA)が必要!必ず事前に用意を

2018年11月現在、スリランカへの入国にはビザ(ETA)が必要となっています。

ビザの準備、申請方法については下記の記事をご参照ください。

オンラインで簡単!スリランカのビザ(ETA)申請、取得方法

一人旅の概要

旅程6月5日(月)~6月15日(木)
訪れた都市コロンボ、キャンディ、ヌワラ・エリヤ、ダンブッラ、アヌダーラプラ、ポロンナルワ、シーギリヤ、ゴール
費用の目安航空チケット:70,000円
食費:1食200~300円
宿泊費:1泊800円

 

スリランカ(コロンボ)までの航空チケット

スリランカの国際空港(コロンボ)までは、東京(成田空港)からスリランカ航空の直行便が運行しています。

時間は、成田発11:20 - コロンボ着17:10。スリランカとの時差が3.5時間あるので、フライトは9時間といったところでしょうか。

今回は、シンガポール経由で夜中にコロンボに到着する、シンガポール空港のフライトのほうが安かったので、そちらにしました。
(もともと、ANAマイレージを貯めようと思ったのもありましたが、予約クラスとの兼ね合いで、積算対象外ということが後に判明。。皆様もマイレージを貯める場合はお気を付けください。。)

こちらの便は、
(往路)成田発11:10 - シンガポール着17:20 →乗継約5時間
→シンガポール発22:40 - コロンボ着23:55
(復路)コロンボ発1:10 - シンガポール着7:40 →乗継約6時間
→シンガポール発13:55 - 羽田着21:50

往路は成田発なのに、復路は羽田着という少し変わったフライトでした。

コロンボには、直行便以外ではほとんどが夜中の到着になるので、到着時間が気になる方は直行便を予約することをおすすめします。

 

スリランカ一人旅(ひとり旅)旅行記:日本→コロンボ国際空港

広くて楽しいチャンギ国際空港

空港内の植物観賞スペースの癒し

シンガポールのチャンギ空港に到着!

チャンギ国際空港は、かなり広くて、ショッピングや映画を観ることも出来るなど、空港内でもかなり楽しめてしまいます。

ちなみに、トランジットの時間を利用した市内へのフリーツアーがありますが、こちらは6時間以上のトランジットの場合のみ申込み可能。

入国カードに必要事項を記入してイミグレーションを通れば、空港外へも行くことはできますが、何かと時間がかかるので、半日程度の乗継時間が無い限りは空港内で散策、くつろいだほうが無難です。

空港内のフードコートで軽食

シンガポールについたのが夕方ということもあり、小腹が空いたのでフードコートで適当に食べ物をつまむことに。

中華系のお店で揚げ物に偏ったチョイス(笑)

お茶が飲みたくて、「Green Tea」を買ったものの、砂糖が大量に入っているのか、かなりの甘さ。砂糖が多いのはアジア共通であることを忘れてました。。

この時点でお金は両替しておらず、日本円しか持っていなかったので、カードが使えるお店にしました。

空港内のジム

空港内にはジムのほか、プレステ3で遊べるスペースなどもあり、施設が充実しています。

ゲート毎のTransferスペースや、ちょっとしたリラックススペースにある座席には、USBコネクタや電源も備わっているほか、無料Wifiも簡単な手続きですぐ繋ぐことができます。

トイレも清潔、ショッピングも豊富なお店がそろっているし、数時間の乗継なんてあっという間でした。

航空チケットをかざすだけでゲートを案内してくれる

空港のいたるところに、フライト情報を検索できる機械が設置されています。

下のスペースに航空チケットのバーコードを通せば、画面にゲート情報と、現在地からゲートまでの行き方を表示してくれる、日本を越えた「おもてなし」には脱帽。

スリランカ一人旅(ひとり旅)旅行記:コロンボ国際空港で夜を明かす

いよいよスリランカ!コロンボ国際空港到着!

まずは大仏様にご参拝

コロンボ国際空港に到着すると、おおきな大仏様が。

小乗仏教の国で、敬虔な仏教徒が多いスリランカでは、街の大通りなどにもこのような大仏が置かれています。

夜でも分かるようにするためでしょうか。たいていの大仏様はイルミネーションで飾られています。

ドキドキ!入国審査

入国審査場へやってきました。

どの国でもそうですが、入国審査はいつもドキドキしてしまいます。

パスポートと念のため用意してきたETAの承認メールを手に持って、いざ審査!

・・・

・・・

しばし沈黙。。

・・・

「Do you have online VISA?」

と、質問されたので、すかさず印刷していた承認メールを渡しました。

・・・

・・・

ガチャッ!

とハンコを押す音が。

この音で、入国が認められたのも同然。ホッとしました。

印刷していたETAの承認メールの紙は返却されず、そのまま回収されたので、スリランカへの入国の際はETAをプリントアウトしたものを持って行ったほうが良さそうです。

ちなみに、入国審査の隣にはビザの申請ブースが設けられていて、ビザが必要なことを知らずに来た観光客は、そちらに回されて申請をしていました。

その場でもアライバルビザとして申請ができるようですが、事前に準備するに越したことはありません。

スリランカの入国カード

スリランカの入国の際には、入国カードに必要事項を記入して、入国審査で提出します。

単語が分からずに迷ったのが、「8.First port of embarkation」という項目。

これは、最初の出港地という意味なので、今回の場合は乗継地ではなく、最初の出国地、「Tokyo/Narita」となります。

 

入国審査を終え、荷物も無事引取り、いよいよここからスリランカの旅スタートです!
(なお、荷物を引取った後、出口前に手荷物も含めた荷物の検査機があるので、そこに荷物をすべて通してチェックを受けましょう。)

空港内で夜を明かす(1:00 am ~ 5:00 am)

荷物を取り、ゲートをくぐると両替所がずらり。写真右が荷物引取所。

午前1時前。。

入国審査を終え、荷物も無事引取り(荷物は、手荷物含め、ドアを抜ける前に再度検査機に通します。)、ドアを抜けると両替店がズラリ。

「Sir!Come!Come!」

と客引きもすごい。

客引きにすごすごと任せるのも嫌なので、敢えて客引きをしていない入り口から一番離れているお店で両替えしました。

レートはどの店もほぼ同じですが(笑)

ここでは40,000円を両替え。だいたい、53,000ルピーほどになりました。

 

両替後に、壁際の席に座ってお金を数えていると、隣に座っていた、オレンジの袈裟を着たおじさんに声をかけられました。(以下、会話は英語)

「どこからキタノ?」
「スリランカ、first time?」
「ワタシ、ニッポンイッタコトアルヨ!ン~、トーキョージャナクテ、beutiful seaノ・・・」

(私)「横浜?鎌倉?」

と聞くと、

「Oh~,yes! ヨコハマ!」

 

なんでも、韓国からのゲストの団体さんを迎えに空港に来たんだとか。

そう言って、1枚の名刺を渡されました。

「National Children's Educational & Benevolant Foundation」

教育関係かな・・

名刺を渡すと同時に、ゲストがゲートから出て来たらしく、その場でお別れ。

現地対応のSIMカードにはSIMフリーのスマホが必要

両替と合わせてもう1つ空港でしておきたかったこと。

それが現地SIMカードの購入。

アライバルの入り口では2店舗ほどありますが、「AirTel」という会社のブースに行って、使えるか聞いてみました。

2GBの枠で2,000ルピーほどだったと思います。

ゲストハウスではwifiを使えるし、10日程度の旅では十分の通信料です。

申し込もうと思い、携帯会社を聞かれたので「ドコモ」と答えると、スタッフが一瞬渋い顔に。

SIMロックがかかっていて、使えないことが多いのだとか。

つい先月にスマホを買い替えたばかりで、最近はSIMフリーになっていると思っていたのですが、SIMカードを指してみると、ロック解除に暗証番号を入力する画面が表示され、あえなく断念。

SIMフリーにするには一定の手続きと条件が必要なんですね。。

海外旅で、現地のSIMカードを使うことを考えている場合は、くれぐれも事前に携帯会社に確認してみてください。

空港内は安全!

その後、トイレで歯を磨き、午前5時ぐらいまで空港内の椅子で仮眠。

多少の緊張もあり、完全に眠ることはできなかったですが、空港内は朝まで到着便が続いているため人も多く、見回りの警備員もいて、とても安全な印象を受けました。

途中ウトウトしかけていると、突然、肩をポンポンと叩かれました。

ビクッとして後ろを振り向くと、警備員のおじさんが、「ポケットから財布が滑り落ちているよ」と地面を指さして教えてくれたのでした。

いや~、危うく空港で全財産を無くすところでした。。

これには反省しつつ、警備員の親切なおじさんに感謝!

 

次回はいよいよ最初の街、キャンディまでの移動方法と観光情報をご紹介します!

スリランカの旅に役立つ徹底ガイド

これまでご紹介してきたスリランカの一人旅情報一覧はこちら!ぜひ旅の参考にして下さい。

【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編②:キャンディへの行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編③:キャンディ仏歯寺とファイヤーダンス
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編④:ヌワラ・エリヤへの行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑤:ホートンプレインズ国立公園への行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑥:ヌワラ・エリヤ鉄道とダンブッラまでの行き方
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑦:アヌラーダプラへの行き方と観光プランの組み方
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑧:アヌラーダプラの観光情報(ムーンストーン他)
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑨:アヌラーダプラの観光情報(菩提樹、イスルムニヤ精舎)
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑩:ポロンナルワへの行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑪:ダンブッラのグルメ情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑫:シーギリヤ・ロックへの行き方と観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑬:ダンブッラ石窟寺院の観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑭:コロンボの観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑮:ゴールへの行き方と基本情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑯:ゴール旧市街地と新市街地の観光情報
【海外ひとり旅徹底ガイド】スリランカ編⑰:病院の選び方と診察の流れ

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